お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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カップラーメンはご飯を手軽に済ませたい時や夜食に何か食べたい時にぴったりですが、食べる回数が多いと頻繁に食べるのはやめといたほうがいいのかなぁと気になりますよね。
当記事では、そもそもなぜカップラーメンが体に悪いと言われているのか、またカップラーメンに使われる容器が有害なのかという疑念についても触れていきます。
さらに、カップラーメンを毎日食べ続けた場合に考えられるリスクやそれらのリスクを避けるためにどのようなことに気をつければ良いかも併せて解説していきます。
もくじ
「カップラーメンが体に悪いのは嘘」と思いたい所ですが、残念ながら事実です。
カップラーメンには体に悪い塩分や脂質など健康被害を引き起こす可能性があるものが多く含まれています。
またカップラーメンの容器が体に悪いという意見もあるのですが、実際はどうなのでしょうか?
以下で詳しく確認します。
カップラーメンのスープは飲みすぎると体調を崩したり病気になってしまう可能性があります。
これはカップラーメンのスープに酸化した油や塩分が多く含まれていることが関係しており、それらを摂りすぎてしまうことで肥満・高血圧・痛風など私生活に影響を与える病気になる可能性が高くなってしまうのです。
しかしこれらの病気はあくまでカップラーメンのスープを飲み過ぎた場合に発症する可能性があるものなので、1日1食程度であれば問題ありません。
以前、カップラーメンの容器に使われている発泡スチロールから人体に有害な物質が溶出しているという疑念があったようです。
しかし、食品医薬品安全処は下記のようにカップラーメンの容器には問題ないと公表しています。
有害な揮発性物質の溶出量を調査したところ、ほとんどの容器からは揮発性物質が検出されないか、検出されても人体に対する安全基準の2.2%程度の低い値だった。
引用:hankyoreh japan「カップラーメンなどの容器、お湯を注いでも人体に無害」
実際にカップラーメンを食べる時と同様に約100度のお湯を注いで30分間置いたケースでも、揮発性物質は検出されなかった。
引用:hankyoreh japan「カップラーメンなどの容器、お湯を注いでも人体に無害」
カップラーメンの容器に焦点を当てた調査でも上記のように述べていることから、カップラーメンの容器によって健康被害を引き起こすことは考えにくいです。
「カップラーメンが体に悪い」というイメージはなんとなくありますが、実際何が身体に悪影響を及ぼしているのか知らない方も多いのではないでしょうか。
主に身体に悪影響を与えているのは、カップラーメンに含まれている食品添加物・脂質・塩分だと言われています。
ここからは、なぜカップラーメンが体に悪いと言われるのかの理由を解説します。
カップラーメンは塩分や脂質が多い食品です。
人体に必要なたんぱく質や食物繊維は多くのカップラーメンに含まれていません。
このように栄養が偏っているものばかり食べていると栄養失調の原因にもなるため、カップラーメンの過剰摂取は体に悪影響を与えると言えます。
少しでも偏りをなくすために、野菜や海藻類に加えて肉や豆類などを一緒に食べると良いでしょう。
カップラーメンに含まれる脂質は15g前後あります。この量はポテトチップス1袋と同じくらいのため、そう考えると相当な量ですね。
その上油揚げ麺の油は空気に触れているうちに酸化して、過酸化脂質というさらに体に悪いものになってしまいます。
過酸化脂質を摂りすぎるとシミやシワができやすくなったり、血栓をつくって動脈硬化の原因にもなってしまいます。
食品添加物は保存したり風味をつけるために使用されるもののため、すべてが悪質というわけではありません。
しかしリンとカラメル色素の2つには注意が必要です。
リンは人間に必要なミネラルの1種ですが、近年の加工食品が多い生活ではむしろ過剰摂取に気をつけなければなりません。リンの摂りすぎはカルシウムや鉄の吸収を妨げ、貧血につながる可能性があるためです。
カラメル色素は数種類あり、プリンにかけるカラメルソースのように安全なものもあれば免疫力を下げて発がん性につながると指摘されているものなど様々です。
そして、残念ながらカップラーメンに入っているような食品添加物として使われるカラメル色素は後者がほとんどです。
健康に害を与えないために、出来るだけ摂らないようにしましょう。
しかし、普通の生活をしている以上食品添加物を100%避けることは不可能です。最近ではカラメル色素を使わない食品も出てきているため、購入する際に原材料表示を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
厚生労働省によると、1日の塩分摂取量の目安は成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされています。
それに対してカップラーメンに含まれる塩分の量は5〜6gのため、1食だけで1日分に近い塩分を摂ることになってしまいます。
塩分は摂りすぎると血液中のナトリウム濃度を高くしてしまうため、高血圧や心疾患などの生活習慣病に繋がります。
特にカップラーメンのスープは塩分量が高いため、カップラーメンを食べる時はスープを残すようにして塩分摂取を抑えるようにしましょう。
小麦粉に含まれるグルテンは弾力や粘り気を持たせる性質があり、カップラーメンの美味しさに欠かせない要素の1つになっています。
しかしグルテンはその粘り気のせいで消化しづらく、腸の粘膜に張りついて腸内環境を悪化させます。
また小麦粉に含まれるでんぷんが血糖値を急に上げるため、過剰摂取は糖尿病になるリスクも高めてしまいます。
カップラーメンの成分はほとんど糖質と脂質のみで、主に糖質が多いというイメージがあります。
実際にはカップラーメン1つに含まれる糖質は約50gとそこまで多くありませんが、おにぎりやパンなどを一緒に食べると太りやすくなるためそのような食べ方は避けましょう。
上記でも触れたように、カップラーメンを毎日食べ続けた場合様々な病気を引き起こす可能性があります。
ここからはもう少し具体的にカップラーメンの過剰摂取により起こりうるリスクについて見ていきましょう。
前述したように、カップラーメンの麺には脂質や糖質が含まれています。
それぞれの成分の特徴として、脂質は消化するのに時間がかかってしまう成分であり糖質は必要量以上摂取してしまうと体脂肪として身体に蓄積されてしまうという特徴があります。
カップラーメンはこの2つの成分がたくさん含まれていることから、肥満になりやすい食べ物と言われているのです。
1日の食塩摂取量に近い塩分を含むカップラーメンはそれだけで高血圧のリスクがあるため、カップラーメンの個食(それだけを食べる事)をしている方は動脈硬化・心筋梗塞・腎臓障害などの病気を引き起こしやすくなります。
血管に弾力がある若い頃は問題がなくても年齢が増してくるごとに身体への負担は大きくなるため、カップラーメンを食べる量は年齢を追うごとに減らすことをおすすめします。
また元々高血圧な人や治療をされている方はより注意が必要です。
美容に気を遣っている人はカップラーメンを極力避けたほうが良いでしょう。
肌荒れの原因の1つとして必要以上に皮脂が分泌されることが挙げられるため、脂質の多いカップラーメンを食べすぎると肌荒れを引き起こしやすくなると考えられるためです。
また多量の塩分を摂取していると血流や肌の代謝が悪くなり、これも肌荒れの原因になるため注意が必要です。
カップラーメンのカロリーは高いですが栄養素はほとんど入っておらず、かろうじて入っている栄養素も偏っているため毎日食べ続けた場合は栄養失調になるリスクが高まります。
最近では栄養バランスを意識したカップラーメンも多く発売され始めているため、身体に気を遣っていきたいと考えている方はぜひお試しください。
ここまでカップラーメンの悪い面ばかり紹介してきましたが、やはりカップラーメン特有の美味しさに替わるものは少ないですよね。
そこでここからはカップラーメンを食べることをやめられない方のために、食べる頻度・避けるべき時間帯・手軽に買えて栄養を補える食材などをご紹介します。
繰り返しになりますが、カップラーメンを毎日食べると身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
酸化した油や添加物は体内に蓄積され病気になるリスクが高まってしまうため、なるべく食べる間隔を空けて体への負担を減らすようにすることをおすすめします。
食べる量の目安としては1日1個までとし、身体の健康を保つようにしましょう。
カップラーメンの栄養素を見てみると脂質と塩分が多く、たんぱく質と食物繊維が比較的少ない傾向にあります。
そのため、別の食材を併せて摂取するなどして足りない栄養を補うことで健康的な食事をする事ができるかもしれません。
カップラーメンに追加しやすい食材の中でたんぱく質を補給できるものと食物繊維を摂取できるものを以下にまとめました。カップラーメン1つで栄養と美味しさを両方味わうことができるようになるため、ぜひお試しください。
夜食にカップラーメンを食べると、カロリーを消費しづらい・睡眠の質が落ちるという理由から体への負荷が大きくなってしまいます。
そのため、身体への負担を減らすためにもなるべく就寝3時間前からカップラーメンはもちろん食事をしない事をおすすめします。
体に悪いと思いつつもカップラーメンのスープはついつい飲み干してしまいますよね。
しかしカップラーメンの塩分の約3割はスープに含まれるため、スープを残すことで塩分摂取量を減らすことができます。
体の健康に気を付けている方はなるべくスープを飲まないようにしたほうが良いでしょう。
ここまで見てきたように、カップラーメンが体に悪いのは嘘ではなく本当です。
しかし噂になっている「カップラーメンの容器が悪影響では?」という疑問については、食品医薬品安全処によってカップラーメンの容器から揮発性物質が検出されないことが分かっているため不安を覚えていた人にとっては朗報でしょう。
カップラーメンが身体に悪影響を及ぼす主な原因は塩分・脂質・食品添加物が含まれていることで、これらを過剰摂取すると心筋梗塞や糖尿病などの病気にかかりやすくなる可能性があります。
ただ、1度食べたらすぐに病気になるというわけではないため「体に悪いから食べてはダメ」ということではなく、健康に配慮しつつも食べる楽しみを失わないのが理想なのではないでしょうか。
1日1食程度であれば大きな影響はないとされていますが、カップラーメンのようなジャンクフードはたまに食べる方が美味しさを噛み締められるのかもしれませんね。
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