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ここ数年で認知度が急上昇中のクリスマスのイベントと言えば「クリスマスマーケット」ではないでしょうか。
クリスマスマーケットって聞いたことはあるけど実際なんなの?と疑問を持っている方も多いかもしれませんね。
クリスマスマーケットはドイツ発祥の伝統的なイベントで11月からクリスマスまでヨーロッパ各地の街で開催されるお祭りのようなイベントです。
今回は東京近郊のクリスマスマーケットとそこで楽しめるグルメをご紹介していきます。
もくじ
クリスマスマーケットはここ数年で日本各地でも開催されるようになりました。
一気に知られるようになった為、新しいイベントだと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はクリスマスマーケットの歴史はとても古く、中世まで遡ります。
クリスマスマーケットの発祥は14世紀、中世のドイツと言われています。
ドイツはヨーロッパの中部に位置しており、緯度は北海道の上に位置する樺太と同じなので、冬はかなり厳しい寒さで日照時間も短く、16時頃から暗くなってしまいます。
夜が長く比較的天気が悪いドイツの夜空を明るく照らす為、クリスマスマーケットのイルミネーションはきらびやかな演出が施されています。
当時のクリスマスマーケットにはお祭りやイベント的な楽しむ為の要素はなく、厳しい寒さが来る前に日用品を売買する年内最後のチャンスでした。
クリスマスソングが流れて飾り付けが施され、おもちゃ等の嗜好品が並ぶようになったのは19世紀の頃からと言われています。
現在ではヨーロッパ全体でクリスマスマーケットが開催され家族やカップル、観光客で賑わっています。
クリスマスマーケットと言えば欠かせないのが屋台と会場全体に施された装飾で、会場の中心に大きなクリスマスツリーがあり、そのツリーを中心に屋台が立ち並びます。
更に夜になると会場全体がライトアップされ、お昼とはまた違った華やかさがあり、写真の撮影スポットにピッタリです。
日本では中心に置かれるシンボルはクリスマスツリーが一般的ですが、本場のドイツでは「クリスマスピラミッド」が置かれることが多く、何段にも積み重なった木製のピラミッドは見ごたえ十分です。
クリスマスマーケットの屋台は日本のお祭りのような屋台とは違い「ヒュッテ」と呼ばれる木製の小屋でできています。
この屋台1つ1つにクリスマスの装飾が施されており、クリスマスカラーで明るくカラフルにデコレーションされた屋台やツリーは眺めるだけでもクリスマスの雰囲気を楽しめます。
日本のお祭りの屋台は食べ物を販売していることが多いですが、クリスマスマーケットの屋台は食べ物だけではなく、クリスマスの飾りや、雑貨、おもちゃ、日用品等の屋台も並びます。
クリスマスツリーに飾るオーナメントやキャンドル等が並び、見るだけでワクワクしてしまいますね。
その他にも防寒具やぬいぐるみ等の雑貨類も購入でき、まさにマーケット(市場)という言葉にピッタリとなっています。
ついつい食べる物に集中してしまいがちですが、この時期しか出会えない可愛い雑貨にも注目です。
クリスマスマーケットの最大の楽しみと言えばやっぱり、ワインやソーセージなど本場ドイツのグルメではないでしょうか。
最近ではドイツ料理だけではなく様々なメニューを用意している屋台が増えましたが、今回はクリスマスマーケットで味わえるドイツならではのおすすめグルメをご紹介していきます。
まず最初におすすめするのは、クリスマスマーケットの代名詞とも言えるほど有名な「グリューワイン」です。
「グリューワイン」とはワインに香辛料やオレンジ、リンゴ等のフルーツと砂糖を加え温めたホットワインのことで、寒い冬、外で冷えた体を温めるには持ってこいの飲み物と言えるでしょう。
砂糖やフルーツの甘みと香辛料の香りで普通のワインより飲みやすく、かわいいクリスマスの模様が描かれたカップに入れてくれるのも嬉しいポイントです。
多くの会場ではカップ代のデポジットがかかりますが、カップを返却すると返金してもらえます。
カップを記念品としてそのままお持ち帰りOKなお店もあります。
有名なドイツグルメと言えばソーセージですよね。
ソーセージはドイツ語で「ヴルスト(Wurst)」と呼び、クリスマスマーケットで「○○ヴルスト」と売られているものがあれば、それはソーセージを使った料理のことです。
特に定番なのは「ブラートヴルスト」と呼ばれる焼きソーセージで、本場ドイツでは焼きたてをパンに挟んでホットドックのようにして渡してくれます。
更に、日本でもお馴染みになりつつある焼いたソーセージにカレー粉とケチャップをたっぷりかけた「カリーヴルスト」も人気のグルメです。
ドイツの隣国ベルギーの有名スイーツであるワッフルも、クリスマスマーケットで人気のグルメです。
寒空の下で出来立てのワッフルを頬張るのは格別で、ワッフルの甘さと美味しさが口の中一杯に広がります。
かわいい屋台とワッフルの組み合わせは映え要素満載なので、写真を撮ってSNSにあげる方も多いようです。
グヤーシュとは「牛飼い」を意味するハンガリーの伝統料理で「肉とパプリカの煮込み料理」のことです。
普段はあまり見かけない異国のグルメに出会えるのもクリスマスマーケットの楽しみの1つですよね。
グヤーシュは牛肉が入っていることが多く、食べ応えばっちりなので、お腹が空いたときなどにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
クリスマスマーケットで売られているプレッツェルはビールのお供のカリッとしたスナックのプレッツェルではなく、ドイツの名物パンの「プレッツェル」です。
子供の顔位のサイズがあり、ハートのような独特な形にもっちり食感と塩気が相まってついつい食べ進めてしまいます。
日本ではソーセージとセットになって売られていることが多いですが、ヨーロッパのクリスマスマーケットでは塩味だけではなく、チョコをかけたりナッツをトッピングしてあったりとスイーツ要素満載のプレッツェルも売られています。
日本でも定番となったチーズグルメのラクレットチーズですが、クリスマスマーケットでも楽しめます。
アツアツに熱したチーズをソーセージやポテトにかけて食べるのが人気の食べ方です。
お酒との相性抜群ですが、屋外の寒さですぐに冷めてしまうので、購入したらすぐに食べることをおすすめします。
日本でもクリスマスが近づくと販売されることが増えたドイツのスイーツと言えばシュトーレンです。
イーストを使ったパンのような生地にたっぷりのバターとレーズンなどのドライフルーツを入れ、洋酒を染み込ませた伝統的なお菓子となっています。
本格的なシュトーレンとても日持ちするのが特徴で、クリスマスの4週間前から毎週日曜日に薄くスライスして食べるのが伝統となっており、洋酒が馴染んで日に日に変化していく味わいを楽しめるのもポイントです。
クリスマスマーケットでシュトーレンを見かけたら本場らしく友人、家族とシェアして、毎週変わる味わいを試してみてはいかがでしょうか。
フラムクーヘンはドイツの国境に近いフランスのアルザス地方発祥のグルメで、薄く伸ばした生地に具材を乗せて焼いたピザのような料理です。
生地はとても薄くカリッと焼き上げており、スナックとしてビールやワインのお供のような感覚で食べられます。
スタンダードな具材はベーコンと玉ねぎですが、色々なメニューがあるので気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
アイントプフとは「農夫のスープ」とも呼ばれるドイツの煮込み料理のことです。
ソーセージと沢山の野菜を全て鍋に入れコトコトと煮込んだ料理で、熱々のスープが冷えた体を温めてくれます。
クリスマスマーケットでは、お店ごとに違った味付けのアイントプフが用意されるので、今年のクリスマスマーケットではどんな煮込み料理に出会えるか楽しみですね。
アイントプフは煮込み全般を指す言葉なので、具だくさんスープやポトフ等もアイントプフと呼びます。
全世界で愛されているホットチョコレートもクリスマスマーケットの定番ドリンクです。
クリスマス仕様のかわいいカップに入った熱々のホットチョコレートは誰でも虜になりそうな美味しさで、冷えた体を芯から暖めてくれます。
スイスの有名ショコラティエ「リンツ」も毎年クリスマスマーケット限定のホットチョコレートとお菓子のセットを販売しています。
他にもこだわりのホットチョコレートの出店があるかもしれませんので、要チェックですね。
ここまでクリスマスマーケットで楽しめるドイツグルメをご紹介してきましたが、実際に訪れてみたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
前述の通り、ドイツ発祥のクリスマスマーケットはここ数年日本でも楽しめるようになりました。
日本各地で開催されるクリスマスマーケットの中で、東京近郊で気軽に行けるクリスマスマーケットをご紹介していきます。
日本最大級のクリスマスマーケットの「東京クリスマスマーケット」では、クリスマスマーケットの本場ドイツのザイフェン村からやってきた14mもの大きさのクリスマスピラミッドを見ることができます。
毎年日比谷公園での開催でしたが、今年は日比谷公園がリニューアル中につき明治神宮外苑で行われます。
クリスマスマーケットと共にデコレーションされた銀杏並木を歩くのも楽しそうですね。
前売り券を購入した方はオリジナルマグカップがついてくる特典付きで、会場内にある洗浄シンクで洗えばこのマグカップを使用してドリンクを飲めます。
毎年恒例の開催となっているのが横浜の赤レンガ倉庫で開催される「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」です。
広い会場には時間ごとにイルミネーションの色が変わる高さ約10mのクリスマスツリーが出現し、約50mの長さを誇るイルミネーションルーフの下にはドイツ料理や雑貨の屋台が並びます。
ドリンクはドイツ製の赤レンガ倉庫オリジナルデザインのマグカップで楽しめる他、動物達のイルミネーションオブジェが飾られた「イルミネーションガーデン」は入場無料で楽しめます。
今年開業20周年を迎えた六本木ヒルズでは世界最大のクリスマスマーケットで有名なシュツットガルトのクリスマスマーケットを体験できます。
1年中クリスマス用品を販売しているドイツのクリスマス用品専門店「ケーテ・ウォルファルト」が出店し“スモーキー”と呼ばれるドイツのお香人形やクリスマスオーナメントが販売されます。
その他ドイツグルメを楽しめる10店舗が集結し、薄く伸ばした肉をカツレツにした「シュニッツェル」や「グーラッシュ」を味わえるのが特徴です。
スカイツリーの真下、スカイアリーナでは一足早く11月9日からクリスマスマーケットがスタートします。
今年の目玉は初日に登場する約2メートルもある日本一の巨大シュトーレンで、少しずつ切り分けられ食べられるそうです。
豪華なヒュッテではドイツグルメを堪能でき、建物の壁やスカイツリーを活かしたプロジェクションマッピングがクリスマスを盛り上げてくれます。
スカイツリーの下に位置する広場での開催の為、クリスマスマーケットで寒くなったら即屋内へ移動でき温まれるのも嬉しいポイントです。
ムーミンバレーパークがある「メッツァビレッジ」では北欧のクリスマスマーケットを体験できます。
フィンランドの伝統的工芸品であるモービルのような「メンヒリ」がエントランスロードを彩り、スウェーデンの文化が体験できるプログラムや、聖歌隊や民族楽器の生演奏が楽しめるクリスマスコンサートが週末限定で開催されます。
クリスマスマーケットでは北欧の雑貨や食器を購入することができ、12月2日(土)と12月23日(土)に開催される「サンタクロース・グリーティング」では抽選でサンタクロースに会って写真を撮ることができるのが特徴です。
その他、プロジェクションマッピングではサンタクロースのお手伝い妖精・フィンランドの「トントゥ」がクリスマスの準備をする様子を見られ、子どもたちから人気となっています。
今回はクリスマスマーケットの歴史とクリスマスマーケットで楽しめるグルメ、関東で開催されるクリスマスマーケットをご紹介しました。
ドイツ発祥のクリスマスマーケットは日本にも定着しつつあり、ドイツならではのグルメを堪能できクリスマス限定の雑貨も購入できるワクワク感満載のイベントです。
お昼に見るカラフルでポップなクリスマスデコレーションと夜のライトアップや煌びやかなイルミネーションの2つを楽しめるので何度も行きたくなりますね。
基本的に屋外での開催の為、しっかり防寒対策をしてこの時期だけの特別感を楽しみましょう。
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