エナジードリンクの効果や効力時間ってどうなの?種類別にも比較!

なぎ

爽快な飲み心地のエナジードリンクは、仕事や勉強に集中したいときの強い味方ですよね。

今やコンビニやドラッグストアなどで手軽に購入できますが、飲んだことはあってもその効果や効力時間を詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか?

今回は、エナジードリンクから得られる具体的な効果やその効力時間を解説していきます!

共に、代表的な商品であるモンスター・zone・リアルゴールド・オロナミンCの特徴も比較しておりますのでぜひ注目してご覧ください。

エナジードリンクの効果って結局どんなものがある?

エナジードリンクの空いた缶の画像

最近では様々な種類のエナジードリンクが販売されており、自分の好みやその日の気分などによってフレーバーを選べるようになりました。

一般的にエナジードリンクには「眠気覚ましになる」「元気が出る」というようなイメージがありますが、結局のところどのような効果があるのでしょうか。

まずはじめに、エナジードリンク全般に共通する効果について見ていきましょう。

覚醒作用

エナジードリンクの効果の中で、特に実感できるのはカフェインによる覚醒作用です。

エナジードリンクが眠気覚ましに効くと言われているのはこのカフェインによる作用で、瞬間的に仕事や勉強の効率をアップさせる効果が期待できます。

商品によって差はありますが、現在ではコーヒー1杯分のカフェイン含有量を上回るものも多く販売されています。

疲労回復効果

エナジードリンクは、カフェインによる覚醒効果の他に疲労回復効果も期待できます。

多くのエナジードリンクの中には、糖類やL-カルニチン、クエン酸やL-アルギニンなど様々な成分が入っており、これらの成分は主に疲労回復を助けています。

商品によって異なる疲労回復成分が配合されているため、購入の際に栄養成分の表示を見比べてみるのも面白いでしょう。

運動機能の向上

エナジードリンクに含まれるカフェインには、脳の興奮水準を高めて長時間運動をする時の疲労を軽減したり、持久的な運動能力を向上させたりする効果があると言われています。

また、前述した通り疲労回復効果もあるため、運動時に飲むと総合的なパフォーマンス向上効果が期待できるでしょう。

飲みごたえや爽快感が得られる

エナジードリンクは、飲み心地爽快な炭酸感やスッキリとした甘いフレーバーによるリフレッシュ効果も期待できます。

現在では唐辛子やショウガなどの香辛料を加えて、爽快感や刺激的な味わいを追及した商品も販売されています。

低コストで手軽に気分転換できるのも嬉しいポイントですね。

エナジードリンクの効力時間や飲むタイミングは?

エナジードリンクの缶を持った男性の画像

エナジードリンクの効力時間は種類によっても異なりますが、おおよそ4~6時間程と言われています。

これは、エナジードリンクに含まれている主な成分であるカフェインの半減期(効果が半分になる時間)が4~6時間程度のためです。

また血中のカフェイン濃度は摂取後30分~2時間の間に最大になるため、エナジードリンクは集中したいときや運動前など効果を得たいタイミングの30分~2時間前を目安に飲むのがおすすめです。

ただし、寝る前に飲むとカフェインの覚醒作用により眠りにくくなるため、入眠前は避けるよう注意しましょう。

エナジードリンクの種類によって効果は異なる?

エナジードリンクの缶が並んだ画像

最近では様々な種類のエナジードリンクが販売されていますが、その種類によって効果に違いはあるのか気になりますよね。

各商品に含まれている成分を細かく見ていくと、実は同じエナジードリンクでも商品ごとに特徴があり大まかに分けると下記のような点に違いがあります。

  • カフェインの含有量
  • 栄養成分
  • 味わい

エナジードリンクを選ぶ際には上記の3点を意識して、自分が得たい効果に合ったものを飲むのがおすすめです。

今回は特徴の異なるエナジードリンクの具体例として、4つの商品をご紹介します!

商品名 眠気覚まし 集中力 疲労回復
モンスターエナジー ×
リアルゴールドX・Y ×
zone(ゾーン) ×
オロナミンC × × ×

カフェインの含有量で選ぶなら『モンスターエナジー』

多種多様なラインナップの中でも人気を集めているモンスターエナジーはエナジードリンクの中でもカフェイン含有量が多く、100mlあたり40mgものカフェインが含まれています。

1本(355ml)当たりに換算すると142mgのカフェインが含まれており、ブラックコーヒー約1.5杯分に相当します。

味の種類も非常に多いため、「集中力アップ」「眠気覚まし」を重視しながらも、その日の気分で味を選びたい方におすすめの商品です。

疲労回復に『リアルゴールドX・Y』

リアルゴールドX・Yはコカ・コーラより販売されているエナジードリンクで、高揚感をイメージした「リアルゴールド X」と集中力をイメージした「リアルゴールド Y」の2種類が展開されています。

リアルゴールドXは強炭酸のはじけるような刺激が特長で、リアルゴールドYは独自のハーブミックスを配合したキレのある味わいが特徴的です。

いずれの種類も、疲労回復効果の高いローヤルゼリーや各種スパイス、ビタミン、クエン酸、アルギニンなどの成分が多く含まれており、疲れが気になる人や忙しい方におすすめです。

カフェイン量・疲労回復目的なら『zone(ゾーン)』

zoneには様々な種類があり、100mlあたりのカフェイン量は15~38mg程度までと広く展開されています。

zoneにはカフェインの他にも糖類や高麗人参エキス・アミノ酸・ビタミンB群などの疲労回復に効果的な成分が多く入っており、カフェインによる覚醒効果と疲労回復効果を重視したい方に向いています。

1本あたりの容量も500mlと多いため、集中力を保ちながら長く飲みたいという方にもおすすめの商品です。

ビタミンC配合でリフレッシュにも『オロナミンC』

オロナミンCは1965年に発売され、「元気ハツラツ!」のキャッチフレーズでお馴染みのロングセラー商品です。

他のエナジードリンクと比較するとカフェイン量は100mlあたり16mg程度と少なめですが、1本あたりレモン11個分ものビタミンCが含まれています。

カフェインも少なく飲みやすい味わいのため、眠気覚ましや集中力を高めるというよりも、気分をリフレッシュしたい時に飲むのがおすすめです。

エナジードリンクの効果の主は『カフェイン』

注がれる缶の画像

これまで解説してきた通り、エナジードリンクから得られる様々な効果の主はカフェインに由来していることが分かります。

カフェインには、前述した覚醒作用や運動能力の向上の他にも様々な作用があり、適切な量を摂取することで体に嬉しい効果を得ることができます。

ここからは、カフェインに着目して、摂取することで得られる効果を1つずつ見ていきましょう。

むくみの予防

カフェインを摂取すると、むくみを予防する効果が期待できます。

これはカフェインの持つ利尿作用によって余分な水分を排出し、体内の水分バランスが整えられるためです。

ただし、摂りすぎると尿の量が増えて体が脱水状態となり、体が体内の水分を外に逃がさないようにして逆にむくんでしまう恐れもあるため、1日の摂取目安である400mg以下に抑えるよう注意しましょう。

頭痛の軽減

カフェインには血管を収縮させる作用があるため、脳の血管が拡張して起こる片頭痛を和らげる効果があると言われています。

実際に市販の頭痛薬の中にはカフェインが配合されているものもあり、頭痛に悩む方は適量を摂取するのがおすすめです。

ただし、カフェインの血管収縮効果は一時的なものであり、継続的な頭痛予防の効果は無いことを留意しておきましょう。

ダイエットや筋トレにも効果的

カフェインは血行を良くし基礎代謝をアップさせる作用があるため、ダイエットや筋トレにも効果的だと考えられています。

また、カフェインには脂肪燃焼を高める効果もあるとされており、一説では体脂肪を分解する酵素を活性化して脂肪分解を促進すると言われています。

運動前にカフェインを摂取すれば、覚醒効果と作用しあって、集中力や持久力も高めながら効率よくトレーニングすることができるでしょう。

エナジードリンクやカフェインの摂取には注意も必要!

空いたエナジードリンクの缶の画像

これまで解説してきたようにエナジードリンクやその主成分であるカフェインには様々な効果が期待できますが、摂取をし過ぎると健康への悪影響を及ぼす可能性があります。

ここからはエナジードリンクやカフェインの過剰摂取による具体的な影響について、3つご紹介していきます。

過剰摂取による副作用がある

エナジードリンクを過剰摂取すると糖質やカフェインの摂りすぎとなり、下記のような症状を引き起こす可能性があります。

  • 頭痛
  • 不眠症
  • 血圧の上昇
  • 不整脈
  • 脱水症
  • 吐き気
  • 腎障害
  • 糖尿病

糖質やカフェインは適切な量であれば問題ありませんが摂取し過ぎると健康への悪影響があるため、一日の摂取量には注意するようにしましょう。

睡眠に影響がある

入眠時にカフェインの効果が残っていると覚醒作用により眠気を感じにくくなったり、利尿作用により尿意で頻繁に目覚めてしまうなど睡眠の質を下げる要因となります。

カフェインの分解能力は個人差がありますが、エナジードリンクを飲む場合は、就寝の6時間前までとするようにしましょう。

薬との併用で危険性も

頭痛薬や酔い止めなど、薬によってはエナジードリンクとの併用が危険な場合もあります。

これは薬の中にもカフェインが含まれており、エナジードリンクと併用することでカフェインの過剰摂取となる恐れがあるためです。

心臓がドキドキしたり、吐き気をもよおすこともあるため、薬を飲む際にはエナジードリンクを飲まないように注意しましょう。

エナジードリンクの効果や効力時間まとめ

エナジードリンクには、覚醒作用や疲労回復効果、運動機能の向上、飲みごたえや爽快感が得られるなどの効果があり、種類によってもカフェイン含有量や栄養成分、味わいが異なります。

飲むタイミングは効果を得たい時間の30~2時間前がおすすめで、その効果は4~6時間程度継続すると言われています。

なお、エナジードリンクの効果の主はカフェインによるもので、むくみの予防、頭痛の軽減、ダイエットや筋トレへの効果なども期待できる一方、過剰摂取してしまうと頭痛や不眠症、血圧の上昇などの健康リスクが高まります。

エナジードリンクを飲む際には、飲む量やタイミングに気を付けながら、上手く付き合っていくようにしましょう。

執筆者
なぎ
なぎ
なぎ
食生活アドバイザー

美味しいものを作って食べることが大好きな20代OLです。
地産地消・栄養バランスを意識した食生活で、夫婦共々‐10kgに成功しました!
「手軽に美味しく健康に」をモットーに、昔ながらの家庭料理を研究しています。

保有資格など

食生活アドバイザー
オンラインフードクリエイター
ホームユースうつわマスター

執筆者のWebサイト

https://naginokurashi.com/

詳細を見る

飲み物

コラム

このサイトはプロモーションを含んでいます。

記事URLをコピーしました