お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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離乳食は水分量が多く傷みやすいので、常温や冷蔵での保存はオススメできません。
1回の量が少なく、下ごしらえにも手間がかかるので数種類を毎回作るのは大変ですよね。
離乳食は多めに作って冷凍しておくと、使いたい時に必要な分だけ使えますよ。
大人の食材は1ヶ月程冷凍しておくことができますが、離乳食の保存期間はどのくらいなのでしょうか。
そこでこの記事では、離乳食の冷凍保存期間はどれくらいなのか、保存のポイントやおすすめ食材、主な食材の冷凍保存方法をご紹介します。
もくじ
離乳食は冷凍保存できますが、保存期間は約1週間を目安にしましょう。
水分の少ない食材は乾燥したり酸化しやすいので、長期保存すると食感が変わりやすくなります。
特に霜が付いているのは、水分が昇華して乾燥している状態のサインなので注意が必要です。
一方、液体状のスープや食材が水分で覆われているような状態のものは、水分が膜の役割をしてくれるので乾燥しにくく、保存期間も少し長めです。
一般的な目安としては、水分の少ないものは1〜2週間、水分で覆われているものは2週間〜1ヶ月程冷凍保存することができます。
しかし基本的には離乳食は約1週間を目安にし、長期間保存したものや霜が付いたものは、大人の料理に使うようにする方が安心です。
保存するときには、食材名に合わせて日付をメモしておくと期間が分かりやすいですよ。
大人の食材の冷凍保存期間は約2週間〜1ヶ月くらいのものが多いのに比べ、離乳食はそれよりも短い期間を目安にしています。
これは、赤ちゃんはまだ身体が未発達で抵抗力が弱いので、長期間保存により傷んだ食材を食べると体調を崩してしまうことがあるためです。
大人が食べても大丈夫だったからといって、赤ちゃんも大丈夫とは限りません。
衛生面に注意して、安心安全に食べられるよう早めに使い切るようにしましょう。
離乳食をより安全で使いやすく冷凍保存するためのポイントをまとめました。
1つずつ詳しくご紹介します。
冷凍する食材は新鮮なものを購入して、できるだけ早めに下ごしらえをして冷凍しておきましょう。
冷凍は食材の劣化を防ぐことができますが、傷んだり劣化したものを冷凍してしまうとその状態で保存されてしまうので、特に抵抗力の弱い赤ちゃんに与えるのは不向きです。
また新鮮な食材でないと衛生面はもちろんのこと、味や風味、食感が変化してしまい美味しく食べられない可能性があるので注意が必要です。
離乳食を冷凍するときに小分けにしておくと、使いたい時に必要な分だけ取り出せて便利です。
小分けに使えるものは以下のようなものがあります。
冷凍保存容器や分ける際の器具などは、清潔なものを使用してくださいね。
離乳食用の保存容器を使用すると、目安量が分かるようになっているので月齢に合わせて個数で量を調節できます。
煮沸消毒ができるものや、シリコン製で柔軟性があり取り出しやすいものもありますので上手に活用してみてくださいね。
離乳食用容器がないときは製氷皿を使うと、少量サイズの使いやすいブロック状で冷凍できますよ。
冷凍焼けや霜が付くのを防ぐために、蓋がついているものを利用するのがオススメです。
食材が凍ったら容器から取り出して、霜などがつかないようフリーザーバッグに入れて密封しておきましょう。
蓋付きタッパーなどはサイズも多く、繰り返し使えて便利です。
清潔に保つため煮沸消毒が可能かどうかを確認しておく方が安心です。
おかずカップを使うと、冷凍後取り出しやすく使い捨てだと衛生的です。
シリコン製のものは繰り返し使えるので便利ですが、衛生面に注意しましょう。
フリーザーバッグやサランラップに包む場合は、食材を薄く平らにすることで素早く冷凍できます。
ペースト状の離乳食は袋の上から菜箸などを使って筋を付けておくと、調理する時に必要な分だけ折って取り出せるので使いやすいですよ。
食材を冷凍するときは、熱いままだと冷凍庫の温度が上がってしまい他の食材も傷んでしまうので、よく冷ましてから冷凍するようにしましょう。
風味をなるべく損なわないように急速冷凍するのがオススメですが、急速冷凍機能が無ければあらかじめ冷えている金属トレーにのせると早く冷凍できます。
食材を冷ますときも、長い時間常温で冷ましているとその間にも食材が劣化してしまうので、特に夏場は注意して早めに冷まして冷凍しましょう。
食材を冷凍するときは、雑菌が繁殖したり傷まないように蓋やジップをしっかりしめ、空気をできるだけ抜いて冷凍保存しましょう。
空気に触れると乾燥や冷凍焼けで食材の風味が落ちたり劣化してしまい、結果として保存期間が短くなってしまうので注意が必要です。
離乳食として冷凍に向いている食材と向いていない食材があります。
食材の特性や水分量によって変わってきますので、冷凍する際の参考にしてくださいね。
ご飯などの炭水化物、野菜や果物、肉や魚、だしスープなどは冷凍できます。
冷凍しても食感や風味が変わりにくいので、解凍後もそのまま料理に使えますよ。
種類 | 離乳食として冷凍できる食材 |
---|---|
炭水化物 | おかゆ、ごはん、食パン、うどん |
野菜 | にんじん、かぼちゃ、さつまいも、たまねぎ、大根、かぶ、小松菜、ほうれん草、白菜 |
果物 | りんご、バナナ |
タンパク質 | 魚、鶏ささみ、しらす、納豆 |
味付け素材 | だし、野菜スープ、トマトソース、ホワイトソース |
炭水化物類は冷凍しても食感や風味が変わりにくいので、冷凍に向いています。
ご飯は2〜3℃(冷蔵庫の温度)くらいでデンプンが老化して固くなるので、炊きたてをすぐにラップして水分を閉じ込めてから粗熱をとり、冷凍するのがオススメですよ。
水分量が少なめの野菜は、冷凍しても食感が変わりにくいですが、未加熱の状態で冷凍すると食感が悪くなるので加熱調理してから冷凍しましょう。
月齢に合わせた状態に下ごしらえしてから冷凍したり、食材を冷凍した状態ですりおろしたりして使えます。
小松菜やほうれん草に含まれるビタミンCは、冷凍しても壊れにくい性質を持っています。
ゆでた野菜などを冷凍するときは、だし汁や野菜スープを少し入れて一緒に冷凍すると乾燥を防ぐことができますよ。
離乳食は基本的に果物も加熱してから冷凍しましょう。
果物は加熱してやわらかくすればペースト状にしやすいので、小分け冷凍に向いています。
魚や肉類も冷凍できますが、タンパク質類は水分が少ないので乾燥してパサパサにならないように気をつけましょう。
特にささみは火を通すと固くなりやすいので、しっかりと繊維を断つように切っておくことで食べやすくなります。
また、冷凍した状態ですりおろすと細かい状態になるので、スープやおかゆなどに入れてそのまま調理して使えますよ。
しらすなど魚の加工品は、下茹でして塩抜きしましょう。
納豆は、冷凍前に調理することも解凍してから調理することもできます。
だし汁などの味付けに使うものも小分け保存しておくと、料理するときに冷凍のまま入れるだけなので味付けが楽になりますよ。
水分や繊維の多い食材、冷凍すると分離したり食感が悪くなる食材は冷凍に向いていません。
しかしそのままだと冷凍できない食材も、調理してからだと冷凍できるものもあります。
種類 | 離乳食として冷凍できない食材 |
---|---|
水分の多い食材 | 豆腐、レタス、きゅうり |
繊維の多い食材 | たけのこ、セロリ |
その他 | 卵、ヨーグルト |
下ごしらえすれば冷凍できる食材 | じゃがいも、牛乳、卵の黄身 |
参考:ママテナ LION
水分が多い豆腐は、冷凍すると水分が抜けてパサパサになり食感が変わってしまうためオススメできません。
赤ちゃんによっては食感が変わると食べないこともあるので、注意しましょう。
レタスやきゅうりなどの生野菜も水分が多く、冷凍して解凍するとドロドロになったり、野菜の組織が崩れて栄養が損なわれてしまいます。
繊維が多いものは、冷凍すると食感が悪くなるので冷凍保存に向いていません。
解凍した時に、内部に空洞ができて筋っぽさが増し、スカスカになってしまいます。
卵の白身は冷凍すると食感が悪くなるのでオススメできませんが、卵の黄身の部分は裏ごしして冷凍することができます。
玉子焼きなども、冷凍することで固くなってしまうので離乳食としてはオススメできません。
ヨーグルトは冷凍すると分離してしまうので、冷凍保存に向いていません。
牛乳は冷凍すると分離してしまうのでそのままでは冷凍保存に向いていませんが、ホワイトソースなど調理した状態にすることで美味しさを保てますよ。
じゃがいもはそのまま冷凍すると食感や風味が変わってしまうので、冷凍するときは茹でたじゃがいもをすりつぶしてペースト状にしましょう。
食材の種類別に、冷凍保存の方法やポイントをご紹介します。
離乳食によく使う食材ですので、それぞれ月齢に合わせた状態で保存してくださいね。
月齢に合わせて炊いたおかゆを冷まして、小分け容器や製氷皿で冷凍します。
凍ったらフリーザーバッグに入れ替え、しっかりと密封して冷凍しましょう。
再加熱するときに水分が飛ぶので、少し緩めに作っておくのがオススメですよ。
固くなってしまった場合は再加熱の際に少し水を足すことで、やわらかく調整することもできます。
茹でたうどんを月齢に合わせた長さに短く切って、小分け容器や製氷皿にいれて冷凍します。
凍ったらフリーザーバッグに入れ替えて、しっかりと密封して冷凍しましょう。
うどんや素麺などは下茹でし、塩抜きしてから冷凍すると便利ですよ。
耳を切り落とした白い部分を、使いやすい大きさに切ってラップに包み、フリーザーバッグに入れて空気を抜いてしっかり閉めます。
離乳食初期でパンがゆにする時は、凍ったまますりおろして簡単に加熱調理できますよ。
野菜や果物は茹でたものを、月齢に合うようにペースト状や小さく切った状態で冷凍しましょう。
葉物は棒状にして冷凍しておくと、食べる時にすりおろして使うこともできますよ。
大人は果物のリンゴなどもそのまま食べることができますが、離乳食初期ではすりおろしを加熱してから冷凍しましょう。
離乳食を解凍するときに注意しておきたいポイントをまとめました。
解凍する時にも、雑菌の繁殖や食材が劣化しないよう衛生面に気を付けることが重要です。
冷凍保存した離乳食を解凍するときは必ず凍ったままレンジや火にかけて再加熱してください。
自然解凍は解凍中に雑菌が繁殖したり食材の劣化の原因になるので、加熱で滅菌しないと抵抗力の弱い赤ちゃんには危険です。
離乳食で食材を生のまま冷凍することはないと思いますが、生の場合はさらに危険なのでやめましょう。
レンジで解凍する場合は、一度軽くあたためて半解凍状態にしたものを混ぜ、その後にしっかりと加熱すると均一に熱が通ります。
食材がパサパサしてしまう時は、少し水を足して加熱すると良いですよ。
解凍した食材が余ってしまったら残りを冷凍したくなりますが、雑菌が繁殖して劣化したり風味が損なわれるので、再冷凍はしないようにしましょう。
再冷凍は、離乳食に限らず大人の食材でもおすすめできません。
離乳食の冷凍保存期間、保存のポイントやおすすめの食材をご紹介しました。
赤ちゃんの身体は未発達で抵抗力も弱いので、離乳食の冷凍保存期間は大人より短く約1週間です。
冷凍するときは新鮮な食材を使用し、冷凍容器や製氷皿、フリーザーバッグなどを活用して小分け冷凍してくださいね。
冷凍する時はよく冷ましてから、空気に触れないように注意し衛生面に気を付けて冷凍保存しましょう。
冷凍に向いている・向いていない食材に注意しながら、使う時はしっかりと加熱解凍してください。
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