お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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冬の味覚であるぶりは、幅広い料理で美味しく食べることができます。
ただぶりは傷みやすい食材でもあり、「うっかり買いすぎて保存に困った」という方も多いのではないでしょうか?
ぶりは正しく冷凍すれば美味しさを長持ちさせることができます。
今回は、ぶりを冷凍で保存する際の正しい方法や注意点などをまとめて解説します。
ぶりを始めとした生鮮食品はすぐに傷みやすいため、日持ちをさせたいのであれば正しく保存するのが重要です。
正しくぶりを冷凍して美味しいぶりを楽しむにはどのような保存方法が適しているのでしょうか。
ぶりは生鮮食品のため常温での保存はできず、冷蔵であっても2~3日ほどしか日持ちしません。
傷んだぶりを食べてしまうとアニサキス食中毒を引き起こす可能性もあり、食べ切れない量のぶりはすぐに冷凍するのがおすすめです。
冷凍でぶりを保存すれば微生物の活動を抑えることができ、食材が痛むのを抑えることができます。
他にも下味を漬けてから冷凍すればさらに保存期間を伸ばせるため、より長持ちさせたい方はお試しください。
ぶりは解凍してから食べやすいように、一切れずつ小分けにして冷凍するのがおすすめです。
切り身を冷凍する簡単な方法を順を追ってご紹介します。
ラップに包む際やフリーザーバッグに入れる際は、できるだけ空気を抜いて隙間を作らないのが重要です。
密閉ができていないと冷凍庫の中で劣化が進んでしまうため、実践する際は注意してみてください。
ぶりはトリメチルアミンという物質が含まれており、冷凍するぶりはあらかじめ臭み抜きしておくのがおすすめです。
他の魚よりもぶりにはこの成分が多く含まれており、時間が経つほど増えていくため生臭くなりやすくなっています。
臭い抜きは水分を拭き取る前のぶりに塩を振りかけて10分程度置くだけで簡単にでき、味も大きく変わります。
臭い抜きは塩のほか、日本酒などでも代用することが可能です。
簡単に冷凍できるぶりですが、保存期間の目安は約2週間前後です。
ただ密閉が不十分でラップに空気が含まれていると、冷凍中に酸化し劣化してしまいます。
また2週間持つといってもその期間中に緩やかに劣化しているため、冷凍したぶりは極力早く食べるようにしましょう。
冷凍期間中もぶりを定期的にチェックして、様子が変わっていないか確かめるのもいいかもしれません。
正しくぶりを冷凍できたとしても、解凍方法を間違ってしまうと食材がダメになってしまうこともあります。
こちらではぶりの代表的な解凍方法を3つご紹介します。
ぶりに負担をかけたくないのであれば、冷蔵庫で自然解凍をするのがおすすめです。
食べる前日の夜に冷凍庫から移すだけでよく、温度変化がゆっくりなため食感や美味しさを損なわずに解凍することができます。
その日の夜に食べたければ朝に移しても大丈夫で、目安として1切れあたり2時間半で解凍可能です。
1切れであればあまり時間をかけずに解凍できるため、その日の晩御飯にすぐ使うこともできます。
時間がない場合であれば、あっという間に解凍できる電子レンジを使った方法もおすすめです。
一切れあたり200Wで1分程度の加熱するだけでよく、レンジで解凍する際は料理酒をかけて臭いを和らげると尚いいでしょう。
また加熱しすぎてしまうとぶりがパサついてしまうため、まずは少ない時間から加熱し徐々に解凍していくことをおすすめします。
パサつきが心配な方は解凍する際に少量の水を入れるとふっくらとした仕上がりになります。
様々な料理に加えることができるぶりですが、下味を漬けてから冷凍すると調理の手間を一気に削減することができます。
下味調理はなかなかしないという方も多いでしょうが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
これからご紹介する下味冷凍とは、食材と調味料を同時に入れて冷凍することを指しています。
下味冷凍にはぶりをさらに美味しくできること以外にも様々なメリットがあります。
一度下味冷凍を仕込んでしまえば、加熱するだけで気軽に使えるおかずになります。
毎日の献立を考えるストレスをかなり軽減できるため、ぜひお試しください。
ぶりの脂の旨みとぴったりなのが、ほんのりとした甘味のみりん焼きです。
みりんによってぶりのふっくらとした食感を楽しむことができます。
最初の工程は、下味冷凍するにあたっての下処理です。
トレイから取り出したぶりに塩を振ってキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
この際に水分が残ってしまっていると生臭さの原因にもなってしまうため注意しましょう。
フリーザーバッグに生姜チューブ、みりん、合わせ味噌、白ごま、酒、砂糖を加えよく混ぜます。
そこにぶりを加え、全体によく馴染むように揉み込みましょう。
混ざったら空気を抜いて密閉し、平らにした状態で冷凍庫に入れれば完成です。
ぶりのみりん焼きを食べる際は、解凍をしてからフライパンで焼くだけで食べられます。
焼く際は焦げやすくなっているため、フライパン用のアルミホイルを使うのがおすすめです。
油を引いて中火で両面加熱するだけの簡単調理となっているため、ぜひお試しください。
程よい甘辛さで人気を集めている照り焼きは、下味調理で簡単に作ることができます。
お子さんにも大人気のメニューとなっているため、魚を食卓に取り入れたい方におすすめです。
ぶりはこれまで同様に、塩を振ってから水を拭き取ります。
長ネギは4cm程度の長さに切れば、下味冷凍前の準備は完了です。
フリーザーバッグに醤油と料理酒、みりんと砂糖を加え、先ほど下準備したぶりと長ネギも加えます。
袋をよく混ぜ合わせ、空気を抜いてから密閉すればぶりの照り焼きの完成です。
冷凍する際は袋内でぶりや長ネギが重ならないようにすると、満遍なく味が染み込みます。
食べる際は解凍してからぶりと長ネギを焼くだけで簡単に調理することができます。
フライパンで調理する際は焦げやすいためペーパータオルで適宜油を拭き取るのがおすすめです。
またお好みで青しそなどを加えても美味しいため、ぜひ色々なパターンをお試しください。
インド料理の中でも人気なタンドリーチキンですが、ぶりを使っても美味しいのをご存知でしょうか?
エスニックな味付けでご飯が進む一品をご紹介します。
ぶりは塩を振って臭い取りを行ってから、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
その後に生姜とニンニクをすりおろしておきましょう。
フリーザーバッグにヨーグルトと中濃ソース、トマトケチャップとカレー粉を加えよく混ぜます。
そこへさっき下処理したぶりと生姜、ニンニクを加えさらに揉み込みましょう。
空気が含まれないよう密閉し、冷凍庫に入れれば完成です。
食べる際はフライパンにアルミホイルを敷き、大さじ1程度の水を加えてから焼くようにしましょう。
中火でふつふつとしてきたら蓋をして4分程度蒸し焼きにすると、よりふっくらとした味わいになります。
他のレシピと比較して一層焦げやすくなっているため、調理の際は注意してください。
冬が旬のぶりは、傷んだり生臭くなりやすいデリケートな生鮮食品です。
ぶりを長持ちさせたいのであれば冷凍保存がおすすめで、2週間ほど日持ちさせることができます。
またぶりを冷凍する際に下味冷凍をするのもおすすめで、日々の献立を支えてくれる心強い存在になるはずです。
美味しいぶりを正しく保存して、様々な食べ方を試してみてはいかがでしょうか。
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