シリコンバッグとは?特徴や簡単時短料理ができちゃうレシピをご紹介!

ゆふまま

シリコンバッグとは洗って繰り返し使えて食材の保存から調理まで可能な保存袋のことで、便利なキッチンアイテムとして注目されています。

最近では様々な商品が販売されているので、興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。

「シリコンバッグを使ってみたいけど使い方がわからない!」
「どれを選べばいいのか迷っている!」

そんな方のために、この記事ではシリコンバッグの特徴・使い方・選び方・お手入れ方法、またシリコンバッグを使った料理もあわせてご紹介していきます!

この記事のポイント
  • シリコンバッグの特徴
  • シリコンバッグの便利な使い方
  • シリコンバッグの選び方
  • シリコンバッグのお手入れ方法
  • シリコンバッグを使った簡単時短料理のレシピ

シリコンバッグとは?

オレンジときゅうりが入っているシリコンバッグ

シリコンバッグとはその名の通りシリコン素材でできた保存袋で、テレビや雑誌などで取り上げられ話題となっているキッチンアイテムです。

まずはシリコンバッグの特徴やメリット、デメリットを見てみましょう!

シリコンバッグの特徴

シリコンバッグは耐冷・耐熱性に優れているため、食材の冷蔵や冷凍保存から湯煎や電子レンジ調理、オーブン調理まで行うことができます。

また、シリコンバッグは隙間なく口を閉じられるように設計されていて密閉性が高いので、液漏れがしにくくスープなどの液体を保存することが可能です。

使用しない時は、素材が柔らかいので折り畳んでコンパクトに収納することができます。

シリコンバッグのメリット

シリコンバッグの大きなメリットは、厚手で丈夫にできているので何度でも洗って繰り返し使うことができることです。

繰り返し使用できることで使い捨ての保存袋などのプラスチックごみを減らすことにも繋がるため、シリコンバッグは環境に優しい製品とも言えます。

また、シリコンバッグだけで料理の下味付けから冷蔵・冷凍保存、調理まで完結できるため、器を移し替えたりラップなどを使うことなく洗い物やゴミを最小限に抑えることができるのも魅力のひとつです。

シリコンバッグのメリット
  • 繰り返し洗える
  • シリコンバッグだけで料理の下味つけ~保存、調理まで完結できる

シリコンバッグのデメリット

シリコンバッグは素材の特性上、食品の匂いや色移りがしやすいことがデメリットです。

シリコンバッグの匂いや色移りが気になる場合は、下味付け用と保存用など用途によって使い分けるといいかもしれません。

もう一つのデメリットは、シリコンバッグは密閉性を高くするために口がしっかり閉まるような作りになっているので洗いにくいことです。

シリコンバッグ商品の中には食洗機に対応している商品もあるので、購入する際にチェックするといいですね!

シリコンバッグのデメリット
  • 食品の匂いや色が移りやすい
  • 洗いにくい

シリコンバッグの便利な使い方

オレンジが入っているシリコンバッグ

シリコンバッグの主な使い方は食品の冷蔵・冷凍保存ですが、その他にも解凍、調理アイテム、小物入れなど多種多様な使い方ができます。

ここからはシリコンバッグの特性を活かした便利な使い方3つをそれぞれご紹介します!

シリコンバッグの便利な使い方3つ
  1. 食品の冷蔵・冷凍保存や解凍に使う
  2. 食材の加熱調理に使う
  3. キャンプなどのアウトドアに使う

使い方①食品の冷蔵・冷凍保存や解凍に使う

前述の通り耐冷性に優れているシリコンバッグは、食品の冷蔵・冷凍保存にも使用できます。

密閉性が高いシリコンバッグは湿気を防ぎ、カビの繁殖を抑えて鮮度を保つことができるので、食材の保存に適しているのです。

使い方はとにかく簡単で、用途に合ったサイズにカットした食材や作り置きのおかずなどをそのままシリコンバッグに詰めて冷蔵・冷凍庫に入れるだけとなります。

解凍する際は、シリコンバッグに入れたまま自然解凍や電子レンジで解凍することができるので便利です!

使い方➁食材の加熱調理に使う

シリコンバッグは耐熱性にも優れているので、蒸し料理やオーブン料理などの加熱調理をすることができます。

蒸し料理を作る時は、野菜や肉をシリコンバッグに入れて湯煎するだけで簡単に蒸し野菜や蒸し鶏が完成し、オーブン料理の時は下味を付けて保存しておいた肉や魚をそのままオーブンに入れて調理できるので、食材の旨味を逃しません。

ただし、商品によって耐熱温度が異なるため、耐熱温度やオーブン対応かどうかを必ず確認しましょう!

使い方③キャンプなどのアウトドアに使う

シリコンバッグはアウトドアでも有効活用することができます。

シリコン素材は軽くて水に濡れても大丈夫なので、お出かけの際に子どものお菓子などを入れておくのに便利です。

またキャンプに行く際に、事前に調理しておいた食材をシリコンバッグに入れて冷凍し、キャンプ場についてから湯煎で調理すると、下拵えや洗い物などの手間がかかりません。

それ以外にもシリコンバッグは水辺でのキャンプや水遊びする時に、スマートフォンやお財布、車の鍵など濡らしたくない小物を保存するという使い方もできます!

シリコンバッグの選び方

冷蔵庫に入った、食材が入ったシリコンバッグ

これまでシリコンバッグの特徴や使い方についてお伝えしてきましたが、いざシリコンバッグを買おう!と思っても最近は様々な種類のシリコンバッグが販売されているので、どれを買ったら良いか悩んでしまいますよね。

ここからは自分の用途に合ったシリコンバッグを選び方を4つご紹介していきます!

シリコンバッグの選び方4つ
  1. 対応する調理方法で選ぶ
  2. 開閉方法で選ぶ
  3. カラーで選ぶ
  4. サイズや形状で選ぶ

シリコンバッグを含めた、 おすすめの保存容器30選を知りたい方はこちらもチェックしてみて下さい!

シリコンバッグの選び方①対応する調理方法で選ぶ

シリコンバッグの耐冷・耐熱温度は商品によって異なるので、電子レンジや湯煎、オーブンなど、自分が使用したい調理方法に対応しているかをチェックしましょう。

ほとんどの製品は電子レンジ調理や湯煎調理ができますが、オーブン調理や低温調理に対応しているとは限りません。

色々な調理方法に対応したシリコンバッグを選べば、料理のレパートリーがぐんと広がります。

シリコンバッグの選び方➁開閉方法で選ぶ

シリコンバッグのロック部分には、ジッパー式・スライドバー式・クリップ式の3種類の開閉方法があります。

高温で加熱する場合はプラスチックの部品がないジッパー式、液体などしっかり密閉して保存したい場合はスライドバー式、カットした野菜を手軽に保存したいならクリップ式など、用途や調理法に合ったタイプの物を選ぶといいでしょう。

【ジッパー式】
ジッパーが本体と一体化しているので指で口をつまむだけで手軽に開閉することができる上、開閉用パーツを紛失する心配がありません。
【スライドバー式】
付属するスライドバーによって開閉します。口を閉めるときに手間が掛かかりますが、密閉性が高く液漏れしにくいのがメリットです。
【クリップ式】
付属するクリップによって開閉します。ワンタッチで簡単に開閉できるので、手軽に使いたい方におすすめです。

シリコンバッグの選び方③カラーで選ぶ

シリコンバッグには透明なタイプと色が付いたタイプがあります。

透明なタイプは中身が見えるので食材の保存状態がわかりやすく、また色がないため冷蔵庫や冷凍庫をすっきり見せたい方におすすめです。

その一方、色が付いたタイプは野菜と肉、魚などを色で分けて保存することができます。

カレーやミートソースなどを保存する場合は濃いカラーを選ぶと色移りしても目立ちにくくなるので、色移りが気になる方におすすめできます。

シリコンバッグの選び方④サイズや形状で選ぶ

シリコンバッグには様々なサイズや形状があるので、入れるものに合わせて商品を選びましょう。

例えば、カレーやスープといった液体を保存する際は、スムーズに注ぎ入れることができるマチ付きで自立するシリコンバッグがおすすめです。

冷蔵庫で立てて保存できるので口から液漏れする心配を減らせます。

使いやすさを求めるなら口が大きく開く形状のシリコンバッグが最適で、こちらのタイプは食品の出し入れがスムーズに行える上、菜箸などでかき混ぜやすいので調理がはかどります。

シリコンバッグの正しいお手入れ方法

ドーナツが入ったシリコンバッグ

シリコンバッグは洗って繰り返し使えますが、誤ったお手入れ方法をすると衛生的に保つことができなかったり破れやすくなるなど、長く使えなくなることもあります。

シリコンバッグを長く使うための正しい洗い方や乾かし方を解説していきます!

シリコンバッグの洗い方

食洗機対応のシリコンバッグは、食洗機に口が開いた状態で逆さに立てて入れて、いつも通りにスイッチをオンにするだけでOKです。

手洗いする場合は、普段使っている食器用洗剤とスポンジを使ってお湯で優しく洗い、口部分に入り込んだ細かなカスや汚れはブラシで丁寧に取り除きましょう。

シリコンバッグを衛生的に保つためには隅々までしっかり汚れを落とすことが大切です。

シリコンバッグを洗う時の注意点!

裏返して洗うのは接着部分の強度が低下し、最終的に裂けてしまう可能性があるのでNG!

シリコンバッグの乾かし方

シリコンバックを乾かす時に大切なのは、カビが生えないように口を開けた状態で逆さにしてしっかり乾燥させることです。

口の部分は乾きにくいので、清潔な布巾等で水滴を拭き取るのをわすれないようにしましょう。

洗う時と同様に、シリコンバッグを裏返さないように注意してください!

シリコンバッグを使った簡単時短料理レシピ

シリコンバッグが被せられた青りんごとサンドイッチ

シリコンバッグは温める・蒸す・潰すなどの様々な調理方法に対応しているので、工夫次第で料理のレパートリーが広がること間違いなしです。

ここではシリコンバッグを使った簡単時短料理のレシピをご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

簡単時短料理レシピ①レンジでオムレツ

具材をシリコンバッグに入れてレンチンするだけでできるオムレツのレシピです。

オムレツの具に冷凍ミックスベジタブルやチーズを使うことで、洗い物がシリコンバッグだけですみます。

簡単時短料理レシピ①レンチンオムレツ(シリコン保存袋使用)
【材料】
卵:3個
塩コショウ:少々
コンソメ:小さじ1杯(お好みで)
好きな具材:ミックスベジタブル、チーズなど適量
牛乳:大さじ1杯(お好みで)

手順①
シリコンバッグに材料を全て入れてかき混ぜる
手順②
電子レンジ600Wで約1分~2分程度温める
手順③
固まらなかったら一度取り出し、またかき混ぜてからさらに温めて完成

参考:クックパッド「レンチンオムレツ(シリコン保存袋使用)」

簡単時短料理レシピ➁レンジでサラダチキン

シリコンバッグを使って作るヘルシーなサラダチキンのレシピです。

時間がある時に下味をつけて冷凍しておくと、食べたい時に電子レンジで解凍から調理までできるので、忙しい時に時短できておすすめです。

保存袋「スタッシャー」で作るサラダチキン
【材料】
鶏むね肉:300g
ハーブソルト:大さじ1杯
砂糖:大さじ1杯
酒:大さじ1杯

手順①
鶏むね肉の皮を取り除き、観音開きに2等分する
手順②
フォークで鶏むね肉の両面全体に穴を開ける
手順③
ハーブソルトと砂糖を鶏むね肉に手で揉みこむ
手順④
シリコンバッグに鶏むね肉と酒を入れて揉みこむ
手順⑤
電子レンジ500Wで約5分30秒ほど加熱し、粗熱をとったら完成

参考:クックパッド「保存袋「スタッシャー」で作るサラダチキン」

簡単時短料理レシピ③手もみでスムージー

ミキサーがなくてもできるシリコンバッグを使ったスムージーです。

お好みの具材をシリコンバッグに入れて手もみで5分で完成する超時短レシピで、ご紹介するレシピでは桃を使っています。

ミキサー不要!簡単ももヨーグルスムージー
【材料】
桃:1個
ヨーグルト:大さじ2杯
砂糖:大さじ1杯
牛乳:100CC
氷:2個

手順①
桃の皮を剥いてから半分に切って種をとり、一口大に切り分ける
手順②
シリコンバッグに桃とヨーグルトと砂糖を入れて揉みこむ
手順③
シリコンバッグをまな板に擦り付けて、中身をすり潰す
手順④
ビンなどの容器に中身を移し替え、氷を入れたら完成

参考:クックパッド「ミキサー不要!簡単ももヨーグルスムージー」

シリコンバッグの特徴や時短レシピ|まとめ

シリコンバッグの特徴や使い方、選び方、お手入れ方法、簡単時短料理のレシピについてご紹介しました。

シリコンバッグは耐冷・耐熱に優れており、食材の冷蔵・冷凍保存から湯煎やオーブン調理までできる万能なキッチンアイテムなので、上手く活用すると忙しい主婦の強い味方になること間違いなしです!

また、シリコンバッグは洗って繰り返し使うことができるので経済的で環境にも優しいのも嬉しいですね。

様々なシーンで活用できるシリコンバッグをこの機会に是非試してみてはいかがでしょうか。

執筆者
ゆふまま
ゆふまま
ゆふまま
主婦

5歳差の兄妹育児に奮闘中のママライターです。
忙しい毎日の中で、時短や節約を意識した料理に楽しくチャレンジしています。
料理のことや、大好きなスイーツやお酒の情報を皆様に発信していけたらと思っています。

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