お中元にビールはいらない？もらった時の対処法やおすすめビールも紹介

お中元でもらうことの多いビールですが、実際にもらったことのある方、また送ったことのある方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、お中元にビールはいらない、もらっても困る…という声も多いのだとか。

そこでこの記事では、お中元にビールはいらない？という疑問から実際にいらない理由、またいらない派の人がもらった時の対処法やおすすめビールもご紹介します！

お中元にビールはいらない？

お中元といえば、洋菓子や和菓子、ハム、ゼリー、お酒などが一般的ですね。

お中元は日本ならではの慣習だそうで、日頃の感謝の気持ちを込めて周囲の人に贈りますが、夏が近づくと、今年は何にしようかと迷ってしまう人もいると思います。

お酒の中でもビールは贈ったり、贈られたりということの多い品の一つです。

しかしビールを含むお酒は、もらって困るものランキングの1位にランクインしているということが判明しました。

以前から思っていた！という方や、何も考えず贈っていた！という方も多いのではないでしょうか。

お中元にもらって困るもの第1位は「酒」

ビールを含む「酒」は、もらって嬉しいものの上位にも入っていますが、もらって困るもののランキングでは「油・調味料」「フルーツ」を抑え、以下のサイトによる2022年のランキングでは1位となっているようです。

参考：アイティメディア株式会社「お歳暮でもらって正直困ったもの 3位「フルーツ」、2位「油・調味料」、1位は？」

お中元にビールはいらない人の理由4つ

いらないという人の意見では「ビールが好きじゃない」「飲みきれない」「保管場所に困る」「お菓子やお肉の方が嬉しい」という理由が多いようです。

それぞれの理由を具体的に見ていきましょう。

理由①ビールが好きじゃない

ビールがそもそも好きじゃないという理由が、もらって嬉しくない理由に挙げられます。

お酒といえばビールという方も多いと思いますが、実はビールは半数以上の人があまり好きではないという結果もあります。

自分も好きではなく、家族や周りの人が誰も飲まないとあげることもできないので困ってしまいますね。

理由②飲みきれない

ビールのギフトは10缶から30缶近くセットになっているものもあります。

ビールを飲めるまたは好きでも少量ずつしか飲めない人にとっては多いと感じるかもしれません。

24缶のセットだと週に1度、1本しか飲まないという人だと飲み切るには半年ほどかかるので長い時間がかかってしまいます。

理由③保管場所に困る

24缶セットとなると大きい箱で届き、重さもなかなか重いですよね。

ビールを運ぶのが大変という他にも、収納場所が自宅にあまりないという方は置き場所に困ることがありそうです。

お中元で贈る際には、こういった保管場所も意識して贈るようにしましょう。

理由④お菓子やお肉の方が嬉しい

お酒より食べ物を好む人は、せっかくもらうならお酒をもらうよりもお菓子や肉など、その他の食べ物をもらう方が嬉しいようです。

小袋のお菓子だと、おすそ分けもしやすく重さもさほどないというところも人気の理由の一つです。

お中元にビールを贈るのは避けるべき？

では、お中元にビールをあげること自体を避けるべきなのでしょうか。

先述の通り、お中元でビールをもらうのは困るという人も多数いる一方で、もらって嬉しいと感じる人も多いようです。

お中元にビールをもらって嬉しい人ももちろんいる

お酒は値上げの対象になることも多いです。

ビールなどお酒が好きで毎日飲む方にとっては、少しずつの値上げが積み重なり、大きな金額になりますよね。

ビールが好きで日常的に飲んでいる方も多いので、毎晩晩酌でビール！なんて人にとってはとても喜ばれると思います。

お菓子やお肉の方が無難ではある

お酒は好きではない人や健康上の理由で飲めないといった人もいるので、好みを知らない人や情報がない人に送るのはリスクがあります。

お菓子やお肉が嫌いな人も中にはいますが、お酒ほど多くはないですよね。

未成年のお子さんなどがいる家庭には、特に家族皆で楽しめるお菓子やお肉など、他の食べ物が喜ばれます。

洋菓子は特にもらって嬉しいお中元ランキングで上位に入っている品の一つなので、相手の情報が何もなく情報がなく迷うときは洋菓子を選択するというのもおすすめです。

季節感のあるものが良いという方は、アイスクリーム等も喜ばれるかもしれません。

事前にビールを贈っていいか確認するといい

情報がない人にビールを送るのはなるべく避けると、相手を困らせるリスクが減るのでベストですが、どうしても送りたい場合は事前に相手に確認してから送ると良いですね！

重い荷物の受け取りや保管場所等踏まえて、事前に伝えておく事でお互い気持ちよく贈れるでしょう。

いらないのにビールをもらってしまったら

自身が送る側で気を付けていても、もらってしまい処理に困っているということもあると思います。

飲まないけれど捨てるのはもったいないという時は、捨てずにほかの方法で手放しましょう。

自分はいらないけどもらってしまった場合の対処法についてご紹介いたします。

友人や職場の人にあげる

身近な人でビール好きな人がいたらぜひあげてしまいましょう。

ギフト用のビールは限定のものもあったりするので、ビール好きな人がいたらとても喜ばれるかもしれません。

もしかすると、友人や職場の人も処理に困っている物があるかもしれないので、お互いに無駄にならないのはいいですよね。

ただし、友人や職場の人ももらって困るということにならないように注意しましょう。

家族にあげる

家族で飲める人がいる場合は、家族にあげてしまうのが手っ取り早い方法です。

実家住まいの方の場合は、重いものをもって移動する手間もないので、一番簡単に処理することができます。

ネットで売る

ヤフーオークション、メルカリ、ラクマなどのフリマサイトなどを利用したことがある方も多いと思いますが、それらのサイトではお酒等の未開封の食品類も販売することができます。

商品の撮影や発送など少し手間はかかりますが、直接売買できるので思っていたより高く売れた！なんてこともあるかもしれません。

筆者の調査ではかなりの確率で売れている印象で、15本程度で3,000円、20～30本だと4,000円から5,000円の値段で売れていることが多いです。

自分には必要のないものがお金になり、買う人は美味しいビールを安く買うことができるので良いですね！

お酒の買取会社に売る

お酒専門の買取業者に買い取ってもらうのも対処法の1つです。

ネットで検索すると多数の業者があり、中には買取方法も店舗に持ち込む場合や宅配買取、出張買取などを行っている業者もあるので、自分で持ち込まずに買い取ってくれる方法もあります。

ビールの相場は1本あたり大体40～80円だそうです。

買取業者を一部ご紹介します。

もらって嬉しいビールの銘柄

送る相手にビールが好きかの確認は取れて、ビールを送ることは決まったものの銘柄は何にしようか、贈り物は迷いますよね。

どんなビールが喜ばれるのか、もらって嬉しいビール5選をご紹介します！

①サッポロ ヱビスビール

スーパーでも身近に手に入りますが、少し値段が高いイメージのあるサッポロ ヱビスビール。

少し高いからこそ贈り物でもらうと嬉しいですよね。

コクがあり、高級感のあるその味は「本物の美味しさ」にこだわりドイツから製造方法を学んでいるのだそうです。

本格的なビールが好きな方におすすめです。

②アサヒ スーパードライ

キレとのど越しのある飲み口が人気のアサヒ スーパードライは、お中元に贈る定番のビールで、高い人気があります。

冒険はあまりしたくない、いつもの味を求める方におすすめですね。

③サントリー プレミアムモルツ

パッケージから高級感のあるプレミアムモルツは華やかな香りが人気のビールです。

お中元などには限定の夏らしいパッケージのものも販売されており、特別感が味わえるのも良いですね。

味はもちろん、見た目の華やかさを重視する方に特におすすめです。

④キリンビール 一番搾り

キリンビールも多くの人に愛されているビールですが、その中でも一番絞りが人気です。

飲みやすい味わいが人気の理由となっていて、アサヒビールよりキリン派の方、飲みやすいビールが好きな方におすすめです。

⑤ご当地ビール詰め合わせ

珍しいものや旅行好きな方におすすめなのは、ご当地ビールの詰め合わせがおすすめです。

お中元という贈り物だからこそなかなか飲めない品をもらうのは、特別感やわくわく感があり嬉しいですよね。

有名地のビールはもちろん、贈る人の出身地や縁のある地のものを贈るのもおもしろいですね。

お中元にビールをあげるのは避けるべきか｜まとめ

お中元にビールをあげるのはアリかナシかについて調査しました。

日頃の感謝を込めて贈るお中元で、相手を困らせてしまうのは本末転倒ですよね。

お中元でビールを贈る際は、贈る相手が確実にビールが好きという場合か、確認してから贈ると相手を困らせる心配が少なくなるでしょう。

自分がいらないけど貰ってしまった場合には、いただいた気持ちに感謝しつつ、捨てることなく有効的に手放すことができたら良いですね。

ビールは贈る人によってはとても喜ばれるので、お酒好きの人にはぜひ上記の銘柄を参考に贈ってみてください。