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「チャスミル」というお酒をご存知でしょうか?
韓国料理店で食事する際にドリンクメニューを見るとマッコリと並んで必ず「チャミスル」というお酒の記載があります。
緑色の瓶にカラフルなキャップが印象的で、若者が飲むお酒のイメージを持っている方や、チャミスルは悪酔いする、飲むとやばいと聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
この記事ではチャミスルのアルコール度数や日本のお酒との違い、また味の種類や美味しい飲み方や割り方についてご紹介していきます。
もくじ
韓流ドラマにもよく登場する「チャミスル」とは韓国の焼酎(ソジュ)で、韓国国内で圧倒的人気を誇る焼酎の1つとなっています。
焼酎は日本独自のお酒かと思いきや、韓国にも焼酎があるのです。
日本と韓国の焼酎で作り方やアルコール度数などに違いはあるのかどうか、それぞれの特徴をご紹介していきます。
強いアルコール度数とそれに負けない豊かな香りが特徴の焼酎ですが、日本の酒税法では焼酎のアルコール度数は焼酎乙類(本格焼酎)は45%以下、焼酎甲類は36%未満でつくるよう定められています。
これに対して、チャミスルのアルコール度数は1番高いものでも20.1%です。
最近ではアルコール度数の低いものが好まれる様になってきた為、フレーバー付きのチャミスルは13%とワイン程度のアルコール度数となっています。
韓国では焼酎は「ソジュ」と呼ばれ、朝鮮半島で伝統的に作られてきたお酒となっています。
そんな韓国焼酎の中でも韓国国内でシェア63.9%のダントツNo.1人気を誇るのが眞露(ジンロ)株式会社が製造、販売するチャミスルです。
チャミスルは数多くある韓国焼酎の中の1つの商品で、希釈式と呼ばれる製法で作られています。
韓国焼酎には、チャミスルをはじめ日本でもお馴染みのJINROや鏡月からチョウムチョロムやジョウンデー等、現地で飲める焼酎が沢山あります。
一種類の穀物からできている日本の焼酎は豊かな香りが特徴的で、原材料の違いで濃厚な味わいからすっきりとしたのど越しの飲み口まで様々な物があります。
その独特な香りがクセになる方もいれば、逆に苦手と言う方もいるでしょう。
それに対してチャミスルをはじめとする韓国焼酎は、いくつかの原料を混ぜ合わせ蒸留することによりすっきりとした飲みやすい仕上がりになっています。
日本の焼酎とチャミスルの最も大きな違いは原材料を特定しているかしていないかです。
日本の焼酎は芋、麦、米等の穀類の中で一種類の穀物を原料にして作られていますが、韓国焼酎はこれらの穀類にプラスしてタピオカやトウモロコシなどを混ぜたものを原料としています。
韓国焼酎も元々は米から作っていましたが、戦争や経済成長の中で米不足になり、1965年~1991年まで米のみを原料とした伝統的な製法を禁じられた為、様々な原料を混ぜる様になりました。
日本では甲類(連続式蒸留方法)、乙類(単式蒸留方法)の2種類があり、特に原材料そのものの味と香りが活きてくる単式蒸留方法で作られた焼酎は「本格焼酎」とも呼ばれています。
韓国焼酎は「蒸留式」と「希釈式」とに分けられ、蒸留式は日本の乙類と同じく単式蒸留器で蒸留したものです。
一方で「希釈式」は連続式蒸留器で蒸留した日本の甲類焼酎にあたる物に水を加えアルコール度を調整したもので、韓国焼酎はこちらが主流となっています。
希釈式の焼酎は大量生産が可能でコストパフォーマンスが高いのがメリットと言えるでしょう。
日本では酒税法上、甲類焼酎がアルコール度数が36%未満、甲類焼酎が45%以下とされており、現在売られてる焼酎は20%〜25%が主流ですが、40%越えの焼酎もあります。
それに対して、韓国焼酎ではアルコール度数が15〜20度のものがメインです。
元々はアルコール度数が高いものも作られていましたが、女性の飲酒人口の増加や家庭で低アルコール飲料がよく飲まれたことから、2000年代に入って度数の低い飲みやすい焼酎が好まれるようになりました。
韓国の健康増進法ではアルコール度数が17%以上の商品は放送広告ができません。そのため、メーカーが各社人気商品のアルコール度数を下げるなど改良をしています。
韓流ドラマでも度々登場するチャミスルは、SNSやネットで「やばい」「体に悪い」という意見が散見されますが、実際のところはどうなのでしょうか。
前述した通りチャミスルは数ある焼酎の中の1つの銘柄にすぎません。
飲み過ぎると急性アルコール中毒や二日酔いになってしまいますが、それは他のアルコール類にも共通している問題の為、チャミスルだけが「やばい」「体に悪い」というわけではないのです。
チャミスルのどういった点がやばい・体に悪いと噂されているかやその真相について見ていきましょう。
チャミスルは希釈式で生成されたアルコールに、南米由来の植物から抽出される天然甘味料のステビアが添加されています。
このステビアはお菓子、飲料、調味料、歯磨き粉など全世界で幅広く使われていますが、ステビアには発がん性がある、性ホルモンが減少して妊娠に影響する等の噂もあります。
ただし、近年の研究結果では発がん性は認められず、妊娠に悪影響もないという結論に至ったので問題ないでしょう。
ステビアがキク科の植物であることから、キク科の植物にアレルギーがある人がステビアを接種後アレルギー反応を起こす例が報告されていますので、キク科アレルギーの方は注意が必要です。
チャミスルはアルコール度数を下げていることに加え、製造過程の中で竹炭を使って4回のろ過作業を行っている為、すっきり澄んだ味わいが特徴です。
更に、甘味料やフレーバーを添加している為とても飲みやすい焼酎です。
その為、ついついごくごくと飲んでしまい飲み過ぎてしまった結果悪酔いしてしまい、二日酔いになってしまうことがあります。
加えて、前述したとおりアルコール度数は13%~21%の為、焼酎としてはアルコール度数は低いかもしれませんがビール(5%)や酎ハイ(3〜9%)と比べると決して低いとは言えませんので、飲み過ぎには注意が必要です。
チャミスルは「体に悪い」とともに「太りやすくてやばい」とも噂されていますが、それは本当でしょうか。
一般的に蒸留酒は蒸留過程で糖質が0になりますが、ビールやワイン等の醸造酒に比べアルコールが高い分カロリーも高いとされています。
実際にチャミスルは焼酎の為、糖質は低めですがチャミスルfreshのカロリーは104Kcal/100mlとビールに比べると高めです。
気づいたらカロリーオーバーなんてこともありますので注意しましょう。
更にチャミスルのフレーバー付きのものは糖質も高くなっていますのでこちらも注意が必要です。
チャミスルは1本360ml入りで、1本飲み干すとカロリーは374kcal
眞露株式会社から発売されているチャミスルのラインナップは8種類、そのうち5種類がフレーバ付きです。
更に炭酸入りの低アルコールシリーズのチャミスルトクトクはマスカット、スモモ、パイナップル、ざくろの4種類が展開されています。
チャミスルは他の焼酎同様に様々な飲み方があり、多くの方が色々な飲み方を楽しんでいます。
韓流ドラマではチャミスルをストレートで飲んでいる場面が大変多く観られます。
焼酎なのにストレート?と驚かされますが、前述の通りアルコール度数が低く甘みもプラスされている為、ストレートでもごくごくと飲めてしまいます。
実際に販売元の眞露株式会社のHPのおすすめの飲み方ではキンキンに冷やしたショットグラスで飲むストレートが定番の飲み方と紹介されています。
チャミスルには定番のチャミスルfreshの他7種類のラインナップが展開され、それぞれに特徴があります。
ここからはチャミスルの全フレーバー8種類を1つずつご紹介していきます。
チャミスルと言えば定番なのが「チャミスルfresh16°」で、商品名からも読み取れるようにアルコール度数は16%となっています。
すっきりとした味の中にほんのり甘さがあり、こってり旨辛な韓国料理にベストマッチします。
フレーバー付きの中でも人気No.1のマスカットは、ワインのような感覚で飲めてしまいます。
甘さと芳醇な香りが際立つフレーバーが特徴で、冷やして氷を入れたグラスに注いでロックで飲むのもおすすめです。
グレープフルーツ味はフルーティーでカクテルのように飲め、マスカット味よりも好きという方もいます。
柑橘系の苦味もある為、キムチ鍋等の他にローストビーフ等の料理と合わせてさっぱりした風味でいただけます。
飲み方はロックの他に炭酸割りがおすすめで、口の中がさっぱりとして、辛口の料理や肉料理にも合いますよ。
一見日本では馴染みがないすもも味ですが、韓国ではすももは桃よりも人気なフルーツで、チャミスルすももも人気フレーバーです。
こちらは水で割るとすっきりした味になり、ほのかなすももの香りもして甘いお酒が苦手という方にも飲みやすくなっています。
フレーバー付きのラインナップの中でも最もスイーツ感を感じられるのがチャミスルストロベリーです。
強い甘さとイチゴの香りでジュースみたいに飲めてしまいますが、アルコール度数は13%なので注意が必要です。
甘さが強く感じられる為、ロックで飲むよりも炭酸や水で割って飲むのがおすすめで、お菓子やかき氷等にシロップの代用として使うこともできます。
ちょっとしたアレンジでぐっと大人向けのスイーツになりますね。
2022年6月に新登場したチャミスルもも味は、濃厚な香りとジューシーな果実感を感じられる1本です。
ももの濃厚な香りを感じさせつつも焼酎のきりっとした味わいでバランスの良い飲み口のようです。
チャミスルのラインナップの中で最年長のオリジナルは、度数も他のものよりも高めで20.1%となっています。
freshよりも甘みが抑えられており、焼酎がお好きな方にはこちらの方が好まれるようです。
すっきりとした味わいで色々な料理にマッチし、また、甘みがない分梅酒や果実酒を作る際のホワイトリカーの代用としても使えます。
チャミスル16.9°はアルコール度数がチャミスルfresh16°よりも高くオリジナルよりも低い為優しい味わいとなっています。
韓国で飲んでからおいしさが忘れられない!という方が多く根強い人気を誇っていますが、限定ルートでの販売となっている為、購入する際はECサイトが便利です。
チャミスルには新シリーズの「チャミスルトクトク」という発泡性低アルコールの商品もあります。
チャミスルの味を薄めずに炭酸を加えることにより、アルコールを抑えてチャミスルよりもさらに飲みやすくなっています。
こちらは全4種類すべてフレーバータイプでチャミスルにはないパイナップルとざくろ味もあります。
焼酎の飲み方は沢山ありますが、スタンダードなのはロック、水割り、炭酸割りです。
チャミスルは度数が低いためストレートが定番の飲み方とされていますが、そのすっきりとした味の為、様々な割り方でも楽しめます。
SNSでは「#チャミスルアレンジ」や「#チャミスルレシピ」等のハッシュタグで様々な飲み方が紹介されています。
ここではスタンダードな割り方から意外な物で割る方法など割り材を変えて楽しむ方法をご紹介します。
キンキンに冷やして飲むのがおすすめと紹介されているチャミスルですが、実は湯割りにしてもおいしく飲めます。
元々甘さがあるチャミスルは温めることで香りが立ち、甘さを感じられるようになる為、より飲みやすくなります。
チャミスルを温めるホットストレートという飲み方もありますが、お酒があまり強くない方はチャミスルをお湯で割って飲むのがおすすめです。
焼酎に限らず蒸留酒の炭酸割りは世界的中で好まれる飲み方です。
ハイボールやジンソーダ等は一度は口にしたことがある方も多いでしょうが、もちろんチャミスルも炭酸割りがとても合います。
チャミスルと炭酸を1:1で割ると元々飲みやすいチャミスルが炭酸との相乗効果でより飲みやすくなります。
フレーバー付きのチャミスルを割れば簡単にサワーを楽しめますね。
炭酸割りだとどうしても焼酎独特のアルコール感を感じてしまい苦手という方は、サイダーで割ってみるのはいかがでしょうか。
元々甘みのあるチャミスルを甘みのあるサイダーで割ることによりアルコール感が苦手な方でも飲みやすくなります。
炭酸飲料にはトニックウォーターの様に甘さの他、香りもプラスされているものもあるので、もし炭酸割りでも飲みにくいと思われている方は試してみる価値ありですよ。
SNSでも大人気なのが紅茶飲料で割る飲み方です。
元々はtiktokで人気に火が付いたアレンジレシピですが、どこでも手に入る手軽さに加え、紅茶の華やかさがとても合います。
フレーバー付きのチャミスルを紅茶で割るとフルーツティーのような飲み口になり、初めて焼酎を飲む方にもおすすめです。
お酒が苦手という方に特におすすめなのが、オレンジやぶどうなどのジュースで割る方法です。
ジュースで割ることでアルコール感を感じず飲みやすくなります。
甘いのがお好きな方はぶどう、りんご、ミックスジュース等で、すっきり飲みたいという方はオレンジやグレープフルーツ等の柑橘系のジュースで割るのがおすすめです。
ジュースで割ることで飲みやすくなり、お酒が苦手な方でもどんどん飲めてしまいますが、チャミスルはアルコール度数13〜21%の焼酎ですので、くれぐれも無理をしないように気をつけましょう。
日本ではあまりお目にかからない飲み方といえば、チャミスルをビールで割る「ソメク」と呼ばれる飲み方で、別名「爆弾酒」と呼ばれ、本場韓国では若者を中心に人気があります。
おすすめの割合はチャミスルとビールが1:3で、フレーバー付のチャミスルで作れば簡単にフルーツビールの完成です。
美味しいですが、アルコール度数がかなり上がりますので、お酒の強さに自信があっても注意して飲むことをおすすめします。
チャミスルは韓国で人気No.1を誇る韓国焼酎です。
すっきりとした味に加えアルコール度数が13%~21%と低く、甘みがある為とても飲みやすくなっています。
やばい、体に悪いと言う噂がありますが、気軽にどんどんと飲めてしまうため、気づかない内に悪酔いしたり二日酔いになったりして、そのような噂になっているのでしょう。
どんなお酒も適度に楽しむことが大切です。
チャミスルの割り方は無限大ですので本場韓国に習ってストレートで飲むのも良し、自分だけのオリジナルレシピを考案してみるも良し、1人で、仲間で、お家で、お店で、チャミスルを楽しみましょう。
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