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アルコールには「度数」や「パーセント」の表記が使われていますが、2つの違いについて意識して考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。
特にアルコール初心者の人は、お酒の席で失敗することがないよう、「度数」や「パーセント」の意味や「何度から度数が高いと言えるのか」をしっかり把握しておくことが大切です。
そこで、この記事ではアルコール度数とパーセントの違いや、度数が高いお酒は何度からなのかについて解説します。
また、生活習慣病などのリスクを防ぐためのアルコール摂取量の目安や、アルコール量の計算方法なども紹介します。
お酒を楽しく飲むために、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
もくじ
お酒の強さに用いられるアルコール度数は、日本酒や焼酎などのお酒に含まれるアルコール濃度を指します。
例えば、アルコール度数が40度の場合、100mlのお酒のなかに40mlのアルコールが含まれているということです。
しかし、この「アルコール度数」がパーセントで表されているものも目にしますよね。
この部分では、アルコール度数とパーセントの違いについて紹介します。
ちなみに、日本酒や焼酎が度数で表記される一方、ビールやワインなどはパーセントで表記されることが多いですよね。
「度数」と「パーセント」は意味に違いがあるのでしょうか。
結論として、アルコール度数とパーセントは表現が違うだけで意味は同じです。
例えば、アルコール度数が15度のお酒もアルコール15%のお酒も、100mlのなかに15mlのアルコールが含まれているという意味で、お酒の強さは同じです。
同じ意味なのに、なぜ2種類の表記が用いられているのでしょうか。
実は、特段決まりがある訳ではなく、お酒がどこで作られているかによって表記の仕方が違うようです。
日本酒や焼酎など日本生まれのお酒は「度」、ビールやワインなど海外生まれのお酒は「%」で示されることが多く、このような差が生まれたと考えられています。
明確な線引きがないため混乱しやすいですが、上記のように覚えておくと良いでしょう。
お酒にはアルコールが含まれていますが、一体何度から高いと言われるのでしょうか。
以下では、アルコール度数の強さや、お酒が弱い人に向けて度数が低いお酒を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
お酒には日本酒や焼酎、ワインなどの様々な種類があり、お酒によってアルコール度数が違います。
例えば、日本酒のアルコール度数は一般的に13〜15度前後、銘柄によっては20度を超えるものもあります。
また焼酎は25度前後と高く、一方でワインは13度前後と日本酒よりやや低めです。
他には、ウイスキーやブランデー、ウォッカなどのお酒はアルコール度数が40度を超えるものが多く、これらを飲み続けられる人は酒豪と言えるでしょう。
上記のように、お酒のアルコール度数は種類によって様々です。
特にアルコール初心者は、自分が飲んでいるお酒の度数を把握しながら飲み進めると良いでしょう。
一般的に、アルコール度数10度を超えると強いお酒と言われています。
具体的にどのお酒が10度を超えるのか、代表的なものを挙げたのでチェックしてみましょう。
お酒の種類 | 度数 |
---|---|
ワイン | 12~15度 |
日本酒 | 13~15度 |
焼酎 | 25度前後 |
ウイスキー | 37~43度 |
ワインや日本酒は他の強いお酒と比べると飲みやすい部類に入るので、ついつい飲み過ぎて悪酔いする原因になり得ます。
飲み過ぎには十分注意したいですね。
初心者やお酒が弱い人は、0.5〜4度のお酒を選ぶのがおすすめです。
例えば、スーパーなどで売られている缶酎ハイはアルコール度数が0.5度からのものがあります。
また、お店で出されているサワーや酎ハイ系、カクテルなども低めです。
他には、強いお酒をソーダやジュースなどで割って飲む方法もおすすめです。
以下に度数が低いお酒で代表的なものを缶酎ハイとお店で飲む場合に分けて挙げてみました。
初心者やお酒が弱い方は、ぜひ参考にしてみてください。
お酒の種類 | 度数 |
---|---|
アサヒビアリー(缶酎ハイ) | 0.5度 |
ほろ酔い/氷結もも(缶酎ハイ) | 3度 |
贅沢搾り(缶酎ハイ) | 4度 |
サワー・酎ハイ系(店飲み) | 3~5度 |
カシスオレンジ/レゲエパンチ/ファジーネーブルなど(店飲み) | 3度 |
マリブコーク/カンパリソーダ(店飲み) | 4度 |
お酒の種類によってアルコール度数が違いますが、アルコールの望ましい量は一般的にどれくらいなのでしょうか。
実は、生活習慣病などのリスクが高まる基準として、1日のアルコール摂取量の具体的な目安が出されています。
そこで、以下では1日の平均アルコール量がどのくらいが望ましいのかを解説します。
アルコールをどのくらい摂取すれば良いか知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
一般的に飲酒量は、飲んだお酒の度数や飲んだ量で把握することが多いです。
しかし、厚生労働省が定めた「飲酒ガイドライン」では、飲酒による体への影響を「純アルコール量」で把握するよう明記しています。
「純アルコール量」とは、お酒に含まれるアルコールの量です。
「飲酒ガイドライン」によると、飲酒による生活習慣病を高めるリスクとして、1日の平均純アルコール量が男性は40g以上、女性は20g以上摂取した場合とされています。
また、体質などによってはさらに少ない量にすると望ましいです。
ちなみに、男女ともに純アルコール量を60g以上摂取すると急性アルコール中毒を引き起こす可能性が高いので、飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
商品に純アルコール量が記載されていない場合、自分が飲んでいるお酒がどれくらいのアルコール量か分からないですよね。
しかし、純アルコール量は計算で簡単に出すことができます!
計算式は、純アルコール量(g)=お酒の量(ml)×アルコール度数(%)×アルコール比重(0.8)です。
例えば、アルコール度数が5%のビールを500ml飲む場合、純アルコール量は500(ml)×0.05(度数)×0.8=20gとなります。
お酒の量と度数さえ分かれば、あとは0.8をかけるだけなので、誰でも簡単に計算することができますね。
2021年に「健康障害推進基本計画」が策定され、酒類大手各社は順次アルコール分量をグラム単位で表示する取り組みを始めました。
それにより、消費者が自分で計算しなくてもアルコール量を把握でき、過度な飲酒を防ぐ効果が期待できます。
キリンホールディングスは、2022年5月から2023年末までに主なアルコール商品のグラム表記を完了しています。
また、アサヒビールやサントリー、サッポロも順次グラム表記に取り組んでいます。
アルコール度数が高いお酒は、飲み方を工夫することで楽しく飲むことができます。
そこで、以下ではアルコール度数が高いお酒を楽しく飲むために必要な3つのポイントを紹介します。
「強いお酒を飲みたいけど健康被害が心配」「失敗しないで楽しく飲みたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
お酒をたくさん飲む日は水を多めに飲むのがおすすめです。
お酒に含まれるアルコールには利尿作用があり、飲酒すると尿量が増えて脱水症状になる危険性があります。
脱水症状になると体内のアルコールをスムーズに分解できなくなり、二日酔いや頭痛などの健康被害に繋がります。
そのため、水を意識的に飲んで脱水症状を防ぐことが大切です。
ちなみに、カフェインが入っているお茶やコーヒーなどにも利尿作用があるので、水やスポーツドリンクで水分補給するようにしましょう。
空きっ腹の状態で飲酒は控えましょう。
空腹状態でアルコールを摂取すると、腸や肝臓を強く刺激し負担をかけます。
また、アルコールの吸収を早めることにも繋がり、血中のアルコール濃度が急上昇して様々な健康被害をもたらします。
そのため、空きっ腹での飲酒は避けて、食事と一緒にお酒を楽しみましょう。
食事と一緒に摂ることで、胃の中の食べ物が粘膜の上に層を作ってアルコールの吸収を遅らせてくれます。
ちなみに、飲酒前は油分を含むドレッシングを使用したサラダを食べるのがおすすめ。
油を最初に摂ることで胃の中に油が留まり、お酒が小腸に届く時間を遅らせてくれるためです。
特に強いお酒は、時間をかけてゆっくり飲むことも大切です。
早いペースでお酒を飲むと、飲酒スピードがアルコールの分解速度に追いつかず頭痛や吐き気などの様々な健康被害を引き起こします。
最悪の場合、急性アルコール中毒になって死に至るケースもあります。
特に学生の飲み会などに多い一気飲みですが、そういったケースがまれにあるので絶対にやめましょう。
お酒が入るとつい楽しくなって飲むペースが早くなりがちです。
しかし、後々後悔することのないように、ゆっくり時間をかけて飲むことを心がけましょう。
お酒を飲む頻度が多い方は、意識的に休肝日を作るようにしましょう。
休肝日とは、肝臓を休めるために週に1日以上お酒を飲まない日を作ることを推奨した造語です。
毎日の飲酒は肝臓を酷使し、肝機能の低下や肝障害などを引き起こす危険性があります。
また、飲酒が習慣化することでアルコール依存症のリスクを高めます。
さらに、ほぼ毎日飲酒をしている人の死亡率は、休肝日を設けている人に比べて著しく高いです。
そのため、意識的に休肝日を設けて肝臓を休ませる工夫をしましょう。
お酒を飲まない間は、映画鑑賞や散歩、読書などお酒から離れて有意義な時間を過ごせると良いですね。
お酒の強さを示す際に用いられるアルコール度数とパーセント表記。
日本酒など日本で生まれたお酒は「度数」、ワインなど海外で生まれたお酒は「パーセント」で表記されることが多く、両者ともアルコールが含まれている量という意味で同じです。
また、お酒は10度を超えると強いと分類されるので、お酒が弱い人は0.5〜4度のお酒を飲むのがおすすめです。
ただし、例え度数が低くても過度な因習は様々な健康被害をもたらす危険性があるので、アルコール摂取量には十分気をつけましょう。
お酒の失敗を防ぐために、飲酒時に水を飲んだりペースに気をつけたりしながら、自分で工夫して楽しく飲めると良いですね!
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