春野菜の特徴は?春野菜の種類や旬を楽しむ簡単レシピをご紹介!

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春が近づくと野菜売り場には、他の季節にはない旬の野菜が並び始めますよね。

春野菜の選び方や保存方法、簡単なレシピを知って、旬の料理を楽しんで春を味わってみませんか?

そこでこの記事では、春野菜の特徴や選び方、保存方法や旬を楽しむレシピをご紹介します。

この記事のポイント
  • 春野菜の独特の苦味は「植物性アルカロイド」
  • 「新」や「春」とつく野菜は甘くみずみずしい
  • アスパラや新たまねぎなど春野菜を使ったレシピをご紹介

春野菜の特徴は?

ブロッコリー、パプリカ、トマト、葉野菜など

春に旬の時期を迎える春野菜には、特有の香りや苦味をもつものがあります。

また、寒い冬を乗り越え成長してきたため、様々な栄養が豊富に詰まっているのです。

春野菜にはどのような特徴があるのか、ご紹介します。

春野菜の特徴
  • ほのかな苦味と豊かな香り
  • 「新〇〇」「春〇〇」は甘みがあってみずみずしい

ほのかな苦味と豊かな香り

春野菜には木の枝や土のなかから芽吹く、山菜や菜の花があります。

このような春野菜は特有のほのかな苦味があるのが特徴ですが、これは春野菜自身が昆虫や動物、害虫などから身を守るためにある「植物性アルカロイド」という成分です。

この植物性アルカロイドを摂取すると、腎臓の機能を高めて新陳代謝を促し、身体の老廃物を排出するデトックス効果があります。

また、よもぎやみつばなどの春野菜の持つ豊かな香りは「テルペン類」という精油成分で、血行促進や抗酸化作用、ストレスの緩和などの効果があります。

他にもビタミンBやビタミンC、βーカロテンなど、春野菜に含まれる栄養素は豊富です。

「新〇〇」「春〇〇」は甘みがあってみずみずしい

じゃがいもや玉ねぎ、キャベツなどは季節を問わず出回っていますが、春にとれたものは「新じゃがいも」「新たまねぎ」「春キャベツ」と呼ばれています。

この「新」や「春」がつくと、春に収穫してすぐ出荷される期間限定のものなので、ほかの時期に収穫されているものと違い、みずみずしくて可食部が柔らかく、甘みがあるのが特徴です。

春野菜にはどんな種類がある?

ニンジン、ラディッシュ、かぶなどの根菜

春野菜には、他の季節にはあまり出回らないような色々な種類があります。

旬のものはどれも新鮮さが重要なので、店頭に並ぶのは短い期間です。

葉茎菜類
  • 新たまねぎ
  • 春キャベツ
  • アスパラガス
  • ふき
山菜類
  • たけのこ
  • ふきのとう
  • うど
  • つくし
豆類
  • そら豆
  • さやえんどう
海藻類
  • ひじき
  • わかめ
根菜類
  • 春ごぼう
  • 新じゃがいも

参考:春の野菜 土物類 野菜図鑑 (yasainavi.com)

春野菜の中でも代表的なものをさらに詳しくご紹介します。

代表的な春野菜①アスパラガス

アスパラガス

春から初夏が旬のアスパラガスは、柔らかくて甘みがあり、みずみずしいのが特徴です。

アスパラガスには、緑のグリーンアスパラガスと白いホワイトアスパラガスがあり、ホワイトアスパラガスは土寄せや遮光で日光を当てずに栽培していて柔らかいのですが、栄養価が高いのは、グリーンアスパラガスの方です。

アスパラガスの旨味のもとといわれている栄養素「アスパラギン酸」は、疲労回復や免疫向上の効果があります。

また、目や皮膚の粘膜の健康維持に効果があるビタミンAや、抗酸化作用があるビタミンCなど、色々な栄養素がバランスよく含まれています。

選び方のポイント

選び方のポイント
  • 茎がまっすぐで均一な太さ
  • 穂先がひらいていない
  • 全体が濃い緑色で、切り口に変色がない

鮮度が落ちると穂先が開いてきて、味や食感が悪くなります。

保存方法

アスパラガスはあまり日持ちしないので、新聞紙などで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。

水を張った容器に入れたり、濡らしたキッチンペーパーで根元を包むことで乾燥を防ぐことができ、鮮度を保つことができます。

冷凍する場合は固めに茹でてラップに包み、密閉容器や冷凍保存袋に入れて冷凍すると、約1ヶ月くらい保存することができます。

おすすめの調理方法

アスパラガスは茹でて、サラダや炒め物、スープなど色々な調理に使えます。

根元は1〜2cmくらい切り落とし、皮が固い場合はピーラーで薄くむくといいでしょう。

茹ですぎると、栄養分が逃げてしまい味も落ちるので、歯ごたえが残るくらいの固さにしておくと、その後調理に使っても美味しく食べることができます。

生のまま揚げ物にすると、風味が良く食感も楽しめますよ。

代表的な春野菜②春キャベツ

春キャベツ

春キャベツは、通年出回っているキャベツに比べて、葉が柔らかくて甘みがありみずみずしいのが特徴です。

春キャベツには、免疫力向上や美肌作りに効果のあるビタミンCや、胃粘膜の修復を助けるビタミンUなど、多くの栄養素が含まれています。

選び方のポイント

選び方のポイント
  • 鮮やかな緑色の葉で、張りとツヤがある
  • 葉の巻きがゆったりとして軽い
  • 芯のサイズが小さい

通常のキャベツの場合は、春キャベツと反対に葉がしっかりと巻かれていて重みがあるものを選びましょう。

半分にカットされているキャベツは、断面がふくらんでいると鮮度が落ちている可能性があります。

保存方法

キャベツの保存は乾燥を避けるために、新聞紙で包むかポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

まるごと保存する時は芯をくり抜き、水で湿らせたキッチンペーパーをつめておくと鮮度が落ちにくくなります。

キャベツは切った所から変色していくので、外の葉から1枚ずつはがして使うのがオススメです。

おすすめの調理方法

キャベツは炒めても煮てもスープにしても使える万能の野菜ですが、旬の時期にしか味わえない春キャベツは、サラダなど生で食べるのがオススメです。

歯ごたえを良くしたい時は、繊維にそって切り、柔らかくしたい時は繊維を断ち切るように包丁を入れましょう。

炒めたり煮たりする場合は、やわらかい食感を生かすために、短時間の加熱で充分です。

加熱のし過ぎは、ビタミンCやビタミンUなどの栄養素が溶け出てしまうので注意が必要です。

ポトフなどにすれば、溶けだした水溶性ビタミンもスープとして一緒に美味しく食べることができますよ。

代表的な春野菜③たけのこ

たけのこ

たけのこは独特の香りと歯ごたえが特徴で、成長するとすぐに竹になってしまうので、生のたけのこを食べられる時期は限られています。

たけのこに豊富に含まれている不溶性食物繊維のセルロースは腸内環境を整える効果があり、コレステロールの吸収を抑え塩分の排出を促す効果のあるカリウムなどの栄養素が含まれています。

選び方のポイント

選び方のポイント
  • 形がよく、太くてずっしりと重みがある
  • 薄茶色の皮で、穂先は黄色で開いていない
  • 節の間が短く、しっかりと皮が重なっている

日にあたった穂先は緑色になり、筋が固くなりえぐみが強くなっている可能性があります。

保存方法

たけのこはなるべく早くあく抜きしてカットし、空気に触れないようにタッパーなどで水に浸して密封して冷蔵庫で保存しましょう。

毎日水を変えることで3〜4日は持ちますが、風味が抜け歯ごたえも悪くなっていくので、できるだけ早く食べきることをオススメします。

おすすめの調理方法

鮮度が重要なたけのこは、掘りたてであれば生で食べられることもありますが、一般的には時間がたつとえぐみが出てくるのでなるべく早く下茹でして、調理することをオススメします。

タケノコは先端はやわらかいですが、中心部分は歯ごたえがあり根元は固めなど、部位ごとに特徴があるので使い分けると美味しく食べることができます。

タケノコの部位ごとに使い分けた料理の例として以下のものが挙げられるので、気になる方は作ってみてくださいね。

  • 先端の姫皮:酢の物やお吸い物
  • 穂先:煮物や和え物
  • 中心部分:煮物や天ぷら
  • 根元:炊き込みご飯

代表的な春野菜④新たまねぎ

新たまねぎ

新たまねぎは、収穫後に乾燥させてから出荷される通常のたまねぎと違い、収穫後すぐに出荷されているので、みずみずしさと甘さが特徴です。

新たまねぎには、血液をさらさらにしてくれる硫化アリルや、抗酸化作用や抗炎症作用のあるケルセチン、お腹の調子を整えるオリゴ糖などが含まれます。

選び方のポイント

選び方のポイント
  • 表面にツヤがありふっくらと丸みをおびている
  • 重みがある

軽いものややわらかすぎるものは、中が痛んでいる可能性があります。

保存方法

玉ねぎは、新聞紙に包んだりネットに入れて吊るしたりして、日陰で風通しのよい場所で保存しましょう。

温度や湿度が高い時期は、新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室に入れて保存する方が長持ちします。

おすすめの調理方法

新たまねぎは辛みが少ないので、そのままサラダやマリネにして食べるのがおすすめです。

もし辛みが気になる場合は、5分くらい水にさらすと辛みが抑えられますが、さらしすぎると水に栄養素が溶け出してしまうので注意が必要です。

たまねぎをまるごと使ってスープにすれば、美味しさも栄養素も余すことなく食べることができますよ。

代表的な春野菜⑤新じゃがいも

新じゃがいも

新じゃがいもは、一定期間貯蔵してから出荷される通常のじゃがいもと違い、収穫してすぐに出荷されるので、やわらかな食感とみずみずしさが特徴です。

新じゃがいもは通常のじゃがいもに比べ、免疫力向上の効果があるビタミンCが約4倍も含まれているのです。

新じゃがいもは皮ごと食べることができるので、一緒に調理することで皮に含まれるビタミンやミネラルなども摂取できます。

選び方のポイント

選び方のポイント
  • 皮が薄く、丸みがあってふっくらしている
  • しわや傷がない

大きすぎると、中が空洞になっていることがあります。

皮が緑色のものや芽が出ているものは、有毒物質のソラニンが含まれているので選ばないようにしましょう。

保存方法

新じゃがいもは水分の含有量が多いのが特徴ですが、そのためにカビが生えやすくなります。

新聞紙で包んで風通しの良い冷暗所で保存するか、湿度や温度が高い場合はさらにポリ袋などにいれて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

じゃがいもはそのまま冷凍すると食感が悪くなるので、ゆでてつぶしてからラップに包んで冷凍するとサラダやコロッケなどを作る時に便利ですよ。

おすすめの調理方法

新じゃがいもは皮が薄いので、皮付きのまま茹でたり揚げたりするとホクホクとした食感を味わえます。

皮付きのままカットして揚げる皮付きポテトや、皮ごとカットして煮物にしたりするのもオススメです。

春野菜を使った旬を楽しむレシピ

包丁で切られているパプリカとその周りのネギやニンジン

春野菜を使って旬を楽しめるレシピをご紹介します。

食材はアレンジできるので、他の春野菜を使ったり家にあるものを使ってくださいね。

アスパラのチーズ肉巻き

アスパラのチーズ肉巻き

旬のアスパラを使った、ご飯がすすむ甘辛い味付けの1品です。

お弁当にもオススメですよ。

アスパラのチーズ肉巻き

必要なもの(2人分)

豚バラ薄切り肉:200g
アスパラ:4本
ベビーチーズ:適量
サラダ油:少々
★酒:大1
★みりん:大1.5
★しょうゆ:大1.5


1.アスパラの下の方の皮をピーラーでむき、レンジで1分程温める
2.フライパンに油をしき、②の巻き終わりを下にして中火で焼き、豚肉の色が変わってきたら裏返して蓋をして弱火で2分程焼く
3.余分な油をふき取ったら、混ぜ合わせた★を入れて煮詰めてからめて完成
えのきや細切りにした人参など、中に巻く具材をアレンジするのもおすすめ

参考:
豚バラアスパラ巻き照り焼きのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN】
豚バラとアスパラの肉巻き by kouki⭐ 【クックパッド】
絶品!春の味☆アスパラの肉巻き レシピ・作り方 by Kaho’scafe|楽天レシピ

若竹煮

若竹煮

旬のたけのことわかめで、おかずにもおつまみにもぴったりで上品な春の煮物です。

生わかめがあれば、一層美味しく旬を味わえます。

若竹煮

必要なもの(2人分)

茹でたけのこ:150g
生わかめ:40g
Ⓐ和風顆粒だし:小½
Ⓐ酒:大1
Ⓐ砂糖:小1
Ⓑ薄口しょうゆ:大0.5
Ⓑ塩:少々


1.たけのこを穂先はくし切り、根元は1cmくらいのいちょう切りにする
2.わかめは食べやすい大きさに切ってさっと湯通しする
3.鍋にたけのことⒶを入れて火にかけ、15分程煮る
4.Ⓑを入れて落し蓋をし、煮立ったら火を止め味をなじませる。
5.さらにわかめを加えて2~3分煮る
お好みで木の芽を添えると一層春らしくなるのでおすすめ
調味料を入れた後に、鰹節ひとつかみをだしパックに入れて煮汁に加えると、より美味しくなる

参考:
たけのことわかめで若竹煮(わかたけに)【味の素パーク】
若竹煮のレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
若竹煮 by kako* 【クックパッド】
若竹煮(たけのことわかめの煮物)のレシピ/作り方:白ごはん.com

新じゃがと新たまのジャーマンポテト

新じゃがと新たまのジャーマンポテト

新ジャガイモと新玉ねぎを使って春のジャーマンポテトはいかがでしょうか。

皮付きのまま食べられるのは新じゃがいもならではですよ。

新じゃがと新たまのジャーマンポテト

必要なもの(2人分)

新じゃがいも:4個
新たまねぎ:1個
ソーセージ:5本
サラダ油:少々
塩コショウ:少々
パセリ:少々


1.新じゃがいもは半分に切り水にさらした後水気を切る
2.玉ねぎは薄切りにする
3.じゃがいもと玉ねぎを耐熱容器に入れてふんわりラップして、600wで5分程加熱する
4.熱したフライパンに油をしいて、食べやすい大きさに切ったウインナーと玉ねぎを炒め、じゃがいもを加えて塩コショウする
5.仕上げにパセリをふる

参考:
皮付きのまま! 新じゃがジャーマンのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
【豚こまジャーマンポテト】| レシピサイトNadia
新じゃが・新たまねぎで☆ジャーマンポテト by くれよん七海 【クックパッド】

ウインナーの代わりにベーコンでも美味しくできます。

粒マスタードを最後に混ぜたり、あらびきブラックペッパーをふると大人の味になり、おつまみにもぴったりですよ。

味が物足りない場合は、少しコンソメを足してみてください。

春キャベツとあさりの酒蒸し

春キャベツとあさりの酒蒸し

春キャベツの甘みとアサリの旨味がつまった出汁まで美味しくいただけます。

お酒のおつまみにもぴったりです。

春キャベツとあさりの酒蒸し

必要なもの(2人分)

あさり:300g
春キャベツ:1/4個
ニンニク:1片
料理酒:60ml
オリーブオイル:大½
塩:¼
ブラックペッパー:少々


1.あさりは塩抜きする
2.キャベツを一口大に、ニンニクは薄切りにする
3.フライパンにキャベツ、あさり、ニンニク、料理酒を入れ中火で熱し、沸いたら弱火にし蓋をして15分程蒸す
4.あさりが開いたら、オリーブオイルと塩を入れて混ぜる
5.仕上げにブラックペッパーをふる

参考:
たっぷり春キャベツとあさりの酒蒸し | クラシル
あさりと春キャベツの酒蒸し【by 笠原将弘さん】- レタスクラブ
春キャベツ◉あさりの酒蒸し◉新玉ねぎ by MORIYABAR 【クックパッド】
メインはキャベツ!あさりのさかむし by じゅごじゅご 【クックパッド】

あさりがまだ開いていないときは、追加で熱してください。

ミニトマトや新たまねぎをいれたり、仕上げにネギを散らしても美味しくできます。

オリーブオイルの代わりにバターを使うとコクがでます。

春野菜の特徴は?まとめ

この記事のポイント
  • 春野菜の独特の苦味は「植物性アルカロイド」
  • 「新」や「春」とつく野菜は甘くみずみずしい
  • アスパラや新たまねぎなど春野菜を使ったレシピをご紹介

春野菜は特有のほのかな苦味や香りがあるのが特徴で、苦味成分は植物性アルカロイド、香りは「テルペン類」という精油成分です。

新たまねぎや春キャベツなど「新」や「春」とつく野菜は、1年中出回っているものよりも、旬のみずみずしさや甘さがあります。

この記事では、春野菜にあてはまる種類をご紹介し、その中から代表的な春野菜の「アスパラガス」「春キャベツ」「たけのこ」「新たまねぎ」「新じゃがいも」について、美味しいものの見分け方や保存方法などをまとめました。

春野菜を使ったレシピもご紹介しましたので、是非つくって旬を味わってみてくださいね。

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