お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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妊婦さんになると、今までと生活リズムや食生活などががらりと変わったという話もよく耳にします。
その中でも食の好みの変化はよく聞きますが、アイスが大好きになった!という方もいるかもしれませんね。
妊婦さんは、毎日アイスを食べても大丈夫なのでしょうか?
またアイスには卵やお酒などの成分も入っていますが、気をつけた方がいい成分は他にもあるのでしょうか。
今回はこういった点に焦点を当てていきます。気になる妊婦さんはぜひ最後までご一読ください。
・妊婦が毎日アイスを食べても良い
・添加物の多いアイスには注意しよう
・寝る前、妊娠検診前日は控えよう
・妊婦の中でも体重制限、妊娠糖尿病、氷食症の人は注意
・妊娠中にアイスが食べたくなる理由はホルモンにあり
・妊婦でも食べられる市販のアイス3選をご紹介!
もくじ
もしかしたら、つわり中の妊婦さんで「アイスしか食べられない…」という方もいるかもしれませんよね。
結論として、妊婦がアイスを食べることは問題ありません。
毎日食べてはいけない、とも言われてはいません。
ただ、アイスの種類によっては糖分や脂肪分が多く含まれているため、食べ過ぎはよくありません。
また妊娠中は体質が変わると言いますが、消化器官のトラブルも起きやすい状態になっていますので、毎日アイスを食べるとしても1日1個に留めておきましょう。
アイスには色々な種類がありますが、その中でも「アイスクリーム」や「アイスミルク」と表示されているアイスは、余分な成分が少なく身体への負担も少ないです。
妊婦さんが毎日アイスを食べるのであれば「アイスクリーム」や「アイスミルク」と表記されているアイスを選んでみてください。
とはいえ、アイスには糖分・乳脂肪分が多く含まれカロリーが高いものもあり、過剰に食べすぎると体重増加に繋がってしまいます。また、血糖値が上昇すると妊娠糖尿病になってしまう危険があるため、食べるとしても1日1個に留めることが理想です。
またアイスには「ラクトアイス」と表記されているアイスもありますが、ラクトアイスは添加物が多いため、食べてはいけないわけではありませんが、他の種類のアイスよりは控えたほうが良いでしょう。
毎日アイスなどの乳製品を摂取していると、過剰摂取となり「赤ちゃんがアレルギーになってしまうのではないか」と心配する人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、胎児のアレルギーへの影響はほとんどありません。
妊婦さんは食べ物に気を遣いますが、特定の食品を避けたり過剰摂取したりするのではなく、バランスの良い食事を心がける方が胎児のアレルギー予防になる、と複数の研究結果から判明しています。
まずはバランスの良い食事を心がけてくださいね。
かつて、妊娠中に卵(生卵)を食べすぎると赤ちゃんが食物アレルギーを起こしやすいと言われていました。
しかし実際にそういったことはないと現代の研究で判明しているため、アイスに卵が含まれていても基本的には問題ありません。
卵を摂取するとアレルギーの恐れがあると思い込み、必要のない食事制限を行うことは食生活に偏りが出ることに繋がり、かえって悪影響が出ることも考えられます。
食べすぎには注意し、バランスの良い食事を心がけましょう。
1日1個であれば、妊婦さんでも毎日アイスを食べて問題ないとされています。
とはいえ、どんなアイスでも気にせず食べていいのかというと違います。
アイスの中でも注意した方がいいアイスの種類もあるのでしっかりと理解しておくようにしましょう。
お腹の赤ちゃんの発育に影響があると考えられるのは、お酒やカフェインの成分を含むアイスです。
下記で詳しくご紹介します。
ラムレーズンの入ったアイスは、大人の味といった感じで美味しいですよね。
しかし、ラムレーズンにはラムというお酒(アルコール)の成分が含まれています。
アイスによっては、パッケージにアルコールが含まれているため妊娠中は食べるのを控えてくださいと書かれているものもあります。
妊娠中にアルコールを摂取してしまうと、アルコールの成分によって、自然流産や死産になる可能性が高まってしまいます。
妊娠中はくれぐれもアルコールを摂取しないように、飲酒をしないことはもちろんアイスの成分表示にも十分注意をしてください。
抹茶やチョコミントの味がするアイスが好きな方もたくさんいますね。
しかし、抹茶にはカフェインが入っており、WHO(世界保健機関)によると、妊娠中のカフェイン摂取量は1日200mg~300mg以下が推奨されています。
抹茶アイス1つでカフェインの過剰摂取になることはありませんが、できれば妊娠中に食べるアイスとしては選ばない方が無難です。
カフェインは早産や発達障害を引き起こす可能性が増加するため、摂取が厳禁ではないものの摂りすぎないようにと厚生労働省のホームページにも記載されています。
また、ミントにも子宮を収縮させる作用があり、流産や早産を引き起こす危険性があるため、できれば摂取は控えたほうが良いでしょう。
妊娠中のアイスは、マイナートラブルも多く大変な日々を過ごす妊婦さんの1日のご褒美にもなりそうですが、食べるタイミングも重要です。
ここからは、妊婦さんがアイスを食べるのに避けた方がいいタイミングについてご紹介します。
寝る前のアイスはまさしく至高の一時といったイメージかもしれませんが、寝る前にアイスを食べるのは避けた方がいいでしょう。
妊娠中に限らず、寝る2〜3時間前に食事を摂ると、消化がされにくく体に負担を与えてしまい、脂肪に変化しやすくなってしまいます。
妊娠中は特に体重の増加に注意をしていると思いますが、寝る前のアイスは体重増加の原因になり得ます。
毎日アイスを食べたい!と思うのであれば余計に、寝る前にアイスを食べるのは避けるようにしましょう。
妊娠中は定期的に妊婦検診を受けることになっていますが、その前日にアイスを食べるのは避けた方がいいでしょう。
妊婦検診の際には必ず尿検査を行い、妊娠糖尿病のリスクなどが無いかを確認します。
検診の前日にアイスを食べてしまうと、一時的に尿中の糖の値が上がってしまい、尿検査に引っかかる可能性があります。
妊娠糖尿病を疑われないためにも、せめて妊婦検診の前日にアイスを食べるのは我慢するように注意をしましょう。
ここまで妊婦さんがアイスを食べるに当たって、種類やタイミングなどをご紹介しました。
この他にも注意した方が良い点がありますので、下記でご紹介します。
もし下記に該当する方は、アイスを食べる時は十分に注意をしてくださいね。
妊娠中は体重の増加に注意が必要ですが、かかりつけの産婦人科や助産院で体重制限をされている方は注意が必要です。
1日1個を守ったとしても、アイスを食べることによって、カロリーオーバーとなり体重増加につながってしまう可能性があります。
妊娠中に体重が増加しすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や胎児不育症などの危険性があります。
母子ともに健康に出産するためにも、体重制限をされている妊婦さんは、毎日アイスを食べるのは控えた方がいいでしょう。
妊娠糖尿病と言われている妊婦さんも、毎日アイスを食べるのには注意しなければいけません。
妊娠糖尿病の方は、我慢できずに毎日アイスを食べてしまうと血糖値が不安定になり、胎児に先天性異常などの影響が出やすくなってしまいます。
妊娠糖尿病と言われている方は、赤ちゃんの健康のためにも、毎日のアイスは控えましょう。
氷食症という症状を聞いたことがあるでしょうか。妊娠中は鉄分不足になりやすいのですが、その際氷やアイスを無性に食べたくなる症状が起こることがあります。
この氷食症の症状が出ている方も、アイスを食べる際には注意をした方がいいでしょう。
というのも、アイスの過剰摂取は体を冷やし、血行不良になりやすくなります。
そして、体は血液を循環させるために体温を上昇させ、より冷たいものが欲しくなる悪循環に入ってしまうのです。
氷食症の症状が出ている方は、アイスの摂取よりも、鉄分不足を解消できる食べ物をバランス良く摂取するように心がけてください。
ここまで読むと、妊娠中はお酒やカフェインのように、アイスもあまり食べない方がいいのかもしれない、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、たとえばつわりがキツくて食事が摂れないような方は、他の食品よりもさっぱりとしたアイスを摂取することで栄養補給に繋げることができます。
アイスに含まれる乳製品には消化の良い良質なたんぱく質が含まれていて、筋肉・血液を作ることに役立ちます。
つわりで思うように食事が摂れない時、食べられる場合はぜひアイスを食べて栄養補給をしてみてください。
食生活に気を遣いたい妊娠期ですが「これ以上アイスを食べても大丈夫なのか不安になるくらいアイスが食べたい!」と感じるのは不思議ではないでしょうか。
実は、妊婦さんがアイスを食べたくなるのには、女性ホルモンとアイスの成分が関係しているのです。
以下で詳しくご紹介します。
妊娠中は何かと精神的に不安定になりがちです。それは体内のセロトニンというホルモンが不足するために起こります。
実は、セロトニンはアイスに含まれるアミノ酸の一種であるトリプトファンという成分が原料となっています。
そのため、アイスを食べるとすっきりした気持ちになりイライラが抑えられると考えられています。
そのことから、アイスを食べることで不足したセロトニンを補うことができ、不安定な精神状態からすっきりとした気持ちになれるため、妊娠中にアイスが食べたくなるという訳です。
妊娠中に増加する女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンという2つの成分は、体内に脂肪を蓄えることで補うことができます。
その点アイスは牛乳や乳製品から作られており、脂肪分を摂取しやすいです。
女性ホルモンを補いたい体が無意識に脂肪を蓄えようと、アイスを欲するようになるという訳です。
もちろんアイスからも脂肪分を摂取することはできますが、まずは日々の食事を見直して脂肪が足りなくならないようにしましょう。
アイスには様々な種類がありますが、特にアイスクリームはカルシウムや動物性タンパク質が多く含まれていますし、フルーツ系のアイスであれば、ビタミンやミネラルも摂取できるでしょう。
このように、アイスを食べることで摂れる栄養がたくさんあるため、妊娠中には自然とアイスを食べたくなるというわけです。
妊娠中はお腹の赤ちゃんにまず栄養がいくため、母体が栄養不足にならないためにも、アイスだけに頼るのではなく、日々の食事のバランスをしっかり考えて食べるようにしましょう。
それではここからは、妊娠中の体にも比較的負担が少ない市販のアイスを3つご紹介します。
ただし繰り返しになりますが、アイスは食べることで体を冷やす原因になりますので、食べるのは1日1個までとしてくださいね。
森永製菓の「アイスボックス」は「氷菓」に分類されるアイスで、牛乳が使われていません。
1個13kcalとカロリーも低く、ビタミンCが配合されているものもあるのは嬉しいポイントです。
カップの中に入っていますので、中にジュースを入れて楽しむこともできますよ。
さっぱりとした味なので、つわり中の食事が摂りにくい時にもアイスボックスなら食べられたという声もありました。
つわり中に食べ物に困っている方がいたら、ぜひ試してみてください。
2つめの妊婦さんにおすすめのアイスは、こちらも森永製菓から発売されている「白くま」というアイスです。
もともとは鹿児島発祥のアイスで、白いかき氷の上に果物と小豆が盛りつけられているのが特徴です。
1本104kcalとカロリーの低いマルチパックタイプがおすすめで、このタイプなら体への負担も比較的低くなっています。
また、パイナップル果肉7%と黄桃果肉6%が含まれているため、不足しがちなビタミンを摂取することもできます。
1日1本、毎日食べるアイスとしては非常におすすめのアイスです。
「大人の贅沢アイス」として有名な「ハーゲンダッツ」も、妊婦さんにおすすめのアイスです。
カロリー自体はミニカップでも1つ244kcalと比較的高いものの、濃厚なミルクの味を楽しむことができ、フレーバーも豊富なまさにご褒美アイスですね。
妊娠中に「ハーゲンダッツ」を食べたいなという時には、毎日食べるアイスとするよりも、1週間頑張ったご褒美に設定するなど少し日を空けて食べる方がいいかもしれません。
・妊婦が毎日アイスを食べても良い
・添加物の多いアイスには注意しよう
・寝る前、妊娠検診前日は控えよう
・妊婦の中でも体重制限、妊娠糖尿病、氷食症の人は注意
・妊娠中にアイスが食べたくなる理由はホルモンにあり
・妊婦でも食べられる市販のアイス3選をご紹介!
今回は「妊婦は毎日アイスを食べても良いのか?」ということについてご紹介しました。
そして、紹介した通り妊婦さんはアイスを食べても問題ありません。
ただ、注意点として、食べすぎないよう1日1個までに留めること、アルコールを含むラムレーズン、カフェインを含む抹茶が入っているアイスは避けるようにしましょう。
また、寝る前、妊娠検診前日などは食べるのを控え、体を冷やさないようにしましょう。
妊娠生活は大変なこともたくさんありますが、自分へのご褒美を用意するなど、楽しみを探して母子ともに健康に過ごしていきたいですね。
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