お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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毎日忙しく過ごしている方にとって、レトルト食品はすぐに食べられる強い味方ですよね。
賞味期限も長いため保存食にも適していますが、気づいたら賞味期限が切れていた、という経験がありませんか?
レトルト食品の賞味期限は3年とも言われていますが、実際のところ、レトルト食品の賞味期限はいつまでなのか、また正しい保存方法はあるのでしょうか?
今回はこれらの事柄について詳しく解説します。
もくじ
レトルト食品の賞味期限は3年とのことですが、実際のところはどうなのでしょうか。
缶の場合とパウチの場合でも異なりますが、レトルト食品の賞味期限はおおよそ1年〜3年程度となっているようです。
同じメーカーでも商品によって賞味期限は異なりますので、購入時に確認するようにしましょう。
せっかく買ったレトルト食品の賞味期限が切れていた場合、もうそのレトルト食品は食べられないのでしょうか。
ここで重要なのは、切れているのが「賞味期限」であるかということです。
食品の期限には「賞味期限」と「消費期限」の2種類があります。
賞味期限は、未開封で保存方法をしっかり守って保存した場合に、記載されている期日まで「美味しく食べられる」期限のことを指します。
一方で消費期限は、賞味期限と同じように保存方法を守った物などが、記載されている期日まで「安全に食べることのできる」期限のことを指します。
消費期限が切れた食品を食べるのは安全上おすすめできませんが、賞味期限が切れている場合には定義上絶対食べられないわけではありません。
ではレトルト食品の消費期限はどれくらいなのでしょうか。
食品の消費期限・賞味期限は様々な科学的根拠をもとに設定されており、期限設定のために行うのが「保存試験」です。
目標とする消費期限・賞味期限を決めた上で、それよりも長い日数保存後、必要な検査を行い、基準に適合するか否かを判定します。
基準に適合した最長の保存期間に安全係数(0.7~0.9の間で設定)をかけたものが、その食品の消費期限・賞味期限になるというわけです。
より詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご参照ください。
レトルト食品の賞味期限が切れていても、絶対に食べられないわけではないことが分かりました。
ここではレトルト食品の中でも特によく食べられているであろうレトルトカレーを例に、賞味期限が切れてからいつまでなら食べられるのかについて確認していきましょう。
賞味期限はあくまで美味しく食べられると保証されている期限の為、例え過ぎてしまっても食べる事自体は出来ます。
しかしながら、メーカーが指定した期日は過ぎているので万が一健康に被害を及ぼした場合には自己責任となります。
ここでは目安についてご紹介いたしますが、食べる前に中身が腐っていないか等を確認するようにしましょう。
まずは、賞味期限を確認したら1週間〜2ヶ月切れていた場合です。
先程ご紹介した保存試験の消費期限の目安から考えると、1週間〜2ヶ月であれば誤差の範囲であると考えられます。
そのため、このレトルトカレーを食べても特に健康への被害はないでしょう。
もちろん賞味期限内に食べるのが1番ですが、いつまで食べられる?と悩んだ時はまずこの程度なら切れていても問題ないと覚えておくと期限切れを見つけても慌てずに済みますね。
次に、賞味期限が半年~1年切れていた場合です。少し心配になりますね。
こちらについては、確実に安全に食べられるとは言い難いです。
消費期限の保存試験にもよるため明言するのは難しいですが、消費期限の期間が2年以上の製品であれば問題ないかもしれません。
しかし期間が1年程度の場合は安全を考慮して食べるのは避けた方が無難でしょう。
レトルトカレーの場合いつまで安全に食べられるのかについては、半年以上賞味期限が切れている時には注意をした方が良いと覚えておきましょう。
レトルトカレーの賞味期限が1年以上切れていた場合ですが、こちらは食べるのを避けるべきです。
消費期限の保存試験の観点から見ても、レトルトカレーの場合は確実に劣化しているといえます。
せっかく買った食品を廃棄するのはもったいないですが、健康を害する可能性が高いため廃棄をおすすめします。
ここまで、レトルトカレーを例に賞味期限が切れていたらいつまで食べられるのかについてご紹介してきました。
レトルトカレーの場合賞味期限を1年過ぎていたらまず食べられないですが、缶詰<などの場合にはこの限りではありません。
消費期限が2年~3年設けられている食品であれば、賞味期限が1年以上切れていたとしても基本的には安全に食べられます。
しかし、容器が膨張していたり破損していたりと正しい保存方法で保存されていなかった場合安全とは言い切れないため、賞味期限が長くても食べるのは避けたほうが良いでしょう。
お手元のレトルト食品の賞味期限が切れてどれくらい経過しているのか分かったところで、出来ることなら食べたいと思ってしまいますよね。
一方で、賞味期限が切れてからそれほど時間が経過していないとは言え本当に食べても大丈夫なのか?という不安を持つ方もいらっしゃると思います。
そんな方に向けて、ここからはレトルト食品の賞味期限切れ後の見極め方についてご紹介します。
まずはじめに、お手元のレトルト食品の容器やフィルムに傷がついていないかを確認してください。
容器やフィルムに少しでも傷がついていた場合正しい保存方法で保存されていたとは言えないため、そこから中身が劣化する可能性があります。
そのため、賞味期限が切れてから2ヶ月以内であっても容器やフィルムといった外装に傷がついている場合は残念ですが食べるのは避けた方がいいです。
次に、こちらは缶詰の場合ですが、缶が錆びついていないかを確認してください。
缶が錆びついてしまっている場合、そこが腐食して中身に空気や水分・微生物などが入り込んでいる可能性があります。
缶詰は賞味期限が切れて長く経過していても比較的安全に食べられる、と先程お伝えしましたが、それは安全に保存されている場合です。
前述したように缶が錆びついてしまっている場合には、こちらも残念ですが食べるのは控えましょう。
開封前の状態で食べられるかを見極めるもう1つのポイントは「蓋や容器が膨張していないか」ということです。
蓋や容器の膨張は、容器の中で雑菌が繁殖し中のレトルト食品が発酵しているために起こる現象です。
缶詰の場合であれば、缶を押した際にペコペコとしていないかどうかも判断材料になるそうです。
お手元のレトルト食品がこのような状態になっている場合には、安全のために食べるのはやめて速やかに廃棄しましょう。
ここからは、レトルト食品を開封してからの見極めるポイントをご紹介します。
1つ目は「食品が全体的に白っぽくなっていないかどうか」ということです。
レトルト食品の中身に白いものが付着していたり中身が全体的に白くなっていたりする場合、中身が酸化していたりカビが生えていたりする恐れがあります。
このような見た目のレトルト食品は、賞味期限が切れてからの期間がどのくらいにせよ食べずに廃棄しましょう。
次に確認するのは「レトルト食品の匂い」です。
匂いに異常がある場合は速やかに食べるのを中止しましょう。
またレトルト食品の中には乾燥させてあるものがありますね。
もし乾燥状態の時に問題がなかったとしても、お湯を入れてから匂いに違和感に気づく場合もあるでしょう。
そういった場合に「大丈夫だろう」と食べてしまうと健康を害する恐れがあるため、もったいないですがそのようなレトルト食品は廃棄することをおすすめします。
ここまでご紹介して見極めのポイントが全て問題なければ、最後に少しだけ食べてみて確認する方法もあります。
もともと賞味期限が切れてある程度経過しているもののため、食べること自体あまりおすすめはしません。
しかしどうしても気になる場合には少しだけ食べてみて、酸っぱい味がしないか・食感に違和感がないかを確認することはできます。
改めてお伝えしますがこちらはおすすめの方法ではないため、もし行う場合にはご自身の責任で試してみてください。
せっかくのレトルト食品ですから、できる限り日持ちさせたいですよね。
レトルト食品は、保存方法によってその日持ちが変わるのでしょうか?
また正しい保存方法はどういうものなのかなど、レトルト食品の保存方法について以下で詳しく見てきましょう。
結論から述べると、レトルト食品は保存方法によって日持ちが大きく変わることはありません。
レトルト食品にはもともと存在している賞味期限があるため、保存方法でそれが大きく伸びるということはないと言えます。
しかし、不適切な保存方法で保管してしまうと劣化しやすくなってしまいます。
レトルト食品の適切な保存方法を知り実践するのは、食品を劣化させずに美味しく食べる上で大切なポイントです。
気になるレトルト食品の適切な保存方法ですが、以下の3つを守ることが基本であり、かつ大切なポイントです。
気温の上昇する夏場でも基本的に常温で保存できるというのはありがたいですね。
ご自宅で長期保存する時は、できる限り温度や湿度が変化しない場所を選んで保存するのが良いといえます。
基本的には常温保存するのが良いレトルト食品ですが、冷蔵庫で保存した方がいつまでも美味しく食べられそうに思えるかもしれません。
結論から言うと、冷蔵庫でレトルト食品を保存するのは避けましょう。
レトルト食品の場合、冷蔵・冷凍保存することで劣化を防ぐことはできません。
逆に冷やすことで中の水分が分離してしまい、風味や美味しさなどを損なってしまうこともあります。
自己判断せず、先程の3つのポイントを守って保存するようにしてください。
冒頭でレトルト食品の賞味期限は大体1年〜3年とお伝えしました。
しかしこの記事を読んでいる方の中には、もっと長く保存できていつまでも美味しく食べられるレトルト食品がないか気になっている方もいるかもしれません。
レトルト食品の中でも、保存食に特化した製品や缶詰の製品であればより日持ちがしやすいです。
以下でそれらのレトルト食品について解説します。
レトルト食品の中でも、災害時に役立つような保存に特化した食品があります。
そういったレトルト食品であれば、保存期間も3年を超えて5年・7年ほど持つものもあります。
非常食として備えておくのにもおすすめですので、ぜひご自身でお好みのレトルト食品を探してみてください。
密閉されている缶詰系のレトルト食品であれば、パウチタイプと比べてもともと賞味期限が長く設定されています。
こういった缶詰のレトルト食品も、非常食として常備するのにおすすめです。
ただし必ず賞味期限は存在しているため、定期的に期限を確認することが大切です。
できる限り賞味期限内で食べ切るように気をつけましょう。
今回は、レトルト食品の賞味期限切れはいつまで食べられるのかについてご紹介しました。
もともとの賞味期限が大体1年〜3年と比較的長いことに驚きましたが、油断していると期限が切れてしまうため気をつけましょう。
またご紹介した適切な保存方法を参考に、レトルト食品をより美味しく食べられるようにしたいですね。
賞味期限が切れてしまった場合の食べられる目安もご紹介しましたので、どうしても食べたい!というときの参考にしてみてください。
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