お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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菓子パンは食事代わりとして食べたり、おやつや小腹がすいた時の間食などにもちょうどいい、あると助かる主婦の味方ですよね。
そんな菓子パンはあまり日持ちがしないのが悩みのタネ。
夏場や梅雨時は特に傷むのが心配で冷蔵庫に入れたくなります。
菓子パンは冷蔵庫に入れると日持ちするのでしょうか?
そこでこの記事では、菓子パンをより長くおいしく食べるため、賞味期限を目安にした保存方法の使い分けや保存したパンをおいしい状態に戻すコツなどを解説します!
もくじ
菓子パンを冷蔵庫で保存すると、常温で保存した時と比べて長く保存ができます。
ですが、冷蔵保存は菓子パンが傷むことは避けられますが、おいしさを保つことはできません。
そもそも菓子パンは冷蔵保存に向いてないからです。
冷蔵庫内は乾燥しているため、パンの水分が奪われパサついたり、他の食品の匂いが移ってしまいおいしさを損なってしまう可能性があります。
そのため、菓子パンを冷蔵庫で保存する場合は、暑い日など、傷むのを避ける目的で一時的に冷蔵庫に入れる程度にしておくのがいいでしょう。
賞味期限と消費期限、食品にどちらが記載されているかで意味合いが変わってきます。
賞味期限は、「美味しく食べられる」期限、消費期限は、「安全に食べられる期限」です。
賞味期限は、消費期限と違って、その期限を過ぎると食べられないという意味ではなく、食べることはできるけれども、美味しい状態ではないという意味なのです。
スーパーやコンビニで売っている袋詰めされた菓子パンの賞味期限は、製造日から3~5日が目安となります。
パン屋などで販売されている自家製の菓子パンは保存料などの添加物が入っていないため日持ちしません。
そのため、消費期限は1~2日が一般的です。
菓子パンをおいしく保存する方法には、常温保存と冷凍保存の2つがあります。
パンを日持ちさせるには冷凍保存が一番です。
パンのやわらかさと関係のあるでんぷんは、冷蔵の温度帯だと劣化してしまうのですが、さらに温度が下がり0℃以下になると劣化の速度がゆるやかになります。
つまり、冷凍庫で急速に冷やせばでんぷんの劣化を防ぎおいしいパンのまま保存することができるのです。
とはいえ、菓子パンをなんでも冷凍保存すればいいというわけではなく、菓子パンをおいしく保存するためには、日持ちさせたい期間によって保存方法を変えることが大切です。
賞味期限(消費期限)内に食べ切れる場合は常温保存がおすすめです。
パンの風味を損なわない保存方法は常温が一番です。
一度開封したものは期限に限らず早めに食べるようにし、乾燥して固くならないようしっかりと封をしましょう。
パン専用の保存容器・ブレッドケースを使用するのもおすすめです。
パンのおいしさを保つ作りになっており、パンを乾燥や湿気から守ってくれます。
賞味期限(消費期限)に食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍すると2週間ほど風味や食感を損ねることなく保存することができます。
冷凍保存する時のポイントは、冷凍焼けや乾燥、におい移りがしないよう、できるだけ空気に触れないようにすることです。
菓子パンをひとつずつアルミホイルかラップでぴっちり包み、さらにジッパー付きの保存袋に入れると、菓子パンのおいしさを保つことができます。
ですが、冷凍保存したからといって半年でも何年でも美味しく保存できるわけではありません。
美味しく食べるために、冷凍保存したパンでもできるだけ早めに食べるようにしましょう。
菓子パンを常温保存する際に注意する点が2つあります。
それは保存する際に湿度に気を付けることと、菓子パンに使われている具材によっては早めに食べるよう気を付ける必要があることです。
常温保存は、パンの風味を損なわずおいしく食べる一番の方法ですが、一番パンが傷みやすいのも常温保存なので注意が必要です。
菓子パンを常温保存する場合、カビが生えないよう湿度の高い場所は避けましょう。
常温でパンを保存しているとパンにカビが生えてしまうことがあります。
パンにカビが生えたら、見える部分のカビを取り除いても周囲にカビ毒が残っている可能性があるため食べてはいけません。
アレルギーや食中毒を起こしてしまわないよう十分気を付けましょう。
油分の多い生クリームや生のフルーツが使われている菓子パンは冷凍保存できません。
解凍する時に水分が分離することで、パンがべちゃべちゃになったり食感が変わったりするからです。
常温保存であっても時間の経過とともに水分が出ておいしさが損なわれてしまう可能性がありますので注意が必要です。
また、水分の多いパンを常温で保存すると雑菌が繁殖しやすいため、できるだけ早く食べるようにしましょう。
菓子パンを冷凍保存する際に注意する点が2つあります。
それは保存する期間に気を付けることと、冷凍することで味や食感が悪くなってしまうパンは冷凍保存を避けることです。
菓子パンは味が落ちやすいので、保存期間は1ヵ月までにとどめましょう。
冷凍保存の最大のメリットは、パンの中の水分が蒸発するのを抑制して乾燥を防いでくれること、庫内がドアでシャットアウトされるためパンが酸素に触れ酸化し食味が落ちることを抑制してくれることです。
ですが、業務用の冷凍庫と違って家庭用の冷凍庫は、ドアの開け閉めにより庫内の温度が一定ではなく、冷凍した場合でも劣化や酸化は起こります。
なるべく早く食べることがおいしく食べる秘訣ですので、冷凍しても2週間以内に食べきるようにしましょう。
また、一度解凍したパンを再冷凍すると、品質が大きく低下してしまうので再冷凍するのはやめましょう。
菓子パンの多くが冷凍可能ですが、菓子パン全てが冷凍に適している訳ではありません。
冷凍に向いていない菓子パンも一部あります。
油分の多い生クリームは、解凍した時に成分が分離してしまい冷凍に不向きです。
また生のフルーツが使われている菓子パンは解凍した時に水分が出て水っぽくなってしまうため冷凍保存は避けましょう。
冷凍保存に向いていない菓子パンは、常温保存し期限内に食べ切ることがおいしく食べるポイントです。
冷凍保存した菓子パンをどう解凍するかによってもおいしさが変わってきます。
冷凍したパンをおいしく食べるための解凍方法は3つあります。
自然解凍する、オーブントースターで解凍する、電子レンジで解凍するかのいずれかです。
適切な解凍方法で冷凍保存したパンをおいしく食べましょう。
冷凍したパンを一番おいしく食べることができる方法が自然解凍です。
パンがゆっくりと解凍されることで、全体をムラなく冷凍する前の状態に戻すため、風味や食感、味が損なわれにくいという利点があります。
ラップに包んだ状態で2~3時間常温で自然解凍すると、おいしさを保ったまま解凍できます。
自然解凍する際、高温多湿の場所に置いて解凍しないよう注意しましょう。
夏場などは、常温ではなく前日の夜に冷蔵庫に移し、一晩かけて解凍するのがおすすめです。
時間がない時はオーブントースターで解凍すると、手間がかからず楽に解凍することができます。
冷凍したままの菓子パンをそのままトースターに入れ、いつもより少し長めに設定すればOKです。
ですが、トースターでの解凍は加減が難しく、やりすぎると焦げてしまったり固くなってしまうこともありますので、様子を見ながら温めるのがポイントです。
また、見た目は焼き上がっていても中がまだ凍っていることもありますので、ラップに包んだ菓子パンを20~30秒電子レンジで温め、その後オーブントースターで温めるという方法も有効です。
時間がない時や、すぐにパンを解凍したい時は、電子レンジで解凍するのもありです。
ラップ、又は袋に入れた状態で、電子レンジで20秒~1分ほど温めます。
まずは30秒加熱し、様子を見ながら10秒ずつ追加して加熱していきます。
1分経ってもパンが冷たいようでしたら、電子レンジからトースターでの解凍に切り替えます。
そのままレンジで長く加熱を続けるより、トースターで加熱をした方がおいしく仕上がります。
熱々になるまでレンジで加熱してしまうと、パンの水分が飛んでおいしさが損なわれてしまうのです。
電子レンジでの解凍は、解凍ムラが発生したり、余分な水分を含んだりするリスクもありますので、時間がある時は常温での自然解凍をおすすめします。
菓子パンを冷凍庫で保存すると、常温で保存するより日持ちはするものの、パンが固くなりおいしさが損なわれてしまいます。
菓子パンは、期限内に食べられるのであれば、常温保存が一番おいしさを保てます。
ですが、期限内に食べきれないのであれば冷凍するのが一番おいしさを損なわずに保存できる方法となります。
適切な保存のやり方や保存方法の使い分け、美味しく食べる解凍方法などを紹介しました。
菓子パンは種類も豊富で、腹持ちも良く、常備できれば大変便利な食品です。
正しく保存し、今まで以上に上手に利用しましょう。
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