お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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魚やお肉などの食材を切る時に使われるまな板。
生の食材に触れることも多いため、洗う時に衛生面が気になりますよね。
そんなまな板には素材が木のものとプラスチックのものの2種類があり、素材によってそれぞれの洗い方があります。
素材に合わせた正しい洗い方をしなければ、早く傷んでしまったり、雑菌が繁殖しやすくなったりする原因になるので正しい洗い方を知ることはとても重要です。
この記事では、木のまな板とプラスチックのまな板のそれぞれの洗い方やポイント、注意点などをご紹介します。
食材が滑りにくく、包丁の刃が傷みにくいことが特徴の木のまな板。
そんな木のまな板を洗う時は気を付けるべきポイントが存在します。
この部分では木のまな板を洗う際のポイントを3つ紹介します。
木のまな板を洗う時はタワシを使って洗うようにしましょう。
というのも、木のまな板は木の目によって隙間が細かく存在しており、繊維の細かいタワシを使うことによってしっかりと汚れを掻き出すことができるためです。
スポンジで洗うこともできますが、洗い残しを少しでも減らすためにもタワシで洗うことをおすすめします。
木のまな板を洗う時、基本的に洗剤を使う必要はありません。
しかし、油分の多い食材を切った時などは水洗いだけだと油分が残りやすいので洗剤を使って洗ってもOKです。
洗剤を使って洗った際は、洗剤のすすぎ残しがあると雑菌繁殖の原因になるため、しっかりと流しましょう。
木のまな板を使った後はなるべく早く洗うようにしましょう。
なぜなら、木のまな板を使った後に時間が経ってしまうと食材の匂いが木にこびりつきやすくなってしまうためです。
また、色移りや染みの原因にもなってしまう恐れがあります。
そのため、木のまな板の使用後はなるべく早く洗うようにしましょう。
木のまな板を使ったことがある人の中で「木のまな板は黒ずみやすくて使いづらい」という悩みを抱えたことがある人もいるのではないでしょうか。
そんな方は木のまな板を使用する前に水で軽く濡らすようにすることをおすすめします。
木のまな板を使用する前に水で濡らすとまな板の表面に水の膜ができ,食材の匂いや油を染み込みにくくさせることができます。
木のまな板を長く使い続けるためにもぜひ試してみてくださいね。
繊細なイメージがある木のまな板ですが、どのように洗えば良いのでしょうか。
この部分では木のまな板の洗い方の手順を説明します。
ここまでで紹介してきた木のまな板を洗う時のポイントをおさえて実践してみましょう。
まず、上記のポイントの中で説明した通りタワシを用意しましょう。
木のまな板だけでなく、包丁を洗う時にも使えるのでシンクにタワシが無い方は買うことをおすすめします。
次に水だけで表面をサッと洗い流しましょう。
この時、いきなりお湯で洗い流すとお湯の熱で肉や魚のタンパク質が固まってしまって汚れが取りにくくなる原因となります。
次にタワシとまな板に水を流しながら木の目に沿ってゴシゴシ洗い流しましょう。
木のまな板の表面は汚れがたまりやすい溝がたくさんあるので、そこから汚れを掻き出していくようにこすると綺麗に洗えます。
このとき、側面や裏側も忘れずにこすりましょう。
まな板全体をタワシでこすったら、手のひらで触って洗い逃した汚れが残っていないかチェックします。
表面が油分でベタベタしている場合、洗剤を少しつけて洗いましょう。
また、このとき匂いもチェックしておくと匂い残りの防止に繋がります。
残りの汚れを掻き出したら、お湯で洗い流していきます。
洗剤を使った場合、雑菌が繁殖しないようにしっかりと洗い流しましょう。
流し終わったら、布巾で拭いてまな板を立てて完全に乾かします。
木でできているまな板は繊細なため、普段の洗い方では落とすことのできない黒ずみが発生することがあります。
この黒ずみを落としたいときは、粗塩や重曹などをすり込んで洗うようにすると落ちやすくなります。
また、しっかりと黒ずみを落としたい方はカンナやヤスリで黒ずみを表面と一緒に削り取るとより綺麗に黒ずみを取ることができるので試してみてくださいね。
木のまな板を洗う手順を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
木のまな板は繊細なので、間違った方法でお手入れしてしまうと取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。
この部分では、木のまな板を洗う時の注意したい点について3つ紹介します。
「木のまな板を洗う時はタワシを使う」と説明しましたが、金タワシを使用するのはNGです。
というのも、金タワシは金属で作られているため木のまな板に使用すると、まな板の表面がボロボロになってしまうためです。
木のまな板を洗う時はヤシの実の繊維であるパームで作られるパームタワシを使いましょう。
木のまな板は表面が傷つきやすく、その傷から雑菌やカビが発生し黒ずむことがあります。
黒ずみが発生すると洗うだけでは落ちないため、漂白剤を使って落とそうとする方もいるかもしれませんが、漂白剤を木のまな板の使うのはNGです。
なぜなら、漂白剤を木のまな板に使用すると木の中まで成分が入り込み変色する可能性があるためです。
長く木のまな板を使うためにも日頃のケアを欠かさないようにしましょう。
木のまな板を食洗機で洗うとまな板が変形してしまったり、ひび割れの原因になる可能性があるため注意しましょう。
まな板が変形してしまう理由として、食洗機ではまな板が水分を含んだままの状態で、急速に乾燥させてしまうことが挙げられます。
食洗機対応の木のまな板は別として、通常の木のまな板を食洗機で洗わないようにすることをおすすめします。
傷がつきにくく、乾きやすくカビができにくいプラスチックのまな板。
日頃から生の食材に触れ続けるものなので、普段やっているお手入れ方法が合っているのかどうか気になりますよね。
この部分ではプラスチックのまな板の洗い方について紹介します。
プラスチックのまな板を洗う時は柔らかいスポンジを使うようにしましょう。
もし、金タワシなどの硬いスポンジを使ってこすると、表面に傷がつくと汚れや菌が溜まって繁殖する可能性があるためです。
そのため、柔らかいスポンジを使用することをおすすめします。
プラスチックのまな板に対する日頃のお手入れ方法は基本的に食器やカトラリーを洗う時と一緒です。
そのため、柔らかいスポンジで食器用洗剤を泡立たせて表面をこすり汚れを落としましょう。
その後、水ですすぎ立てて乾かせば、プラスチックのまな板のお手入れ完了です。
普段は上記のようなお手入れ方法で十分ですが、「洗っても落ちない表面の黄ばみや黒ずみが気になる」なんてことありますよね。
プラスチックのまな板にできる黄ばみは、まな板の包丁傷に菌が繁殖していることを示しています。
ここでは、酸素系漂白剤(粉末タイプ)を使って黄ばみを落とす方法を紹介します。
まずはまな板が入る大きさの容器を用意して、浸け置き液を水1Lに対し漂白剤を4g(小さじ2杯程度)を入れる割合で作りましょう。
まな板のサイズによって浸け置き液の量が変わってくるので、まな板の大きさによって調節が必要となります。
目安はまな板の全体が完全に浸かる程度です。
酸素系漂白剤が溶けやすい水の温度は30度~50度と言われています。
そのため、お風呂の温度くらいまで温めた水で浸け置き液を作るとより効果的です。
浸け置き液が準備できたら、まな板の全体が浸かるように入れ、1時間浸けておきましょう。
この時、まな板の上の部分など一部が浸け置き液から出ていた場合、十分な効果が得られないので必ず全体が浸かるように注意してくださいね。
浸け置き液に浸して1時間経ったら、溶液を水で洗い流します。
その後、食器用洗剤を泡立てたスポンジで汚れを落とせば完了です。
黄ばみを放置しておくと雑菌が繁殖し続けてしまうため、時間があるときにお手入れしてみてくださいね。
家にある漂白剤が液体タイプであった場合、浸け置き液ではなく布巾を使ったやり方をおすすめします。
まな板全体を布巾で覆い、その上から液体の漂白剤をかけて30分放置しましょう。
その後、水ですすげばお手入れ完了です。
こうすることで、布巾の中に漂白剤が留まってくれるためまな板全体を浸け置き液に浸した時と同様の効果を得ることができます。
まな板の洗い方について、木とプラスチックの2つの素材に合わせて紹介していきましたがいかがだったでしょうか。
木のまな板を洗う時は、タワシを使い、木の目に沿ってこすることで綺麗に汚れを掻き出すことができ、洗った後は立てて完全に乾かすことがポイントです。
また、プラスチックのまな板を洗う時は、食器やカトラリーを洗う時と同じやり方で洗えばOKで、黄ばみが気になるときは漂白剤に浸けることで落とすことができます。
普段の料理で欠かせないまな板をしっかりとお手入れして、衛生的におうちごはんを楽しみましょう。
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