お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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冷凍エビは手軽に色々な料理に使えてとても便利ですよね。長期保存ができる冷凍エビを常備しているご家庭は多いのではないでしょうか。
そんな冷凍エビを調理した際に、臭みが気になったことはありませんか?
冷凍エビは正しい解凍や下処理、ゆで方をしないと臭みが残ったり、プリプリとした食感が損なわれてしまうことがあります。
この記事では冷凍エビを美味しく食べるための解凍方法や下処理方法、ゆで方やおすすめレシピについて解説します!
もくじ
冷凍エビを解凍する主な方法は、「塩水で解凍」、「流水で解凍」、「氷水で解凍」、「冷蔵庫で自然解凍」の4つです。
それぞれの解凍方法とメリットについて解説します。
比較的時間がかからずに冷凍エビの臭みを消してくれる解凍方法は、塩水での解凍です。
塩水での解凍方法は、ボウルに塩分濃度3%(水1リットルに塩30gを加えると塩分濃度3%)の塩水を入れ、冷凍エビを入れて常温で夏場は30分、冬場は1時間程度おきます。
塩の浸透圧を利用してゆっくり解凍するので臭みが出にくく、冷凍エビの内側から水分が流出するのを防ぐこともできプリプリとした食感になります。
冷凍エビを急ぎで解凍したい場合は流水を使うと短時間で解凍することができます。
流水で解凍する方法は、水を張ったボウルに、チャック付き保存袋に入れた冷凍エビを入れ、流水をチョロチョロと当てます。
流水での解凍は急ぎの場合に素早く解凍ができて便利ですが、臭みの原因であるドリップが多く出てしまったり身が縮んでしまうためあまりおすすめしません。
冷凍エビを氷水で解凍する方法は、低温をキープしたまま解凍することができるのでドリップが出るのを抑えてくれます。
氷水で解凍する方法は、冷凍エビをチャック付き保存袋に入れて氷水が入ったボウルに沈め、氷が解けたら新しい氷を追加しながら2時間程おきます。
もし、保存袋が浮いてしまう場合は上からお皿などを載せましょう。
氷水での解凍方法は少し時間がかかってしまいますが、ドリップが出にくいので臭みが抑えられ、エビの旨味も流出せずに解凍することができます。
時間はかかりますが、冷凍エビを手間をかけずに解凍できるのは冷蔵庫での自然解凍です。
冷蔵庫で解凍する方法は、冷凍エビをバットやお皿に広げて置きラップをかけ、冷蔵庫に入れて6時間程度おきます。
冷蔵庫で自然解凍する方法は一番時間がかかりますが、冷蔵庫に入れて放置するだけで解凍でき、ゆっくりと解凍することでドリップが出にくく臭みを抑えることができるのでおすすめです。
冷凍エビの解凍ができたら、調理をする前に下処理をしましょう!
下処理がしっかりできていないと、せっかくきちんと解凍しても冷凍エビから臭みが出てしまったりパサパサとした食感になってしまい、美味しく食べることができません。
冷凍エビの臭みを取り、プリプリとした食感にするための下処理方法をご紹介します。
まずは冷凍エビの臭みを感じる原因である背ワタを取ります。
エビの側面を手前にして持ち、背中を丸めた状態で頭側から2~3番目の節に竹串を3㎜程度の深さに刺し、竹串をゆっくりと手前に引くと背ワタが取れます。
途中で背ワタが千切れた場合は、場所を変えて竹串を差し込んで背ワタを引き抜きましょう。
背ワタを取った後は、調味料でしっかりと臭みを取ります。
冷凍エビの臭みを取るには「片栗粉と塩」と「料理酒」を使った方法があるのでそれぞれ解説します。
背ワタ処理をした冷凍エビを水で洗い軽く水気を取り、片栗粉大さじ1~2と塩1~2つまみをまぶして揉み込んで水洗いします。
塩で冷凍エビ表面の汚れを浮き上がらせ、その汚れを片栗粉に付着させ洗い流すことで、冷凍エビの汚れと臭みをしっかり取り除くことができます。
背ワタ処理をした冷凍エビ全体に酒を回しかけて10分程置いてから水洗いします。
酒のアルコール成分が冷凍エビの臭みを消すとともに、殺菌作用でエビに付着した細菌を落としてくれます。
調味料を使って臭みを取った冷凍エビは、キッチンペーパー等で水気や汚れを拭き取ります。
冷凍エビの水気には臭みの原因である汚れやドリップが付着しているので、殻付きの冷凍エビの場合は水気が残りやすい尾や脚の部分を重点的にしっかり拭きましょう。
冷凍エビでも正しいゆで方をすれば生のエビのようなプリプリとした食感に仕上げることができます。
冷凍殻付きエビと冷凍むきエビのゆで方のコツを解説します。
冷凍殻付きエビは、殻ごと茹でることをおすすめします。
殻ごと茹でることで身が縮みにくくなりプリッとした食感に仕上がる上に、茹でてからの方が殻が剥きやすくなります。
冷凍殻付きエビのゆで方は、エビ100gに対して鍋に水0.5リットルと塩大さじ1/2と酒大さじ1/2を入れて火にかけ沸騰したら火を止め、すぐにエビを入れて蓋をします。
そのまま5分程置くことで、お湯の余熱を使って短時間で火を通します。
冷凍むきエビは冷凍殻付きエビよりも固くなりやすいので、余熱時間に注意しましょう。
冷凍むきエビのゆで方は冷凍殻付きエビと同様に、エビ100gに対して鍋に水0.5リットルと塩大さじ1/2と酒大さじ1/2を入れて火にかけ沸騰したら火を止め、すぐにエビを入れて蓋をします。
冷凍むきエビの場合は2分程置いたら完成です。
冷凍エビには様々な種類のエビがあり、使いたい時に使いたい分だけ取り出すことができるので色々な料理に使うことができて便利です。
冷凍エビを使った簡単おすすめレシピをご紹介します!
中華料理店に行くと必ずと言っていいほどメニューに載っている「エビチリ」ですが、実は日本発祥の中華料理って知ってましたか?
そんな日本の中華料理の定番であるエビチリは、冷凍むきエビを使って簡単にご家庭で作ることができます!
作り方は長ねぎ10cm程度をみじん切りにし、解凍と下処理をした冷凍エビ150gをボウルに入れて片栗粉大さじ2をまぶしてなじませて、その間に合わせ調味料(ケチャップ大さじ3、豆板醤小さじ2、鶏ガラスープの素小さじ2、水100ml)を作っておきます。
フライパンにサラダ油、長ねぎ、すりおろしたニンニク小さじ1/2を入れて弱火で炒め、香りが立ったら冷凍エビを加えて中火で炒め、エビに火が通ったら合わせ調味料を加えてとろみがつくまで煮詰めて完成です。
辛いのが苦手な方やお子さんに作る際は、豆板醤の量を少なくしてくださいね。
大人から子供までみんなが大好きなエビ料理と言えば、「エビマヨ」ですよね!
エビマヨはエビを揚げて作るので手間がかかるイメージがありますが、今回は冷凍むきエビを揚げ焼きにして作る簡単レシピをご紹介します。
作り方は解凍と下処理をした冷凍エビ200gに片栗粉を満遍なくまぶしフライパンでエビに火が通るまで揚げ焼きします。
ボウルに合わせ調味料(マヨネーズ大さじ2、ケチャップ大さじ1、レモン汁小さじ1/2、牛乳大さじ1、砂糖小さじ1)を作って、揚げ焼きしたエビを加えあえて完成です。
揚げなくてもサクサクした食感を楽しむことができるので、時間がない時におすすめのレシピです。
「ガーリックシュリンプ」は、たっぷりのニンニクで下味を付けた殻付きのエビをオイルとバターで豪快に炒めるハワイの料理です。
本場では殻付きのエビを使いますが、今回は食べやすい冷凍むきエビを使い下味に漬けこんで焼くだけの簡単レシピです。
作り方は解凍と下処理をした冷凍エビ200gとオリーブ油大さじ1、刻みニンニク大さじ1、塩コショウ少々、酒大さじ1をボウルに入れて混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫で30分程漬けこみます。
フライパンにバターを溶かし、エビを入れて火が通るまで炒めて完成です。
冷凍むきエビはブラックタイガーなどの大きめの種類のエビを選ぶと、食べ応えがあっておすすめですよ!
洋食屋さんの定番メニューとして欠かせないのは、バターが香るエビの旨味たっぷりのエビピラフですよね。
ピラフはフライパンで生米を炒めてからスープで炊いて作る料理ですが、今回は冷凍むきエビを使った炊飯器だけで作るエビピラフをご紹介します!
作り方は、研いで30分以上浸水させたお米2合に白ワイン(なければ酒)大さじ2とみじん切りにした玉ねぎ中1/2個と人参1/2本を加えて混ぜ合わせ、2合の目盛まで水を入れます。
解凍と下処理をした冷凍エビとコンソメ(固形1個か顆粒小さじ2)と塩コショウを入れて炊飯をスタートし、炊きあがったら仕上げにバター20gを入れ混ぜ合わせて完成です。
時間がない時は、材料の野菜を冷凍のミックスベジタブルにするとより時短になりますよ。
冷凍エビの解凍方法や下処理方法、ゆで方、冷凍エビを使ったおすすめレシピについてご紹介しました。
冷凍エビの臭みを取りたければ塩水での解凍や氷水での解凍、冷蔵庫での自然解凍をおすすめします。
どうしても急ぎで冷凍エビを解凍したい場合は、流水で解凍後にしっかり下処理を行いましょう!
いつでも手軽に使えて便利な冷凍エビは、解凍方法や下処理方法、ゆで方のコツを知ればより美味しく食べることができます。
少し手間はかかりますが、臭みがなくプリプリとした食感になるのでぜひ一度お試しください。
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