そうめんはダイエット向きの食材?気になるカロリーや痩せる食べ方をご紹介!

writer

食欲がない時でもつるっと簡単に食べることができるそうめんは、シンプルにつけ汁に付けて食べる方法はもちろん、サラダやチャンプルなどのアレンジ料理でも楽しまれています。

一人前のカロリーが低そうにも感じられるそうめんは、「そうめんダイエットに成功した」という声がある一方、「そうめんは太る」との声も聞かれるなど、様々な情報が存在しています。

実際、そうめんはダイエットに向いている食品なのでしょうか?

この記事では、そうめんがダイエット向きと言われている一方、太ると言われる理由について解説していきます!

そうめんを食べる機会が多い夏にも活用できるそうめんの食べ方もご紹介していきますので、ぜひ最後までご一読ください!

この記事のポイント
  • そうめんが太りやすいと言われる理由は何点かある
  • そうめんには、ダイエット向きの食材と言われる理由も何点かある
  • そうめんで痩せるためのコツや食べ方を実行することで、ダイエット食材にもなり得る

そうめんはダイエット向き?

テーブル上のそうめん

そうめんは茹でるだけで簡単に食べることができるので、ダイエット中でも活用出来たら嬉しいですよね。

しかし残念ながら、そうめんは痩せやすい食材とは言えません。

一人前のカロリーや糖質量などの観点で見ると、見かけよりも太る可能性のある食材です。

ただし、食べ方を工夫すれば、ダイエットにも活用できます。

そうめんが太ると言われている理由、どうすればダイエットに活用できるかを見ていきましょう。

そうめんは太ると言われる理由は?ゆでる前後でカロリーは違う?

そうめんの乾麺

そうめんは、茹でる前後でカロリーや糖質量が異なります。

以下では、そうめんのカロリーや糖質量などの実際の数値から、太ると言われている原因を見ていきましょう。

そうめんは太ると言われる理由
  • 一人前のカロリーが高いから
  • GI値が高いから
  • 成分のほとんどが糖質だから

一人前のカロリーが高いから

以下は1人前のそうめん(100g)の茹でる前・茹でた後それぞれのカロリーと糖質量です。

カロリー(100gあたり) 糖質量(100gあたり)
茹でる前のそうめん 333kcal 70.2g
茹でた後のそうめん 114kcal 25.6g

茹でる前のそうめん(乾麺)のカロリーが高いのは、水分が含まれていないためです。

また、そうめん以外の主食も含めたカロリーや糖質は以下となっています。

カロリー(100gあたり) 糖質量(100gあたり)
そうめん 114kca 25.6g
そば 130kcal 23.1g
うどん 105kcal 20.8g
スパゲッティ 149kca 26.9g
ごはん 168kca 36.8g

100gあたりのカロリーを他の主食のカロリーと比較した際、そうめんのカロリーはうどんよりも高く、蕎麦やごはんよりは低いということが分かります。

つまり、数ある主食の中において、一人前を食べた際、そうめんのカロリーは群を抜いて低いとは言えないといっていいでしょう。

GI値が高いから

GI値は、食品が血糖値を上昇させる速度を数値化したもので、食品の糖質の吸収度合いを示す指標です。

GI値は低いほど血糖値が上がりにくく、脂肪になりにくい食品であると言われています。

以下は、そうめん・うどん・ごはんそれぞれのGI値を比較したものです。

GI値
そうめん 80
うどん 85
ごはん 75

70以上の食品が高GIに該当し、脂肪になりやすい食品であるため、そうめんは高GIに該当することが分かります。

GI値の目安
  • 70以上:高GI食品
  • 56~69:中GI食品
  • 55以下:低GI食品
  • 成分のほとんどが糖質だから

    下記は乾麺の状態のそうめんの成分表です。

    糖質 タンパク質 脂質 食物繊維
    そうめん 70.2g 9.5g 1.1g 2.5g

    一人前に当たるそうめん100gの糖質は、乾麺の状態で70.2gです。

    茹でた後のそうめんは水分が含まれるため糖質が少なくなりますが、成分の面で考えると糖質がほとんどであることが伺えます。

    糖質は摂りすぎてしまうとエネルギーとして使いきれず、余った分が中性脂肪となって蓄えられるため、太る原因にもなり得ます。

    そうめんがダイエット向きと言われる理由は?

    テーブルのそうめん

    ここまでに見てきた成分でそうめんが太りやすい食品であることがわかりましたが、一方、ダイエット向きであるという声も見られます。

    そこで続いては、そうめんがダイエット向きと言われることの理由を見ていきましょう。

    そうめんがダイエット向きと言われる理由
    • ごはんと比べるとカロリーが低い
    • 食物繊維やタンパク質が多い
    • ビタミンB群が含まれる

    ごはんと比べるとカロリーが低い

    そうめんは、主食の中では特別カロリーが低いわけではありません。

    しかし、日本人の多くが頻繁に食べているごはんと比較した際には、茹でた後のそうめん100gあたりのカロリーや糖質が、そうめんの方が低いことも分かりました。

    そのため、ごはんと同じグラム数で置き換えを行った場合には太りにくく、ダイエットに有効であると期待出来るでしょう。

    カロリー(100gあたり) 糖質量(100gあたり)
    そうめん 114kca 25.6g
    ごはん 168kca 36.8g

    食物繊維やタンパク質が多い

    そうめんの成分のほとんどが糖質であることを解説しましたが、他の主食と比較すると、食物繊維やタンパク質の含有量は多いとされています。

    • 便秘改善効果が期待できる食物繊維はご飯1膳分の約2倍
    • 筋肉量増やしたり代謝を上げる効果が期待できるタンパク質はうどんの2倍

    実際に、上記のように成分が含まれていることから、ダイエットにも効果的であると言えるでしょう。

    ビタミンB群が含まれる

    また、そうめんにはビタミンやミネラルといった成分も含まれています。

    特にビタミンB群は三大栄養素の分解や、エネルギー不足による疲労を防ぐ効果があるなど、ダイエットには有効な成分であると言えます。

    むくみの原因となる塩分が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、冷たいそうめんの場合、お湯の中に塩分が出るのであまり心配しなくて良いでしょう。

    そうめんで痩せるためのコツは?

    サラダそうめん

    では、そうめんを食べながら痩せるためには、どのような点を意識すればいいのでしょうか。

    以下では3つのコツをご紹介していきます。

    そうめんで痩せるためのコツ
    • 食べ過ぎに注意する
    • 他の食材と組み合わせる
    • 温めたそうめんも食べる

    食べ過ぎに注意する

    当たり前ですが、どんな食品でも食べすぎは太る原因となります。

    特にGI値が高いそうめんは、一気に摂取することを避けたい食品でもあります。

    そうめんを食べる場合、一人前の量は100g(乾燥状態で2束程度)までにするようにしましょう。

    他の食材と組み合わせる

    そうめんはカロリーや糖質量が比較的高いため、納豆や野菜など、できる限りヘルシーな食材をトッピングして食べるようにしましょう。

    また、肉類や卵などといったタンパク質と合わせるのもおすすめです。

    そうめんだけでお腹を満たそうとすると栄養バランスが偏ることに加え、一人前の量も増えるため、太る原因に繋がりかねません。

    夏に向けてそうめんを食べる場合には、他の具を入れて栄養補給をすることで、夏バテ対策の効果も期待できます。

    温めたそうめんも食べる

    冷たい状態で食べるイメージが強いそうめんですが、温めて食べるのもオススメです。

    冷たいそうめんばかり食べてしまうと、体が冷えて代謝が下がってしまう懸念があります。

    代謝の低下はダイエットにも天敵であり、太る原因となりますので、食べやすいからといって冷たい状態でばかり食べないようにしましょう。

    【夏バテ予防も!】そうめんのおすすめの食べ方をご紹介!

    ガラスの器に盛られたそうめんとめんつゆと薬味

    そうめんを食べて痩せるためのコツをご紹介しましたが、本項目では具体的なおすすめの食べ方をご紹介していきます。

    そうめんを食べる際にも飽きない工夫をすることで、ダイエットを継続させることに繋がるだけでなく、さまざまな栄養素をとれば夏バテ予防効果も期待できます。

    痩せたいという方や、夏バテ予防を目指す方にもピッタリのメニューとなっていますので、是非参考にしてみて下さい。

    そうめんのおすすめの食べ方
    • たくさんの薬味と食べる
    • チキンやツナなどタンパク質と食べる
    • キムチなどピリ辛食材と食べる

    たくさんの薬味と食べる

    そうめんを食べる際には、薬味をプラスして食べるのがおすすめです。

    ダイエット効果が期待できる薬味としては、以下が挙げられます。

    • しょうが:胃酸の分泌の促進、食物を消化・収集する手助けをする効果、脂肪燃焼効果
    • ねぎ:糖質を代謝に必要なビタミンB1の吸収率を高める効果
    • オクラ:体の粘膜を保護し糖質の吸収を抑える効果、便秘改善効果
    • 鰹節:新陳代謝を活発にする効果
    • 大根おろし:糖質の消化・分解を手助けする効果

    上記はそれぞれにダイエットに効果的な効能があることに加え、味のアクセントとしても活躍しますので、ぜひご活用下さい。

    チキンやツナなどタンパク質と食べる

    筋肉増進効果が期待できるタンパク質をトッピングとして一緒に食べるのも良いでしょう。

    鶏のささみやツナ、ゆで卵や錦糸卵などもおすすめです。

    そうめんとの相性が良く、栄養補給もできますので、活用してみましょう。

    キムチなどピリ辛食材と食べる

    辛い物が苦手でなければ、キムチなどのピリ辛食材を加えるのもおすすめの食べ方です。

    キムチは乳酸菌や食物繊維が豊富で、便秘解消効果が期待できるなど、ダイエットにも有効な食材です。

    麻婆豆腐風などのあたたかい麺との組み合わせもおすすめですので、ぜひ試してみて下さい。

    そうめんはダイエット向きの食材?気になるカロリーや痩せる食べ方をご紹介!

    この記事のポイント
    • そうめんが太りやすいと言われる理由は何点かある
    • そうめんには、ダイエット向きの食材と言われる理由も何点かある
    • そうめんで痩せるためのコツや食べ方を実行することで、ダイエット食材にもなり得る

    そうめんは茹でるだけで簡単に食べることができ、他の食材との組み合わせも楽しむことができるためとても便利な食品ですよね。

    食べ方によっては太りやすい一方、ポイントやコツを抑えれば、ダイエット食材にもなり得ることが分かりました。

    本記事でご紹介したおすすめの食べ方などを試すことで、そうめんを上手く食卓に取り入れてみて下さい。

    主食

    冷凍食品・冷凍保存

    このサイトはプロモーションを含んでいます。

    記事URLをコピーしました