お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
- #保存方法
- #豆知識
みかんは冬場は常温保存でも2週間ほど日持ちしますが、夏場に常温保存すると傷みやすくなり品質に大きな影響を及ぼします。
夏場でもおいしくみかんを食べるために、冷凍保存することをおすすめします。
実は、みかんを冷凍保存すると「甘味が増す」「長期間保存できる」といったメリットがあります。
この記事では、みかんを冷凍保存することのメリットや解凍方法からみかんを使用した簡単レシピまでをご紹介をしていきます。
もくじ
みかんは冷凍することで甘みが増す果物です。
中には冷凍することで品質が下がってしまうフルーツも存在しますが、みかんはむしろ冷凍保存することで甘味が増すことから「余ったらとりあえず冷凍する」くらい気軽に冷凍しても大丈夫です。
みかんは常温保存や冷蔵で保存しても2週間ほど保存しておける上に、冷凍保存することで高品質な状態で1か月~2か月もの間保存しておくことができます。
ここでは、みかんを冷凍しておくことで甘味が増す理由について説明していきます。
みかんが冷凍された状態で時間を置くとより甘くなる理由は、みかんに含まれている「クエン酸」と「果糖」が関係しています。
みかんは収穫された後も呼吸を続けており、呼吸をする際には酸味の原因となるクエン酸を消費しているため時間が経てば経つほど甘味を感じられるようになります。
そして、果糖は低温にするほど甘みが増す性質を持っているため、みかんは冷凍されることで甘みを感じやすくなるのです。
このようにみかんは冷凍保存に向いているフルーツと言えますが、だからと言って賞味期限を過ぎてしまうと、徐々に品質が落ちてしまい食べられない状態になってしまうので、なるべく1~2か月以内には食べきるようにしてください。
冬場にコタツの中で食べるみかんが美味しく感じる理由も、「クエン酸」と「果糖」が関係しています。
コタツに入っていると、体温が上がり冬場であっても汗をかいてしまいます。汗をかく量が多いほど消費エネルギーが多く、糖の1種であるグリコーゲンを消費します。
クエン酸には疲労回復効果が含まれており、果糖を摂取すると糖と水分の補給をできることから、汗をかくコタツの中ではみかんが食べたくなるという訳です。
みかんを冷凍することで、1~2か月程保存できることに加え、甘味が増すことが分かりました。
「みかんを冷凍する方法」が知りたいという方に向けておすすめの冷凍方法を紹介します。
みかんを冷凍保存する時は皮ごと冷凍することをおすすめします。
みかんを皮ごと冷凍することで、何かのはずみで実がつぶれる心配やみかんの栄養が流出してしまうことを防ぐことができるというメリットがあります。
みかんを皮ごと冷凍する際の押さえておきたい手順とポイントは以下の通りです。
2重冷凍をすると旨味成分を保ちやすくなる
2重冷凍とは、一度凍らせたものを水につけ、再度凍らせることです。 みかんは皮ごと2重冷凍することで約2か月の間保存しておくことが可能になります。2重冷凍をすることにより氷の膜が2層できるため、みかんにある水分や風味、旨味成分を保ちやすくなります。
みかんを食べきれずに残ってしまい、捨てざるを得なくなったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
みかんは皮をむいてしまっても冷凍保存することができるので、残ってしまったみかんを捨てる必要はありません。
皮無しで冷凍する際の保存方法は以下の通りになります。
みかんの冷凍方法として皮あり・無しの2つについてご紹介をしてきましたが、結論としては皮ありで冷凍することをおすすめします。
皮ありで冷凍することで長期間品質を保てるだけでなく、普段味わえないシャーベットのような食感を醸し出すことも可能になります。
さらに、皮ありで冷凍保存すると旨み成分が逃げず、みかんがより美味しくなるのも嬉しいポイントです。
ただ、皮無しの状態は食べかけの状態でも冷凍できることや解凍しなくても食べられるなどの利点もあるので、冷凍する際は状況や用途に合わせた保存方法をお試しください。
みかんを解凍する際は解凍をし過ぎず、冷たいままキープし半解凍状態を目指すことがポイントです。
なぜなら、みかんを完全に解凍してしまうと皮があっても旨味が逃げ出してしまいますが、冷えた状態を保つことで果糖の性質を活かすことができるためです。
ここからは、みかんをより美味しい状態のまま解凍できる方法について3つ紹介していきます。
みかんを解凍する方法の中で最も王道なものは自然解凍です。
自然解凍することでみかんを冷えた状態に保ちやすく、冷凍したみかん特有のシャーベットのようなシャリシャリを失わずに済みます。
みかんを自然解凍する際は、室温に30分程置いておくと皮がむきやすい状態になります。
室内に放置して解凍する自然解凍は食べるまで30分程と時間がかかってしまいます。
「そんなに待てない!今すぐ食べたい!」という方には水中解凍をおすすめします。
水に漬けておくと15分程で皮が柔らかくなり、皮をむいてシャリシャリのシャーベット状のみかんを楽しむことができます。
「冷凍みかんを最もおいしい食べ方で食べたい」という方には冷蔵庫で解凍することをおすすめします。
冷蔵庫で解凍する時は、冷凍みかんを冷蔵庫に移し、3時間程置いておくと皮が柔らかくなり食べることができます。
冷えていれば冷えているほど果糖の性質により旨味が生まれるため、冷凍みかんを1番おいしく食べたいという人は冷蔵庫で解凍してみてくださいね。
成人が1日に取るべきビタミンCの量は100mgと言われていますが、みかんには1つあたり約35mgのビタミンCがふくまれており、2個~3個食べることで1日に必要なビタミンCを補えます。
そんなみかんをデザートやスイーツとして手軽にたくさん食べられたら嬉しいですよね。
ここからは、みかんを使用した簡単レシピを紹介していきます。
ビーツと冷凍みかんのヨーグルトスムージー
必要なもの(1人分)
生ビーツ:2個
冷凍みかん:100g
氷:20個
ヨーグルト:200g
糖類ゼロ甘味料 砂糖の1/3の使用量:大さじ1
または砂糖、蜂蜜等:適量
お好みのトッピング:適量
材料2つ!!みかんのひんやりスイーツ
必要なもの(1人分)
みかんの缶詰:適量
ギリシャヨーグルト:1個
みかんは皮の有無に関係なく冷凍することができますが、美味しい状態を長く保ちながら冷凍することができるのは皮のある状態になります。
また、みかんは冷凍保存することで「クエン酸」の減少と「果糖」の性質をどちらも活かすことができるので冷凍に向いているフルーツと言えます。
みかんは身体の調子を整えるビタミンCも豊富に含まれているので、冷凍して毎日食べることで健康に過ごせるようになるかもしれませんね。
このサイトはプロモーションを含んでいます。