カップラーメンに必要なお湯の量は?麺の固さや味の違いを紹介

jima

カップラーメンにとって、お湯の量は麺の食感からスープの味まで全てに関わるものです。

お湯の量によって味や麺の固さが変わりますが、公式に定められた量よりもお湯が足りなかった、または反対にお湯を入れすぎてしまった、なんて経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

そういった方のために、カップラーメンに入れるお湯の量ごとの味や固さの違いについてご紹介していきます。

この記事のポイント
  • お湯が300mlから多くて500mlあればどの種類のカップ麺もだいたい食べられる
  • ケトルの大きさは余裕をもって1L分のお湯を作れるものがおすすめ
  • 入れるお湯の量が少ないと麺が固くなり味が濃くなるため注意が必要

カップラーメンに必要なお湯の量は?

カップラーメンを割りばしですくっている様子

カップラーメンに必要なお湯の量は容器のサイズや形、具材によって異なりますが、公式に定められている一般的な筒状のカップラーメンに必要なお湯の量は300mlです。

カップラーメンにはそれぞれ基準となるお湯の量が決められており、この基準よりお湯の量が増減すると味や麺の食感が大きく変化してしまいます。

この記事ではカップラーメンでお馴染みの日清のカップ麺で容器ごとに必要なお湯の量の違いを公式サイトの情報に基づいてご紹介していきます。

日清商品で比較するお湯の必要量:筒形

日清カップヌードル

カップラーメンと聞いて一番最初に浮かぶ形は筒の形をしているカップラーメンではないでしょうか。

筒の形のカップラーメンは通常サイズ以外にも小サイズ・大サイズと存在しており、もちろん公式が定めている必要なお湯の量は違います。

また、同じ容量のカップラーメンでも味付けや具材ごとにお湯の量は10ml単位で設定されています。

日清食品のカップヌードル(筒の形)お湯の量比較

カップヌードルの種類 必要なお湯の量
カップヌードル 300ml
シーフードカップヌードル 310ml
カップヌードル ビッグ 410ml
ミニカップヌードル 170ml

日清商品で比較するお湯の必要量:器型

日清 ペヤングやきそば

器型のカップラーメンにはペヤングのようなラーメン以外にも、うどんやそば、やきそば、油そばなどお湯を捨てて食べるものまで存在しています。

公式が定めている必要なお湯の量は製品ごとに大きく違いますが、基本的に器型の商品は麺が太い商品や具材が多く入っている商品が多いことから、必要なお湯の量も多くなります。

器型のカップ麺の中には、必要なお湯の量が800ml以上必要であったりと、大きめのケトルを持っていないと作れないものもあるので注意が必要です。

日清食品のカップヌードル(器の形)お湯の量比較

カップラーメンの種類 必要なお湯の量
チキンラーメン 410ml
赤いきつねうどん 410ml
緑のたぬき天そば 400ml
焼きそばUFO 460ml
完全メシ 日清焼きそばU.F.O濃い濃い汁なし担々麺 440ml
ペヤング ソース焼きそば 480ml
ペヤング 超大盛やきそば 820ml
ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX 1300ml

日清商品で比較するお湯の必要量:リフィルシリーズ

日清カップヌードル リフィル型

キャンパーや登山者に人気のリフィル型のカップラーメンは、シェラカップやマグカップに移してお湯を注いで作るため、本体が小さく、持ち運ぶ際にスペースを取らず、容器があれば簡単に食べる事ができます。

そんなリフィル型カップラーメンの見た目は通常のものと比べて大きく違い、内容量は筒の形のカップラーメンより少なめですが、製造方法の関係で必要なお湯の量は筒形のカップラーメンより多くなっているそうです。

日清で販売されているリフィル型のカップラーメンは公式によって全て330mlのお湯の量が推奨されています。

リフィルシリーズの必要なお湯の量

カップラーメンの名称 必要なお湯の量
カップヌードル リフィル 330ml
シーフードヌードル リフィル 330ml

プロが10mlまでこだわり抜いたお湯の量

オーソドックスな筒状のカップヌードルに必要なお湯の量は300mlなのに対し、同じシリーズのチリトマトは310ml、シーフードヌードルは320mlと少しずつ必要なお湯の量が異なることはご存じでしたでしょうか。

同じシリーズのカップラーメンでも味が変わるだけでお湯の量も10ml単位で違うことから、味に相当こだわって作られていることがわかります。

これは他のメーカーやシリーズでも同じなので、今まで食べたことのないカップラーメンを食べるときはプロによってこだわり抜かれた公式のお湯の量でまずは召し上がってみてください。

ケトルの大きさはどのくらい?

黒い電気ケトル

カップラーメンを食べるときに多くの人が使用するケトルはどのくらいの大きさのものが望ましいのでしょうか。

カップラーメンを作るのに大きすぎても小さすぎても困るため、あらかじめ目安の大きさを知っておくことが大切です。

ここでは、カップラーメンに適しているケトルの大きさを紹介します。

カップラーメンを食べるなら1Lのケトルを用意する

市販されているケトルの容量はだいたい400ml~1200mlとされているのに対し、カップラーメンに必要なお湯の量は筒形なら300ml、お湯を多めに使用することの多い器型なら500~600mlほど必要になります。

また、先ほど紹介した中にもあるように大盛のカップ麺の中には700ml以上必要なものもあるため、普段からご自宅でカップ麺をたべる方はケトルの大きさを気にする必要があるのです。

そのため、カップ麺に合わせてケトルを用意する場合は、600ml以下の容量では足りない可能性が出てくるため、余裕をもって1L分のお湯を作れるケトルを用意しておくといいでしょう。

お湯の量で麺やスープにはどのような影響がある?

店頭に並ぶカップラーメン

カップラーメンは基準となっているお湯の量から増減しても食べる事が十分可能です。

ただし、お湯の量を増減させてしまうと本来の味を楽しむことができなくなるだけでなく、スープ量や麺の固さにも影響を与える可能性があります。

お湯の量を増やす分には味が薄くなる程度の違いしかありませんが、お湯を少なめに入れると味が濃くなるだけでなく、麺の固さや油分にも影響を与え、味の違いが出てきてしまいます。

では実際に、お湯の量を減らした場合と増やした場合でカップラーメンにはどのような違いが出るのか説明していきます。

お湯が少ない場合は味が濃く、麺が固いままのためほぐれない

お湯の量が公式に定められている量より少ないと味や油分を濃く感じやすくなってしまいます。

運動後や仕事終わりなど疲れたときには味の濃いものが食べたくなってわざとお湯を少なめに入れる方もいますが、そればかり食べていると身体に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるので、健康を鑑みるならなるべく既定量のお湯を入れたほうが良いでしょう。

麺のほぐれ方にばらつきがでて固さが残る

カップラーメンで定められている公式の基準値以下のお湯の量で作ろうとすると、決められた時間内に麺がほぐれず、固さが残る可能性があります。

カップラーメンの麺はフリーズドライ製法で水分を完全に乾燥させられており、その水分を取り戻すために大量の水が必要になるのです。

その結果、お湯が少ないと全ての麺に水分が行き渡らない可能性があり、固さがばらばらで食感に違いが出てしまう可能性があるのでなるべく基準量まではお湯を入れるようにしてみてくださいね。

お湯の方が多いと味が薄くなる

カップラーメンのパッケージに公式に記載されている量よりも多い量のお湯を注ぐと、味が薄くなります。

普段、食事に関して薄味派の方にとっては、カップラーメンの味を濃く感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな方は味を薄くすることができるため、カップラーメンに注ぐお湯の量を公式の量よりも増やすことをおすすめします。

また、お湯を増やすことによって塩分濃度を下げることができるので、「塩分を気にしているためスープが飲めない」という方でも2~3口ほど飲めるようになります。

カップラーメンにお湯を多めに注ぐと味が薄くなり、少しだけ塩分濃度を下げることができるため、健康に気を遣ってる方におすすめです。

カップラーメンに必要なお湯の量は?|まとめ

この記事のポイント
  • お湯が300mlから多くて500mlあればどの種類のカップ麺もだいたい食べられる
  • ケトルの大きさは余裕をもって1L分のお湯を作れるものがおすすめ
  • 入れるお湯の量が少ないと麺が固くなり味が濃くなるため注意が必要

カップラーメンの容器の形には筒形やリフィル型などいくつか種類がありますが、お湯の基本量と言われている300mlから多くて500mlあればどの種類のカップ麺もだいたい食べる事ができます。

しかし、カップラーメンのサイズによっては600ml以上お湯を必要とするものも存在し、小さいケトルでは対応できない可能性があるため、カップラーメンを良く食べる方はケトルの容量も意識する必要があります。

お湯が足らないとカップラーメンの味や麺の固さに違いが出る可能性があるので、なるべく基準量まではお湯を入れることをおすすめします。

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