お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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初夏になると店頭に並び始めるメロン。
高級な品種などは贈答用などに用いられることも多く、ギフトとしてメロンをもらったことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際にメロンに包丁を入れてみるとまだまだ未熟だったり、熟した頃に切ったが量が多すぎて食べきれないなんて事がしばしば起こります。
そこで、今回は食べきれないメロンの冷凍保存方法、未熟なメロンの追熟方法、美味しい解凍の仕方や冷凍メロンを使ったオリジナルレシピなどをご紹介します。
メロンを美味しく食べる際の参考にしてみてください!
もくじ
実は、メロンは冷凍保存ができる果物です。
市販の冷凍食品コーナーにはなかなか冷凍メロンはないので意外かもしれませんが、メロンは冷凍することにより、冷蔵保存では2〜3日しか持たない賞味期限を約1ヶ月に伸ばせます。
メロンを冷凍保存すれば、頂き物などで急に貰ったメロンも長期間保存して好きな時に美味しく食べられるのでおすすめです。
冷凍することにより生食のメロンと比べて風味や美味しさが落ちてしまうのではないかと心配な方もいるでしょう。
確かに、冷凍することにより風味が若干劣ってしまいますが、冷凍方法や食べ方の工夫によってそれらを十分に補うことができるので問題ありません。
メロンの冷凍方法のポイントや美味しい食べ方のポイントについても後ほどご紹介します。
冷凍したメロンを美味しく食べるためには、冷凍保存に適した“完熟のメロン”を使用します。
スーパーで販売しているメロンは店頭で販売できる期間が短くなってしまうため完熟でないことが多く、同様の理由で贈答用のメロンも完熟でないことが珍しくありません。
メロンは冷凍してしまうと追熟が止まってしまいますので、冷凍前に完熟にすることが重要です。
ここからは具体的にメロンの追熟の仕方についてご紹介します。
メロンは寒さに弱いため、常温25℃前後で直射日光が当たらず風通しの良い場所に置いて追熟させます。
クーラーの風は当てないように気を付けましょう。
一般的に収穫から5〜7日程度で完熟を迎えますが、あくまで参考日数で全てのメロンが当てはまるわけではありませんので、ご注意ください。
メロンを買ったが追熟が必要な時期に間に合いそうにない!なんてこともあるかもしれません。
急いでメロンを追熟させたい場合は、メロンをビニール袋の中に入れて口を結んで密閉した状態で常温におきましょう。
メロン自身からエチレンというガスが発生し、このガスがメロンの成熟を早めるので、このエチレンガスを逃さないことでメロンを通常よりも早く追熟させます。
メロンを買ったが想像以上に追熟が早く、想定よりも早く完熟になりそうなので追熟を遅らせたい!なんてこともあるかもしれません。
そんな時は、メロンを冷蔵庫に入れることで追熟を止めて食べ頃の時期を延ばしましょう。
ただし、メロンを長時間冷蔵庫で保存すると、低温障害が起きる可能性があります。
低温障害が起きると、冷蔵庫から出した際に追熟が進まなくなることがありますので、冷蔵庫で保存する際には完熟のメロンを入れるようにしましょう。
完熟のメロンを入れた際でも、追熟は止まってもメロンの劣化自体は止められませんので、冷蔵庫に入れてから2〜3日で食べるようにしてください。
上記では、追熟の方法をご紹介しましたが、いくら追熟をしても食べ頃か分からなければ追熟のしすぎで美味しい時期を逃してしまいます。
そのため、完熟かどうかをご自身で見極めることが大切です。
メロンは完熟するといくつかの完熟サインを出しますので、そのサインを見て食べ頃かどうか判断しましょう。
追熟するにつれてメロンのへた(つる)の元気がなくなるので、萎れてきて、色も元気な緑色から茶色に変化して乾いたようになってきたら食べ頃のサインです。
しかし、太くて頑丈なへた(つる)だと、果実は熟しているにも関わらず、へた(つる)が緑で元気なことがあるので注意です。
そのような場合は、他のポイントもチェックし、複合的に成熟度を判断しましょう。
メロンは熟してくるとメロン特有の豊潤な甘い香りを放ち始めるので、この香りがしてきたら食べ頃となります。
なお、食べ頃の時期にも香りはしますが、食べ頃を過ぎても香りを放ち続けますので、くれぐれもタイミングを逃さないよう香りの変化には気をつけて下さい。
また、中には完熟しているにも関わらず香りを出さない個体もあるようですので注意が必要です。
収穫直後のメロンの底は硬く、余り弾力性が感じられませんが、食べ頃になるとメロンの底が柔らかくなり、十分な弾力を感じられるようになります。
成熟するにつれてだんだんと底が柔らかくなりますので、タイミングを見逃さないように気をつけて下さい。
指がメロンの底に刺さるくらいにブヨブヨな場合は熟し過ぎの可能性があります。
上記で紹介した以外にもいくつかのメロンの完熟を判断するサインがあるので、代表的なものをご紹介します。
どのサインも、100%完熟を判断できるものではありませんので、様々なサインのチェックを行い、メロンの完熟度を複合的に判断しましょう!
メロンの追熟をして、完熟のメロンが用意できたところで、次は完熟メロンの美味しさをそのままに保存する冷凍保存の方法を紹介します。
メロンを冷凍保存する方法は「カットして冷凍保存する」方法と「潰して冷凍保存する」方法の2つがあるので、それぞれ順番にご紹介していきます。
メロンをそのまま食べたり他のメニューにアレンジするなら、汎用性のある「カットして冷凍保存する方法」がオススメです。
最初にメロンの種やワタを取り除いた後に適当な大きさにカットして、金属バットに並べて冷凍し、その後フリーザーバッグなどの保存袋に入れ直します。
次はメロンを潰して冷凍保存する方法です。
先ほど同様にメロンからタネ、ワタ、皮を取り除いた後にフリーザーバッグの中に入れ、そのフリーザーバッグの上から押し潰し、平らにしたら冷凍しておしまいです。
この方法で冷凍保存すれば、取り出すだけで簡単なメロンジェラートが楽しめます!
メロンを冷凍保存した際に気をつけたいことが、解凍方法です。
メロンは完全に解凍してしまうと、せっかく冷凍で閉じ込めた風味や美味しさなどが流れ出るだけでなく、食感がべちゃっとして損なわれてしまうので、冷凍メロンは凍ったまま、もしくは半解凍がオススメです。
冷凍メロンを半解凍したい時は、室内に約10分~20分ほど置けば半解凍状態になります。
ただし、季節によって解凍時間は変わってくるので、完全に放っておくのではなく、こまめに確認しておくことをおすすめします。
ここからは冷凍メロンを使用した簡単で美味しいアレンジレシピを2つご紹介します。
冷凍メロンをそのまま食べるのも美味しいですが、たまには一手間かけて普段とは違ったメロンを味わってみてはいかがでしょうか?
とても簡単な工程であっという間に作れるお手製メロンシャーベットは、時間がない時に作るデザートにピッタリです。
冷たく甘いメロンシャーベットで日々の疲れも癒やされます。
休日などちょっと時間が余っている時におすすめなのが、弾力のあるプルプルな食感とメロンの甘さが抜群の、メロンプリンです。
一回の調理で複数作れるので、大人数や家族の食事の時に出してみてはいかがでしょうか。
この記事では、メロンの冷凍保存の方法や果実の追熟の方法、完熟の見極め方、アレンジレシピを紹介しました。
メロンは冷凍保存することで約1ヶ月保存することができるようになり、切ったのは良いが量が多くて食べきれないと頭を悩ませることも無くなります。
冷凍保存するメロンはしっかりと追熟させ、完熟しているかをしっかりと確認してから冷凍することをおすすめします。
冷凍する際には冷凍バットを使って、急速冷凍・くっつかないように対策をして冷凍してください。
メロンが余りそうであれば早めに冷凍保存して、気が向いた時にアレンジしてシャーベットやプリンを作ってみても良いかもしれませんね。
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