お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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お湯を加えるだけで簡単に美味しい食事が楽しめるのがカップラーメンです。
まとめ買いして家に置いておく方も多い中で、ついうっかり賞味期限を切らしてしまった方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、カップラーメンの賞味期限や期限が切れても食べられるのかどうかをご紹介します。
またカップラーメンを保存する際に注意が必要なポイントもまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
様々なメーカーから発売されているカップラーメンですが、その賞味期限は半年に設定されていることが多いようです。
ではどうして半年の賞味期限が主流になっているのでしょうか。
カップラーメンの賞味期限が6ヶ月に決められている背景には、実は意外な理由があります。
従来のカップラーメンの賞味期限は、5ヶ月になっていることがほとんどでした。
ただ2011年の東日本大震災をきっかけに防災備蓄食のニーズの高まりやフードロスの懸念から、ガイドラインが改正され賞味期限が6ヶ月に変わったのです。
これによってカップラーメンのストック過多を防ぎロスが減った上に、より備蓄しやすい食品となりました。
そもそも賞味期限とは、いつまでのことを指す期限なのでしょうか?
賞味期限と消費期限の違いも見ていきつつ、解説します。
賞味期限は、その食品が美味しく食べられる期限を示しています。
包装を開けない状態の賞味期限内であれば、安全かつ味を損なわずに食べられることが保証されていると言ってもいいでしょう。
基本的にはカップラーメンをはじめとして、缶詰やスナック菓子など痛みにくい食品に表示されていることがほとんどです。
賞味期限を過ぎた食品は、すぐに食べられなくなるというわけではありません。
一方で消費期限は、その食品が安全に食べられる期限です。
お弁当やお惣菜などすぐに傷んでしまう食品に表示されています。
消費期限が切れた食品を食べるのは非常に危険で、食中毒など様々なリスクは見逃せません。
大きな違いがある賞味期限と消費期限を適切に見分けて、健康な食生活を送りましょう!
半年の賞味期限が設けられているカップラーメンですが、その消費期限は8ヶ月ほどとされています。
これは科学的な調査に則っており、賞味期限を算出する際の保存試験に用いられる式を使うと簡単にわかります。
賞味期限(6ヶ月)÷安全係数(0.8)=消費期限(8ヶ月)
0.8以上1.0未満の安全係数は日本即席食品工業協会が推奨している0.8を使用すると、消費期限は8ヶ月ということになるのです。
この式が分かると様々な食品の消費期限がわかるため、ぜひ周りの食品でも試してみてください!
カップラーメンの賞味期限と大まかな消費期限は分かりましたが、安全に食べるのであればどれほどの期間オーバーしても大丈夫なのでしょうか。
様々な期間を想定して、食べた場合のリスクなどをご紹介します。
賞味期限切れから1週間~2ヶ月のカップラーメンに関しては、特に問題なく食べられると考えて大丈夫です。
実際に食べた方も「賞味期限を見ないと切れているか分からなかった」「ほとんど味になんの変化もなく美味しく食べれた」等の意見がほとんどでした。
そもそも半年の明記に対して本当の賞味期限は8ヶ月が目安なので、特に問題なく食べることが出来ます。
賞味期限後3~5ヶ月が経つと、油の酸化などで風味が落ちていたり、食感も変わってくるでしょう。
劣化の可能性が高まっていることから食べられると断言はできなくなります。
食べる前に中身に変化がないかよく確認して、少しでも異変があった場合は食べる前に破棄してください。
賞味期限を半年以上過ぎると、カップラーメンの状態も大きく変化します。
風味や食感を大きく損なってしまうカビが生えていたり、臭いが変だったりと食べられなくなっている可能性が高くなっている事があります。
蓋を開けて異変に気付くかと思いますので、口に入れる前に必ず注意して見てみてください。
2年もたつと、麺が酸化することで膨らんだ状態になるようです。
この場合は食べられないどころか、繁殖した菌を吸い込んでしまう危険があるため開ける事を避けたほうが良いでしょう。
2年以上開けていないカップラーメンがご自宅にある場合は、今すぐそのカップラーメンを家のゴミ箱へ捨てることをおすすめします。
カップラーメンは賞味期限切れでなくても、その見た目や臭いなどから中の状態を予測することができます。
続いては、食べないほうがいいカップラーメンが示す危険なサインをご紹介します。
カップラーメンを買った際のフィルムがしっかり付いているかは非常に重要です。
仮に傷が付いてしまっているとそこから空気が入り酸化して、早く劣化が進行してしまいます。
賞味期限切れでなくとも、傷がついている場合は安全のために食べない方が良いでしょう。
カップラーメンの蓋が不自然に膨らんでいたら、それは中身が劣化しているサインです。
実際に膨らんでいるカップラーメンの画像を調べてみると、明確に膨張しているためすぐにわかるでしょう。
劣化したカップラーメンは危険なため、蓋が膨らんだものはすぐに捨てるようにしましょう。
カップラーメンをちょっと触るだけで白い粉末が手につくといった場合は要注意です。
これは中でカビが繁殖している証拠で、食べてしまうとかなりの健康リスクがあります。
賞味期限を超えたカップラーメンを食べる際には、ぜひ見た目のチェックを怠らないようにしましょう。
賞味期限切れの食品の状態チェックで欠かせないのが、臭いです。
お湯を入れる前後で強い油や酸っぱい臭いがしたら要注意で、中の劣化がかなり進んでいることを示しています。
カビと並んで食中毒などの危険性があるため、変な臭いがしたらすぐに捨てるようにしましょう。
見た目や臭いに異常がなくても、食べてみたら変な風味がすると言ったことも少なくありません。
どうしても賞味期限切れのカップラーメンが食べたいのであれば、まずは少量を口に入れてみて違和感がないかチェックするようにしましょう。
少しでも違和感ががあれば、そのカップラーメンは廃棄してください。
カップラーメンを保存に向かない場所で保存してしまうと、劣化が進んで賞味期限内でも食べられなくなってしまうことがあります。
ぜひ正しい保存方法をマスターして、美味しいカップラーメンを楽しみましょう!
まず大前提として、カップラーメンは湿った環境に弱いことから高温多湿を避けるのが基本です。
直射日光や火元の近くはNGとなり、空調が整った温度変化の少ない場所や風通しの多い場所であれば問題ありません。
またカップラーメンの包装は食べる直前に剥くのが原則で、事前に取ってしまうと酸化によって劣化が進んでしまいます。
これらの条件を守ればカップラーメンが環境で痛むことはなくなるため、ぜひご家庭でも試してみてください!
カップラーメンは、冷蔵庫で保存することができません。
冷蔵庫は湿度がかなり高いため、カップラーメンの麺やスープに水分が浸透してしまいます。
冷蔵庫の臭いがカップラーメンに移ってしまうこともあるため、基本的には常温で保存するようにしましょう。
カップラーメンの賞味期限は半年程度ですが、最近では保存食用の3年持つカップラーメンも存在しているようです。
そういった製品は麺が缶に入っており、湿気や温度の変化に強いカップラーメンとなっています。
また災害用を想定してお湯がない状態でも作ることができ、水で15分待つだけで美味しい食事を楽しむことが可能です。
ただ、こちらの商品も製品やブランドによって賞味期限が異なって来ますので、商品のパッケージや説明を確認してください!
カップラーメンを捨てる際は、中身は可燃ごみ、容器はプラスチックに分別する必要があります。
ただし、カップヌードル等紙の容器の場合は紙ごみに分別できるようです。
細かなルールは自治体によって異なるため、賞味期限が切れたカップラーメンを捨てる際はお住まいの地域のルールをご確認ください。
今回はカップラーメンについて、賞味期限切れからどれだけの期間であれば食べても大丈夫なのかなどをご紹介しました。
基本的に半年が賞味期限のカップラーメンは、間違った方法で保存してしまうと一気に劣化が進んでしまいます。
また賞味期限切れで食べられなくなってしまったものは臭いや見た目など、様々な観点で判断することが可能です。
ご紹介した知識をもとに、できれば賞味期限内で美味しくカップラーメンを楽しみましょう!
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