お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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暑い夏が終わり、少しずつ肌寒くなってくると秋の訪れを感じますよね。
食欲の秋とも言いますが、秋が旬の食材としてさんまが食べたくなる人も多いのではないでしょうか。
しかし、さんまは開いた状態で提供される他の魚と違ってまるごと焼いた状態で食卓に出てくるため、うまく食べることができず身が多く残ってしまったり、骨を外すのに苦労することも多いでしょう。
「さんまの綺麗な食べ方を知りたい」「余すこと無くさんまの身を食べたい」そんな方に向けてこの記事ではさんまの綺麗な食べ方や内臓の取り方、注意点などを紹介します。
もくじ
さんまを食べる際、食べ方を知っているかいないかで食べた後の綺麗さが決まると言っても過言ではありません。
何かと苦戦されがちなさんまの食べ方ですが、5つのポイントを抑えるだけで誰でも簡単にさんまを綺麗に食べることができます。
さんまを綺麗に食べられるように、さんまの食べ方のポイントを紹介します。
さんまを食べるとき、1番始めに行うことは、中骨の線に沿って箸を入れることです。
さんまの体の中心には太めの骨が頭から尻尾まで一直線に伸びているので、それに沿って箸を入れさんまの表面の中心に切れ込みを入れていきます。
このとき、頭から尻尾に向かうように箸を入れるようにしましょう。
次に、先ほど入れた切れ込みよりも上にある身を食べていきます。
上半分の身を大きな塊に分けて食べるというよりも細かく丁寧に食べていくことをおすすめします。
丁寧に食べていくことにより、中骨の両サイドから伸びている細い骨が取り分けた身にくっついてしまうことを防ぐことができます。
切れ込みよりも上の身を食べ終わったら下半分の身も食べ進めていきましょう。
中骨の下半分に伸びている細い骨は上半分に伸びているものよりも細かく、下半分の身を食べ進めているときにくっついてくることが多いです。
そのため、細い骨がくっついてきたときはそれを箸で取り除き、お皿の右奥にまとめておくと食べ進めるときに邪魔になりません。
表面の身を食べ終わったら露わになった中骨を外します。
外すときは頭から切り離さず、骨と頭をくっつけたまま外します。
ポイントは頭のすぐ近くの位置の骨を掴み、そのまま尻尾に向かって箸をスライドさせると綺麗に外れます。
尻尾まで箸が到達したら、骨と身を綺麗に分けるために尻尾を逆側に折って切り離し、先程小骨を集合させた右奥に置きましょう。
その後、食べ進めるのに邪魔にならないよう、身から完全に外れた頭と中骨はお皿の奥側に置くようにしましょう。
中骨を外した後は残りの身を食べていきましょう。
このとき、下半分に内臓があるのでお好みで食べるか食べないか選びましょう。
内臓が苦手な人は身の中心に箸を入れて2つに分けて、下半分の内臓の部分を取り除きましょう。
取り除いた内臓は小骨を集めておいた右奥にまとめましょう。
身を全て食べ終わったら、お皿の奥側に置いておいた頭の付いた中骨を半分に折り、お皿の右奥に小骨や内臓と一緒にしてまとめましょう。
このような食べ方に沿ってさんまを食べると、身を食べ残すこと無く綺麗に食べ終えることができます。
小骨や中骨などを右奥に集めて置くことで、見た目が綺麗になることに加えて捨てるときも楽に処理することができて一石二鳥ですよね。
さんまの内臓は脂がたっぷりのっていて、胆のう以外の臓器は甘味を感じる程の味で食べることができます。
しかし、胆のうの苦味が苦手だったり、内臓を食べることに対して抵抗がある人も多いですよね。
さんまを食べる過程で内臓を取ることもできますが、事前に取ることもできます。
ここでは包丁を使って頭を残しながら内臓を取る方法を紹介するので、間違えて内臓を口にしたくない方はぜひお試しください。
さんまの内臓は脂がたっぷりのっているので食べやすいと言われていますが、内臓には寄生虫が付いていることがあります。
その寄生虫の中には人に害を及ぼすものも含まれているので、内臓を取り出さないときはよく焼いて熱処理をしてから食べるようにしましょう。
さんまの体の表面には鱗が付いており、鱗の数が多ければ多いほど新鮮なさんまであるという証明になります。
そんな鱗ですが、口にすると味がなく硬い食感であるため、できるだけ落とすようにしましょう。
さんまの表面についている鱗を落とす際は尻尾から頭の方に向かって包丁を軽く滑らせます。
このとき、包丁は刃先を使うようにしましょう。
次に、さんまの腹の中でも尻尾から5~10cm程の位置にある肛門から頭の少し後ろぐらいにある胸ビレあたりまでの範囲を切っていきます。
さんまの腹を切るときは包丁を持っていない手でさんまを抑えながら、包丁の刃先を使うようにしましょう。
包丁を深く入れすぎると、内臓に傷がついてぐちゃぐちゃになり、取り出しづらくなってしまうので注意しましょう。
次に、腹を開いて内臓を取り出します。
まだ内臓と頭がくっついた状態なので、さんまの腹を開いた状態で頭の下半分に包丁を入れて内臓を頭から切り離しましょう。
上手く切ることができるとスムーズに取り出せますが、取り出しにくかった場合は指で出すことをおすすめします。
包丁が入ってしまった場合以外で中の内臓がどす黒くどろどろの状態になっていた場合、さんまの鮮度が落ち、傷み始めていることを表します。内臓が溶けているさんまは新鮮でない証なので食べないようにしましょう。
しかし、内臓が少し柔らかい程度だったら身の部分を食べても問題ないので内臓を取り出して食べるようにしましょう。
魚には「血合い」と呼ばれる赤く黒ずんだ部分があります。
血合いには鉄分などの栄養が豊富なため食べても問題はありませんが、普通の身に比べて生臭くなりやすく好みが分かれるので気になる方は血合いも取り出しましょう。
真ん中よりも少し尻尾よりの位置に包丁を入れ、中身をしごくと血合いを取り出すことができます。
最後に、取り切れなかった内臓や血合いをしっかりと落とすために洗います。
洗わなくても問題ははありませんが、内臓を完全に取り除きたい方は洗うようにしましょう。
腹の中に水を流して指を使いながら洗うと内臓をしっかり取り除くことができます。
これで内臓を取る手順は終わりです。
さんまを食べるときはマナーがいくつか存在します。
日常生活の中で必ずしも意識する必要はありませんが、マナーを知っておくといざというときに役に立つかもしれないのでさんまの食べ方と合わせて覚えておくと便利です。
この部分では、さんまを食べるときのマナーを3つ紹介します。
さんまを食べる際のマナーは盛り付けの時点から始まっています。
さんまをお皿に盛り付ける時は、頭を左側に置くというマナーがあります。
これは日本人に右利きが多く、魚の頭が左を向いている方が右手に箸を持った時に食べやすいことが理由としてあげられます。
また、日本は右大臣よりも左大臣の方が位が高かったことからも分かるように、左側を高位と捉える習慣があったことも理由の1つとして囁かれています。
さんまを食べるときは、身に直接醤油をかけずに大根おろしにかけるというマナーがあります。
大根おろしに醤油をかけて、箸で取った身に必要な分の大根おろしを乗せて食べるようにしましょう。
ただし、さんまに添えられているすだちやかぼすについては身に直接搾ってもOKとされています。
さんまを食べる時、ひっくり返さないこともマナーの1つとして挙げられます。
さんまを食べ進めている時に表裏をひっくり返すと、表側に残っていた細かい身がお皿に落ちてしまうことで食べたあとが汚く見えてしまうためです。
それを防ぐためにも、この記事で紹介しているさんまの綺麗な食べ方を参考にしてみて下さいね。
さんまを食べている時、細かい骨や頭、人によっては内臓など食べない部分が出てきますよね。
食べなかった部分をバラバラに放置していると食べ終わったあとのお皿が汚く見えます。
そのため、食べなかった部分はお皿の右奥にまとめておくようにしましょう。
さんまの綺麗な食べ方を紹介していきましたがいかがだったでしょうか。
さんまを食べるときは中骨に沿って箸を入れること、切れ込みの上下に合わせて食べること、食べない部分は右奥にまとめておくことなどのポイントを押さえるだけで簡単に綺麗に食べることができます。
また、さんまの内臓を取るときは包丁の刃先で丁寧に切り込むことで頭を残しながら内臓を取り除くことができるので、内臓を食べたくない方や苦味が苦手な方におすすめです。
そして、左側にさんまの頭を向けること、醤油は大根おろしにかけること、食べない部分は一箇所にまとめることの3つのマナーを綺麗な食べ方とともに実践できたら、あなたはもうさんまの食べ方マスターです。
今まで骨の扱いに苦戦するためにさんまを食べるのが億劫だった人や、綺麗にさんまを食べられるようになりたいという思いを抱える人は、今回紹介したさんまの食べ方に沿って綺麗に食べられるか試してみてくださいね。
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