お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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冷凍保存の食品は、保存期間も長く日持ちがするため、普段の食生活で非常に助かる存在ですよね。
そんな冷凍保存の食品を、間違えて冷蔵保存してしまった、なんて経験はありませんか?
この記事では、冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまった場合どうすればいいのか、どういったリスクがあるのかなどについてご紹介します。
解凍後の食品は再冷凍できるのか、食べることはできるのか、どれくらい日持ちがするのかなども記載しますので、ぜひ最後までご一読ください。
もくじ
冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまったとき、最初に思うのは「まだ食べられるの?」ということですよね。
間違えて冷蔵保存してしまった食品が食べられるかどうかは、その食品のもともとの解凍方法や、解凍後の食品の状態を見て判断するのが良いです。
そもそもどうして冷凍保存の食品を冷蔵保存してはいけないのかといったことと併せて、以下に詳しく記載していきます。
冷凍保存の食品にも、いろいろな解凍方法があります。
実際に冷蔵保存してしまった食品を確認していただきたいのですが、こういった食品の中には、冷蔵庫に入れてゆっくり解凍するものもあります。
このような食品であれば、冷凍保存の食品が正しい手順で解凍されただけですので、解凍後の状態も特に心配することはありません。
解凍された当日中であれば、問題なく食べることができるでしょう。
ただし、解凍後は日持ちがしなくなるので注意しなければなりません。自己判断でそのまま冷蔵保存せず、当日中に食べるようにしてくださいね。
そもそも、冷凍保存の食品を冷蔵保存してはいけないのは一体なぜなのでしょうか。
冷凍食品の定義の一つとして、「-18℃以下で保存されていること」が挙げられます。
これは食品の品質を保つためです、そのため一度冷蔵保存してしまった場合、細菌が繁殖したり、味や風味が落ちたり、食感が悪くなるなどの品質の低下が予想されます。
安全に食べるためにも、冷凍保存と明記されている食品は、きちんと冷凍保存する必要があるのです。
冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまった場合、食べるのは基本的にはやめておいた方がいいでしょう。
食品メーカーのホームページには、「冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまった場合は、品質が損なわれているおそれがあるため食べるのは控えたほうがいい」と記載があります。
先程記載した通り、解凍後の食品には細菌が繁殖してる可能性があるためです。
そのため、「もったいない!どうしても食べたい!」という場合には、解凍後の状態を確認した上で自己責任で行うようにしてください。
要冷凍保存とあるのに間違えて冷蔵保存してしまった!という時、次に考えるのは、「再冷凍すれば大丈夫なのか?」ということかもしれません。
結論からお伝えすると、冷蔵保存してしまった要冷凍の食品を、解凍後に再冷凍するのはNGです。
どうして再冷凍がNGなのか、間違えて冷蔵保存してしまったことに気づいた場合はどうすればいいのか、具体的に確認しましょう。
要冷凍保存の食品は、なぜ解凍後に再冷凍してはいけないのでしょうか。
先程記載した通り、間違えて冷蔵保存してしまった食品には、細菌が繁殖したり、味や風味が落ちたり、食感が悪くなるなどの品質の低下が予想されます。
また、一度解凍された要冷蔵の食品には、溶けた氷の結晶が成長して食品の組織を壊したり、乾燥して霜がつくことも考えられます。
そのため、要冷凍保存の食品であれば、間違えて冷蔵保存してしまったからといって、再冷凍してはいけないのです。
間違えて冷蔵保存してしまった冷凍保存の食品は、当日中なら調理して食べられる可能性もあります。
食べる当日に冷凍保存商品を冷蔵庫に入れてしまった場合であれば、食べる前に解凍したのとほぼ同じなので、さほど問題はないでしょう。
ただこの場合も、食品に細菌が繁殖していたり品質が落ちていたりする可能性は0ではありません。
当日中とはいえ食べるのは自己責任になりますので、ご自身で解凍後の食品の状態をよく確認してから食べるようにしてください。
間違えて冷蔵保存してしまったことに気づくまでに時間が経っていた場合、やはり食べるのは不安が残ります。
気づくまでに時間が経ってしまっていた場合には、ご自身や食べる人の安全面を考慮して、廃棄を検討してください。
「このまま捨ててしまうのはもったいないな…」と思われるかもしれませんが、やはり食べる人の健康にはかえられません。
そうならないためにも、冷凍保存の食品は間違えて冷蔵保存してしないように、気をつけて保存しなければならないですね。
冷凍保存の食品は、間違えて冷蔵保存してしまった場合、解凍後の再冷凍はNGであることをお伝えしました。
とはいえ、冷蔵庫に入れてすぐに気づいた場合や、買い物帰りに見てみたら半解凍状態になっていた、という場合もあるでしょう。
こういった場合も、再冷凍してはいけないのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。
要冷凍保存の食品が半解凍状態になってしまった時、再冷凍してもいいのか迷うところですが、こちらもやはりおすすめはできません。
半解凍の状態とはいえ、一部でも要冷凍保存の食品が解凍されてしまっていることには変わりありません。
つまりその時点で、少なからず食品の品質は落ちてしまっていますし、細菌が繁殖してしまっている可能性も0ではありません。
先程お伝えした通り、解凍後の状態を確認した上で、問題なさそうであれば当日中に食べる・もしくは安全面を考慮して廃棄することをおすすめします。
どうしても食品の再冷凍を諦めきれない!という場合には、以下の2点を確認してみてください。
この2点が問題なければ、再冷凍してもぎりぎり問題がないかもしれません。ただし、本来再冷凍するのはおすすめできません!
何度ものお伝えになりますが、一部でも解凍されていることには変わりないため、多少なりとも品質が落ちてしまっています。
安全な状態とは言い切れないため、再冷凍した場合でも、その食品は早めに消費するようにしましょう。
冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまった場合、その食品はどれくらい日持ちがするのでしょうか。
食品にもよりますが、基本的に「日持ちはしない」と思っていただき、その日のうちに食べることをおすすめします。
もし量がたくさんで消費できないという場合、野菜やフルーツなら2日程度、加熱してある商品なら数日は持つ可能性もあるそうなので、自己責任にはなりますが、食品によってご自身で見極めてもいいですね。
さて、再三「自己責任で判断してください」とお伝えしてきましたが、実際に冷蔵保存してしまった要冷凍保存の食品が傷んでいるかどうか、どう見極めたらいいのでしょうか。
うっかり食べて体調を崩してしまった、なんてことは避けたいですよね。
食品が傷んでいるかどうかを判断する観点がいくつか考えられますので、以下で詳しくご紹介します。
冷蔵保存してしまった食品を、食べるのか廃棄するのか、ご自身で判断するときの材料にしてみてくださいね。
まずはじめは、その食品の見た目や触感で判断するのが一番分かりやすいでしょう。
このような場合には、残念ながら食品がすでに腐ってしまっている可能性が高いです。
安全性を考慮して、その食品を保存したり食べたりすることは諦めて、廃棄することをおすすめします。
見た目や触感に問題がなければ、次は匂いで腐っていないかどうかを判断してみてください。
腐ってしまっている場合には、食品から腐敗臭やアンモニア臭がしたり、酸っぱい匂いがする可能性が高いです。
慎重に匂いを嗅いでみて、少しでも変だなと思ったら、その食品は速やかに廃棄することをおすすめします。
何よりも食べる人の安全が大切ですので、慎重に判断してくださいね。
見た目や触感・匂いのいずれも問題ないと判断した場合は、試しに少しだけ食べてみて最終的に判断してみることもできます。
食品の表面上は問題なくても、中の方は腐っていた、なんてことがあるかもしれません。
そのため、食べてみたらやはりねばねばとした食感があった、もしくは酸っぱい匂いがしたなど、異常が分かることもあります。
異常を感じた場合にはそれ以上食べるのはやめて、速やかに廃棄することをおすすめします。
今回は、冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまった場合どうすればいいのか、具体的に確認してきました。
冷凍保存の食品は特性上日持ちがするため購入する人も多いですが、間違えて冷蔵保存してしまった場合には、日持ちがしなくなったり、場合によってはすぐに廃棄しないといけなくなったりします。
一度解凍されてしまった場合には、再冷凍はできるだけ避けて、調理して食べるか廃棄するかを判断してください。
食べるのかどうかは、見た目や触感・匂いなど様々な面から確認して、あくまでも自己責任で行うようにしてください。
調理して食べる判断をした際にも、日持ちはしなくなっていますので、できるだけ当日中に食べるようにしましょう。
もしも要冷凍保存の食品を間違えて冷蔵保存してしまったということがあったら、ぜひこの記事の内容を参考にしてください。
本来は冷凍保存食品を冷蔵庫で保存してしまった場合、半解凍の状態の場合は安全面から食べるのを推奨されていません。
自己判断で食べられるか、廃棄するか決めるようにしてください。
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