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20歳を超えたり社会人になると、飲み会に参加する機会が増えて自分のお酒の強さが気になりますよね。
できればお酒に強くありたいと思う人が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お酒に強い人と弱い人の基準と、お酒が強い人の共通点を解説します。
また、お酒が弱い人の飲み会あるあるや適切なお酒の楽しみ方、アルコール対策などもご紹介します。
お酒が強いか弱いかを明確に判断する基準はあるのでしょうか。
自分のお酒の強さが気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
お酒の強さに明確な基準はありません。
飲み会で周りの人と自分を見比べて、感覚的に把握している人がほとんどです。
そもそも、度数がバラバラなお酒を量だけで比較することはできません。
これから説明しますが、お酒の強さは体質的な違いによります。
そのため、お酒の強さに明確な線引きはないので覚えておきましょう。
前述した通り、お酒の強さに基準はありません。
そのため、お酒を飲み始めて間もない人は、周りと比べて自分の強さを勝手に決めて、限界を間違ってしまうことがあります。
過度な飲酒は様々な不快な症状の原因となり、場合によっては重症化して命の危険性を伴うこともあるので、自分のペースに合わせて楽しく飲むことが大切です。
アサヒビールが2020年12月に掲げた、「スマートドリンキング」=「スマドリ」は、飲み方の多様性を指す概念として誕生した言葉です。
お酒を飲めても飲めなくても、一人ひとりの体質に合わせて好きなドリンクを安心して選べる、お酒の生活文化の多様性を推奨しています。
現代では、「お酒が弱い=カッコ悪い」といった認識は誤りなので、お酒が飲めなくて悩んでいる人や、お酒をたくさん飲めるよう無理に鍛えている人は、安心して自分のペースでお酒を飲みましょう。
自分がお酒に強いのか弱いのか気になる人は、お酒の適正について調べてみましょう。
調べ方は、「パッチテスト」と「遺伝子検査キット」の2種類の方法があります。
どちらの方法も非常に簡単に診断できるので、お酒の強さが分からなくて悩んでいる人は思い切って調べてみましょう。
「パッチテスト」は家にある消毒用エタノールや絆創膏を使って手軽に診断することができます。
手順は以下の4ステップです。
それぞれの時間ごとに皮膚の色を確認します。結果は以下の通りです。
「遺伝子検査キット」は、「ADH18遺伝子」や「ALDH2遺伝子」などのお酒の強さに関わる遺伝子を検査するキットで、パッチテストより正確な診断をすることができます。
手順は、キットに付属された綿棒で口の中の粘膜を採取し郵送すれば完了です。
お酒が強い人はどのような特徴があるのでしょうか。
以下では、お酒が強い人の共通点を紹介するので、自分がお酒に強いのか疑問を持っている人は当てはまっている項目があるかぜひチェックしてみてください。
お酒の強さは「強い・弱い・全く飲めない」の3パターンに分けられます。
お酒の強さはアルコールへの耐性で決まるため、耐性があるほどお酒が強い、耐性がないほどお酒が弱い、または全く飲めないと判断できます。
この耐性は人間の体質によって違うので、人それぞれ飲める量も異なります。
耐性は、人間の肝臓内にある「ALDH2(アルデヒド脱水酵素2)」の働きで決まります。
アルコールが体内に入ると、肝臓で「アセトアルデヒド」という有害物質に変換され、顔や体が赤くなったり、吐き気、頭痛などの症状を引き起こします。
このアセトアルデヒドを分解してくれるのがALDH2で、ALDH2の働きが強いほどお酒が強いと判断できます。
お酒が強い人はALDH2の活性が強い「活性型」、お酒に弱い人は「低活性型」、そしてお酒が全く飲めない人はALDH2が全く機能していない「不活性型」となります。
引用:お酒買取専門店リンクサス
ALDH2の働きは人によって違うので、お酒の強さも人によって様々です。
ちなみに、日本人は欧米系の人に比べてお酒に弱いイメージがありますよね。
実は、日本人は約40%が「低活性型」か「不活性型」に分類されています。
ALDH2の働きが鈍いのはモンゴロイド系に特有で、統計的に日本人はお酒が弱い人種と言えます。
ALDH2の働きは、親からの遺伝で決まります。
そのため、親族もお酒が強いと自分もお酒に強い可能性が高いです。
ただし、お酒の強さを100%引き継いでいるわけではないので、初めて飲酒する場合は気をつけて飲みましょう。
ちなみに、お酒の強さは先天的に決まるので後から変わることはありません。
強くなろうと大量に飲むのは意味がないので、自分のペースで飲むことが大切です。
一般的に、女性に比べて男性の方がお酒が強い人が多いです。
男性は女性より体も肝臓も大きいので、ALDH2の量が多くアルコールの分解速度が早い傾向にあります。
女性は男性に比べて体も肝臓も小さく、アルコールの分解が遅いため、少量のお酒でもアルコールの影響を受けやすく、肝臓に負担をかけてしまうのです。
引用:サントリー
分解速度は個人差が大きいですが、平均すると1時間で分解できるアルコールの量は、男性約8gに対して、女性は約6g。
つまり、女性は男性の3/4のスピードでしかアルコールを分解できません。
また、女性は男性と比較して体脂肪が多く水分量が少ないですが、アルコールは血中に溶け込み全身に運ばれることから血液中のアルコール濃度が高くなりやすくなっています。
女性は特に飲み過ぎに注意しましょう。
体格が大きい人は、お酒が強いと言われています。
前述した通り、アルコールは血液に溶けて全身に広がり、組織の水分にも溶け込みます。
体格が大きい人は、小さい人に比べて体内の血液量や水分量が多いため、血中のアルコール濃度が薄くなり酔いにくくなります。
飲みの席で酔った人にお冷を飲ませることがよくありますが、それはアルコールを体内で分解する時に水分を使うからです。
ただし、お酒の強さは遺伝子の影響が大きいので、体格差は目安でしかなく、お酒に強くなるために体を大きくしてもほとんど意味がないので注意しましょう。
飲み会でありがちな、お酒が弱い人のあるあるをご紹介します。
お酒が弱い人が感じている飲み会での不満などを、お酒に強い人はチェックしておいたほうがいいかもしれません。
お酒が弱い人は、楽しいと感じる前に酔いが回り気持ち悪くなるケースが多いです。
そのため、飲酒で周りのテンションや気持ちが大きくなる状況を見て逆に冷めてしまい、自分だけが取り残されたような気分になります。
お酒が弱いと飲み会の席はあまり楽しいとは感じないでしょう。
お酒が弱い人は、飲み会であまり飲まないことが多いです。
そのため、潰れてしまった人の介抱やタクシーの手配、お会計などを任されて損な役回りになることがあります。
お酒に強い人は後々後悔しないよう、お酒に弱い人への気遣いを心がけましょう。
前述したように、お酒が弱い人はあまり飲めないため「飲み放題」というシステムでも損になります。
お酒をあまり飲んでいないのに割り勘で計算されることが多いので、お会計の際に不満を感じる人も多いでしょう。
お酒に弱い人は自分があまり飲めないため、飲み会を主催することに抵抗があります。
また、飲み会の雰囲気だけが好きな人はどうしても誘い待ちになってしまい、思うようにコミュニケーションが取れないこともあるでしょう。
飲み会の場所は、弱い人でも楽しめるような食事も美味しいお店がおすすめです。
お酒が弱い人は特に、自分がお酒に強くなる方法を一生懸命模索しているのではないでしょうか。
以下では、お酒に強くなる方法はあるのかを解説します。
お酒の強さは遺伝の影響が強いため、基本的に体質を変えることはできません。
お酒が弱いにも関わらず何かのきっかけで急に強くなることはないので、毎日飲酒して鍛えるなどの無理な飲酒は危険です。
ちなみに、インターネット上でよく目にする「筋トレすればお酒に強くなる」といった内容は誤りなので注意しましょう。
お酒に弱い人でも飲み会に出席する機会はあるはずです。
そんな時にできる、酔いが回りにくくなる簡単な対策を紹介します。
アルコール対策 | 補足説明 |
---|---|
水をしっかり飲む | アルコールの分解には水分が必要なので、意識的に水を飲みましょう。 |
空腹時に飲酒しない | 空腹時の飲酒はアルコールが吸収されやすくなるので、アルコールを分解する働きを持つチーズやナッツ、レバーなどと一緒に飲酒しましょう。 |
スローペースで飲む | 体内のアルコールの分解が終わってから飲むとアルコールが残りにくいため、スローペースで飲みましょう。 |
度数・濃さに気をつける | 度数の低いお酒や、水割りやお茶割りなどで割って飲むようにしましょう。 |
お酒に弱い人は、以上の項目をぜひ実践してみましょう!
飲み会に行くと、周りがお酒に強い人ばかりで自分も飲まなきゃ…。と必要以上に飲んでしまう人がいますが、お酒を無理やりに飲む必要は全くありません。
逆に無理な飲酒は、アルコール依存症や急性アルコール中毒を引き起こす恐れがあるため非常に危険です。
自分の限界を知り、自分にあったお酒の楽しみ方を探してみてください。
お酒の強さの基準と、適切なお酒の楽しみ方などを解説しました。
お酒の強さに明確な基準はなく、性別や体格以外の要素としては遺伝による影響がほとんどを占めています。
遺伝や体質といった先天的な要素を変えることはできないので、お酒に強くなりたいからといって無理してたくさん飲むのは絶対にやめましょう。
もし自分のお酒の強さが気になる場合は、手軽にできるパッチテストなどを試してみてくださいね。
何よりもお酒は、自分に合ったペースや量で、楽しく飲むことが大切です。
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