お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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季節を問わず美味しい玉ねぎは、色々な料理に使えるため安い時にまとめ買いして常備している方も多いのではないでしょうか。
調理しやすいように冷凍しておくことができれば必要な時に使いたい分だけ使えるので、料理の手間が省けて便利ですよね。
ただ、冷凍すると食感や風味が変わってしまってまずくなるのがデメリットと感じる方もいますよね。
そこでこの記事では、玉ねぎは冷凍するとなぜまずく感じるのか、玉ねぎをおいしく冷凍する方法と注意点を解説します。
もくじ
玉ねぎは元々日持ちする野菜なので、常温保存することが多いかもしれませんが、実は冷凍保存することで使い勝手もよくなるのです。
どんな料理にも使いやすいので、お好みの状態で冷凍しておくと調理する時にさっと使えて便利ですよ。
また、玉ねぎの中でも春に旬を迎える新玉ねぎは、みずみずしさが特徴ですがすぐに傷んでしまうので、まとめて買ったけれどすぐに使えない時は冷凍した方が腐らせずに済みます。
玉ねぎの適切な冷凍保存方法を知っておくことで、冷凍しても美味しく食べることができますよ。
玉ねぎはさまざまな形で冷凍できるので、よく使う形や使いたい料理に合わせて冷凍保存しておきましょう。
ここでは以下の方法で冷凍保存する方法をご紹介します。
玉ねぎをみじん切りや薄切りスライスなど、使いやすい形状にカットして生のまま冷凍保存すると、さっと調理にも使えるのでオススメです。
生の玉ねぎを使う時に多めに切っておいて余りを冷凍しておくと手間がかからず、少しだけ使いたい時用にも保存しておくことができます。
冷凍した玉ねぎを使う時は、凍ったまま炒め物や煮物、スープなどに入れてください。
飴色玉ねぎを作りたい時には冷凍したみじん切り玉ねぎを使うと、生のまま作るよりも時短になるのでオススメです。
加熱調理してから保存すると、調理に使う時にさらに時短になってラクです。
特に煮込み料理やソースなど、玉ねぎの形が残らなくて良い料理にオススメで、料理する時に手間がかからず、おいしく食べることができます。
調理した玉ねぎは、しっかりと冷ましてから小分けして冷凍保存するようにしましょう。
野菜は切ってから冷凍することが多いと思いますが、実は玉ねぎは丸ごと冷凍保存できるのです。
玉ねぎ丸ごと使ったオニオンスープや、すりおろして漬けダレやソースに使いたい時にオススメです。
丸ごと冷凍した玉ねぎは、すりおろしても目にしみにくいですよ。
上下に十字の切り込みをいれておくことで、調理の際に味がしみこみやすくなります。
解凍後はカットしにくいので、大きさを変えたい時は冷凍前に切っておく方法が良いでしょう。
玉ねぎは冷凍保存することができますが、冷凍することで「まずい」と言われることがしばしばあります。
なぜまずく感じるのか、その理由について解説します。
まずいと感じる理由のひとつは、冷凍した玉ねぎのにおいが原因ではないでしょうか。
このにおいは、玉ねぎを解凍する時に、水分と一緒に硫化アリルという成分が出てくるからです。
硫化アリルは、玉ねぎ独特のツンとしたにおいや辛みの元になっている成分で、玉ねぎを切った時などに繊維が壊れることで出てきます。
硫化アリルは玉ねぎを切ってから時間がたつと発生しやすくなるので、においを少しでもおさえるために、切った後は出来るだけ早く密閉して冷凍保存するようにしましょう。
冷凍した玉ねぎは食感がべちゃっとして水っぽくなってしまうことが、まずいと感じるもうひとつの理由ではないでしょうか。
これは、玉ねぎの中の水分が凍ることで膨張して細胞壁が壊れ、解凍した時に水分が出てしまうからです。
このことから、冷凍した玉ねぎは、サラダなどシャキシャキした食感を楽しむ料理には向いていないと言えます。
玉ねぎはもともと水分量が多い野菜ですので、冷凍するときにはキッチンペーパーなどで水気をしっかりとっておくと良いでしょう。
また、長時間冷凍すると水分が抜けておいしくなくなるので、早めに使い切るようにしてください。
冷凍玉ねぎは解凍せずにそのまま調理するのがオススメですが、解凍する際は旨味が水分と一緒に流れてしまわないように、冷蔵庫に入れて使う数時間前からゆっくり解凍するか、レンジの解凍モードを使うようにしましょう。
玉ねぎをおいしく冷凍保存するために、いくつか注意点があります。
家庭ですぐに実践でき、基本的に食材を冷凍するときには共通していることなので、覚えておいてくださいね。
冷凍するときには、風味が落ちないようにしっかりと空気を抜いて密閉して冷凍保存するようにしましょう。
小分けにしてラップで包んだ後、保存袋にいれて冷凍保存するのがオススメです。
玉ねぎの辛みやにおいの元である硫化アリルという成分は揮発性が高いので、カットしてからなるべく早く袋に入れて密封することでにおいの発生や風味が変わるのを防ぐことができます。
また、他の食品へのにおい移りを防いだり、反対に冷凍庫内のにおいが玉ねぎについてしまわないように、しっかりと密閉して冷凍しましょう。
冷凍した玉ねぎを一度解凍し、さらに再冷凍すると、風味が落ち、霜がついたりにおいの原因になったりします。
そのため、一度解凍した玉ねぎは再冷凍しないようにしてください。
玉ねぎが水っぽくなるのをなるべく防ぎ、旨味を閉じ込めるために、密封した後はなるべく早く急速冷凍するのがオススメです。
玉ねぎは切った後時間がたつとにおいが強くなっていくので、早く冷凍することで匂いをなるべく抑えることにもつながります。
急速冷凍機能がない冷凍庫の場合は、金属トレーにのせて冷凍すると、熱伝導がいいので凍るまでの時間を早めることができます。
凍るまでは、冷凍庫内の温度を上げないよう、扉の開け閉めもなるべく控えましょう。
冷凍保存した玉ねぎの保存期間の目安はこちらを参考にしてください。
家庭用冷凍庫では扉の開け閉めによる温度変化、霜が付いたり他の食材のにおい移りなどがあるので、早めに使い切ることをオススメします。
袋に冷凍した日付を書いておくと、いつ頃冷凍したのかが分かり無駄になることを防ぐことができます。
玉ねぎを冷凍保存することで、切った状態でも保存期間が長くなるだけではなく、調理や味わいの面でもメリットがあります。
時短調理になったり、冷凍玉ねぎだからこそ生かせる料理もありますので、是非試してみてください。
玉ねぎを冷凍保存しておくメリットは、調理の際にカットする手間が省けることと、加熱時間が短くなることです。
使いやすい大きさにカットしている冷凍玉ねぎを、解凍せずに必要な分だけそのままスープや煮物、炒め物などに入れて使うことができるので調理の際の手間が省けます。
また、冷凍した玉ねぎは、煮たり炒めたりするときに水分が外に出やすくなるので、加熱調理する時に、生の玉ねぎで調理するよりも早く柔らかくなるため時短になります。
特に、カレーやオニオンスープ、ソースに使う飴色玉ねぎは、じっくりと炒めて作るので生の玉ねぎだと時間がかかって大変ですが、冷凍玉ねぎを使うとかなり時間を短縮することができるので試してみてくださいね。
さらに冷凍した時に細胞が壊れることで味がしみやすくなるので、漬ける時間も短縮することができるのです。
玉ねぎを冷凍するとシャキシャキとした食感はなくなってしまうのがデメリットですが、その代わりに繊維が壊れることで水分が出やすくなり、甘みが凝縮されます。
トマトソースやミートソースなど、甘みを生かしたい料理に特にオススメです。
玉ねぎが苦手な方でも、一旦冷凍して甘みが凝縮して味が馴染んだ玉ねぎは食べられる、という方もいるのではないでしょうか。
玉ねぎは、生のままカットした状態でも、加熱調理してからでも、丸ごとでも使いやすい形状で冷凍保存することができることをご紹介しました。
冷凍した玉ねぎがまずいといわれる理由は、匂いの元となっている硫化アリルという成分が解凍した時に水分と一緒に出ることや、玉ねぎの細胞壁が壊れることで水っぽくなることが原因です。
しかし冷凍することで、調理の際に時短になったり、冷凍玉ねぎならではの凝縮された甘さを楽しめるメリットがあります。
しっかり密封して空気に触れないようにし、なるべく急速冷凍することで美味しく冷凍保存できるので、上手に活用してみてくださいね。
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