お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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毎日お弁当作りや仕事後の夕飯づくりなどをするのは大変だと感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、休みの日にまとめておかずを作って保存することです。
冷凍しておけば電子レンジであたためるだけで美味しいご飯が一品増やすことができるので、忙しい時ほど重宝されます。
今回の記事では、家庭で調理したおかずを冷凍した場合の賞味期限や、おいしく冷凍保存する方法について紹介していきます。
もくじ
冷凍食品があれば、忙しい朝のお弁当作りを時短できたり、もう一品欲しい時に解凍するだけで増やせるので助かりますよね。
もちろん市販の冷凍食品も便利ですが、自分で調理したおかずを冷凍保存することもできます!
冷凍保存すれば長期間保存ができるので、休みの日にまとめて作ったり、夕ご飯のおかずを一部保存用に取っておくなど、工夫次第で毎日の料理が楽になります。
料理の種類や調理方法によって変わってきますが、家庭で作った料理を冷凍して保存する場合、おいしく食べられる賞味期限の目安はだいたい2週間ほど、消費期限は約1ヶ月と言われています。
-18℃以下で保存をしていれば細菌の繁殖や酸化を抑えることができるので、家庭でも冷凍すれば長期間の保存ができるようになります。
しかし、家庭の冷凍庫は扉を開け閉めするので、庫内の温度を常に-18℃に保つことができません。
開閉を繰り返す家庭用冷凍庫が温度を保つには限度があり、温度の変化のせいで冷凍保存していても傷みやすくなるため、長くても1ヶ月以内に食べるのがおすすめです。
自分で調理したものを冷凍した場合、目安はあっても賞味期限があるわけではないのでいつまでに食べればいいか分かりません。
長期間冷凍保存していたおかずを食べても大丈夫かを判断するにはポイントがあります。
何度も解凍と冷凍を繰り返すと、必要以上に水分が乾燥してしまうため風味や食感が悪くなってしまいます。
また、あたためると細菌が繁殖しやすい状態に戻すことになるため食中毒の原因になる可能性もあります。
一度解凍してしまったら再冷凍せずに食べきったほうが良いです。
冷凍焼けとは、冷凍される課程で水分が抜けてしまうことです。
必要な水分が抜けてしまっているので、変色やパサついた食感になってしまいます。
また、冷凍焼けした食品を解凍すると食材同士がくっついてしまい固まりになるなど、見た目もあまり良くありません。
食べられないというわけではありませんが、味の質が著しく落ちているので口にするのはおすすめできません。
家庭用冷凍庫は、ドアを開閉するためどうしても-18℃を常に保つことは難しく、冷凍庫に入れていても開けたときに多少溶けてしまいます。
霜が付いている食品は少しずつ溶けて凍ってを繰り返しているので品質が劣化している可能性があります。
多少の霜であれば食べても問題ありませんが、たくさん霜が付いている場合は劣化が進んでいると考えられるため、おすすめしません。
包装が膨らむ原因はきちんと冷凍されずに食品が腐ってしまってる場合と、冷凍庫内の温度が変化することで空気が膨張した場合の2つがあります。
温度変化で膨張してしまっただけであれば食材に問題はありませんが、腐ってしまっている場合は安全に食べることはできません。
庫内が-18℃以下に保たれているか、見た目や臭いで腐敗していないかを確認して、不安があれば食べるのは避けたほうが良いです。
調理したおかずを3日以上保管する予定であれば、冷凍して保存するのが良いでしょう。
しかし、間違った保存方法をしてしまうと、品質が劣化してしまったり、最悪の場合腐敗してしまって食べられなくなる可能性もあります。
長い期間保存したい場合は正しい方法で保存しましょう。
食材だけでなく、保存する容器や袋も清潔にしておかないと細菌が繁殖して食品についてしまう可能性があります。
また、水分が付いたままだと霜になってしまったりして劣化を早めてしまうのでしっかり乾かしておきましょう。
暖かい状態だと細菌が繁殖する可能性があります。
その状態で保存容器に移してしまうと、容器にも細菌が着いた状態になり、解凍するときにさらに繁殖が進んでしまいます。
また、温かい状態で密閉してしまうと水滴ができ、霜になるなど早い劣化の原因になります。
冷ますときのポイント
温かい状態で冷蔵庫に入れてしまうと冷えるまでに時間がかかったり、冷蔵庫内の温度を上げてしまうため常温で粗熱をとってから入れるようにしましょう。
しかし、夏場など高温多湿の状況では常温で長時間放置すると細菌が繁殖してしまうためおすすめしません。
容器ごと水につけたり、金属トレーの上に移すなどして素早く粗熱をとって冷蔵庫に入れましょう。
空気に触れた状態だと酸化の進みが早くなってしまうため、できるだけ空気に触れないようにラップで包んだり、真空状態にできる容器を使用しましょう。
細菌の繁殖を最小限抑えて美味しく長期間冷凍保存するには、急速に冷凍する必要があります。
平らな形にして冷凍するなど、料理全体が早く冷凍できる形で保存するのがおすすめです。
金属のトレーなどに乗せて冷凍すると、熱伝導で通常より早く冷やされるので時間を短縮することができます。
小分けにすることで冷凍時間の短縮ができるだけでなく、食べる時に必要な分だけ解凍できるので便利です。
何度も解凍と冷凍を繰り返すことは品質の劣化に繋がるため一回分の量に小分けしておくのがおすすめです。
作り置きしたいおかずを冷凍保存する際は、保存するおかずの種類に注意が必要です。
こんにゃくや野菜など、水分量が多い食材は冷凍保存に向いていないため避けるのがおすすめです。
また、調理時に中までしっかり加熱する必要があります。
生焼け状態などは細菌が繁殖しやすいため食中毒になる可能性が高いです。
細菌は熱に弱いので、お肉も赤みが消えるまでしっかり中まで加熱しましょう。
冷凍保存したおかずの種類によって、美味しく解凍する方法が変わってきます。
今回は「炒め物」「揚げ物」「スープ・汁物」に分けて紹介していきましょう。
最も冷凍するおかずの中で多いのが炒め物ではないでしょうか。
炒め物は冷蔵庫で解凍してから電子レンジであたためる、または一度電子レンジの解凍モードで解凍してからあたためるのがおすすめです。
一度解凍することであたためる際のムラを防ぐことができます。
凍ったままあたためると水分が出て味が悪くなってしまう場合があるため注意しましょう。
揚げ物はオーブンやトースターで加熱するのがおすすめです。
余分な水分が飛んでカリッとした食感に仕上がります。
中まで火が通っているか不安な場合は、電子レンジであたためてからオーブンやトースターで加熱しましょう。
ポタージュや煮物、カレーなどを解凍する場合、冷蔵庫や電子レンジの解凍モードで解凍してからあたためましょう。
カレーなどであれば解凍してから鍋やフライパンに移してあたためることもできます。
スープを袋で保存している場合、完全にあたためてから器に移すとこぼしてしまってやけどする可能性があるので、半解凍状態で耐熱皿に移し、ラップをふんわりとかけて電子レンジであたためると怪我の心配もなくおすすめです。
冷凍保存なら、冷蔵で保存するより長くおかずを保存できるので、活用すれば忙しい朝のお弁当作りを時短できたり、夕食でもう一品欲しい時など毎日の料理の負担が減らせます。
しかし、自宅で作ったおかずを冷凍保存する場合、一般的な冷凍食品よりも賞味期限が短いです。
正しく冷凍保存をすれば長期間美味しい状態を保つことができますが、冷凍方法を間違えたり、適切な環境で保存しないと食材が傷んだり、食中毒に合う可能性もあるため注意しましょう。
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