お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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ドーナツはコンビニやスーパー等でも手に入る定番のスイーツでありながら専門店もあり、更には家でも簡単に作れる馴染みの深いスイーツですよね。
日本では丸く穴が開いた形が特徴的なドーナツですが、実は世界には様々な種類のドーナツが存在します。
今回は小麦粉、卵、砂糖で作ったオーソドックスな物からかわいいデコレーションを施したものまで、今注目度MAXのドーナツの種類や人気店をご紹介します。
ドーナツと言えば丸くて中心に穴が開いているリング状の形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
広辞苑によると、ドーナツとは小麦粉に牛乳・バター・卵・砂糖・ベーキングパウダーなどを入れてこね、リング状などにして油で揚げた洋菓子とされています。
しかし、世界中には様々な形のドーナツがあり、日本ではあまり知られていないドーナツの種類が沢山存在します。
この項目では、世界にあるドーナツの種類を紹介するので参考にしてみてくださいね。
スタンダードなドーナツの1つであるイーストドーナツは、小麦粉、砂糖、卵を使った生地にイーストを混ぜることでふんわりとした食感に仕上げたドーナツです。
砂糖で周りをコーティングしたシュガードーナツやねじねじした形が特徴のツイストドーナツ等が代表的とされています。
イーストを使っているため、パンと同様に発酵させるための時間が必要なことが特徴の1つです。
こちらもスタンダードなドーナツで、外はクッキーの様にサクサク、中はケーキの様にしっとりしているのが特徴的なドーナツです。
イーストドーナツと違い、ベーキングパウダーで生地を膨らませている為、発酵の時間が不要で作成時間もかかりません。
家庭で作れるドーナツレシピで紹介されている物はケーキドーナツのタイプが多いです。
イーストドーナツやケーキドーナツがイーストやベーキングパウダーといった膨張作用を持った材料を入れて膨らませているのに対して、卵の力を使って膨らませているのがフレンチドーナツです。
シュー生地の様な水分が多く柔らかい生地を、星型の口金を付けた絞り袋に入れ、絞りだして揚げます。
ふんわりかつシュワっとした溶けそうな食感が特徴的です。
ドーナツボールとは、ドーナツの生地を小さく丸いボール状にして揚げたもので、一口大でポイっと口に放り込むのにちょうどいい大きさです。
元々の生地がホットケーキと似ているため、ホットケーキミックスを揚げるレシピがネット上に多数上げられています。
また、生地に白玉粉を混ぜてもちもち感を出したり、豆腐を入れてヘルシーに仕上げてみたりと様々でアレンジも無限大な上に、砂糖の代わりにきな粉をまぶしたり、チョコをコーティングしたりと様々なデコレーションが可能です。
日本を代表する甘味のあんこを包んで揚げたあんドーナツは、和洋折衷のお菓子でその歴史は古く江戸時代まで遡ります。
生地はベーキングパウダーを使ったケーキドーナツであることが多いですが、こちらもドーナツボール同様ホットケーキミックスで代用が可能です。
あんこを入れて包み揚げると考えると家庭で作るのは中々ハードルが高そうですが、あんこはスーパーでも手に入りますし、気になる方は家でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ドーナツの中でも根強い人気を誇っているのがオールドファッションです。
ベーキングキングパウダーを使って膨らませるケーキドーナツの1種で、表面がひび割れているという点が特徴の1つです。
ケーキドーナツ同様、外はサクサク食感ですが、牛乳が入っているため、中がしっとりとしています。
特徴的な見た目のひびはきれいに割れるようにつまようじや型等で筋をつけており、「昔ながらの」と言う意味を込めて「オールドファッション」と呼ばれています。
クルーラーとは「曲がった」を意味する19世紀頃のオランダ語で、くるくるした形のもの、曲がったタイプのドーナツのことです。
シュー生地を使ったフレンチドーナツのクルーラーが「フレンチクルーラー」と呼ばれ最も有名ですが、生地特有の呼び名ではなく、くるくるした形のものをクルーラーと呼びます。
この特徴的な形は星型の口金を使って絞り出し揚げることによって、くるくると曲がったような形に見えます。
パパナッシュとはチーズをたっぷり混ぜた生地を揚げ、ジャムとサワークリームをかけて食べるルーマニアの伝統菓子です。
サワークリームとベリー系のジャムとの相性が抜群の一品で、揚げたてのアツアツを食べるのは格別だそうですよ。
元々はルーマニアの家庭料理でしたが今ではルーマニア全土のカフェ等で食べることができるそうです。
テーマパーク等でお馴染みの棒状の揚げ菓子である「チュロス」はスペイン発祥のお菓子です。
材料は小麦粉・砂糖・卵で、フレンチドーナツ同様に膨張剤等は入っていませんが、フレンチドーナツより硬めの生地のため、ふんわりというよりはもっちりとした食感です。
日本では直線状に揚げたチュロスに砂糖やココアパウダー、シナモンをまぶして食べるのが一般的で、大きさも本場スペインに比べ大きく太さもあります。
スペインのチュロスは日本に比べると細く、真っ直ぐだったりカーブしていたりと様々で、食べ方としてはホットチョコレートにディップして食べるのが定番です。
ベニエとは四角や丸など決まった形がないフランスの揚げ菓子のことです。
イーストドーナツタイプとフレンチドーナツタイプの2つの生地のタイプがありますが、どちらも揚げた後、中にチョコやジャムを詰めたり、粉糖をたっぷり振りかけて食べるふんわり食感が美味しい伝統的なお菓子です。
ベニエは行事食で、季節関係なく食べられるドーナツと違いカーニバル(謝肉祭)の期間に食べられます。
因みにフランス料理界にもベニエという料理が存在し、卵白や炭酸水を入れて作った生地を野菜や果物にコーティングし油で揚げた、ふわふわ、サクサクの天ぷらのような料理です。
塩気の効いたアツアツのベニエとキンキンに冷えたビールやシャンパンとのマリアージュは最高で何個でも食べられそうです。
日本の最南端に位置する沖縄県の郷土料理「サーターアンダギー」も実はドーナツと同じ、小麦粉、砂糖を使用しています。
その歴史は古く500年前の琉球王国時代まで遡ります。
当時中国や台湾で料理を学んできた料理人が作ったとされており、当時砂糖は高級品だったため高貴なお菓子とされていたそうです。
ケーキドーナツ同様ベーキングパウダーを使用して膨らませていますが、水分量が少ない為、ドーナツよりもずっしりとしていて腹持ちがいいお菓子です。
ドーナツは世界中で食べられており、似たようなお菓子も沢山ありますが、そもそもの発祥の地はどこなのでしょうか。
元々ヨーロッパで生まれたドーナツの原形といわれるお菓子は、歴史の流れの中で人々と共にイギリス、アメリカへわたり現在の形になったと言われています。
普段なんとなく食べているドーナツも実は歴史が古く人々の生活に根付いていると思うとなんだか感慨深いですね。
ドーナツの原型となったお菓子はオランダのオリーボーレンというお菓子と言われています。
オランダで年末年始に食べられるのがオリ―ボーレンと呼ばれる丸い揚げ菓子です。
直訳すると「油のボール」という意味で、その名の通り小麦粉、卵、砂糖で作った生地をスプーン等ですくい、油に落として揚げていきます。
見た目は沖縄のサーターアンダギーと似ていますが、イーストを使って発酵させている生地なので、見た目からは想像できない位もちもち食感なんだとか。
年末年始にはオリーボーレンの屋台が出てきて揚げたての熱々を楽しめるそうですよ。
オランダの伝統菓子であるオリ―ボーレンはイギリスからアメリカ大陸を目指したピューリタン達によってアメリカに伝わります。
そしてアメリカで「ドーナツ」と呼ばれるようになりました。
ドーナツの綴りは「doughnut」または「donut」と2種類あり、元々「doughnut」だったのが簡素化され「donut」になったそうです。
「doughnut」の「dough」は英語で生地の事をさし、「nut」はクルミなどの木の実をさします。
これは元の原型となったお菓子が中心にナッツが乗っていたためと言われています。
因みにドーナツのチェーン店であるミスタードーナツは「Mister Donut」ですが、2000年代後半にブームを巻き起こしたクリスピークリームドーナツは「Krispy Kreme Doughnuts」と書かれており、どちらも通じるようです。
ドーナツと聞けばほとんどの方が丸い形を思い浮かべるでしょう。
実際「ドーナツ」という言葉は丸い形で中心に穴が開いている形の象徴的な言葉として使われています。
しかし前述したとおり、ドーナツが全て丸いわけではありません。
ツイストドーナツの様にねじった形や、チュロスのような長い1本の物もあります。
ドーナツがなぜ丸いかの明確な理由は誰もわからないというのが正直なところです。
日本ではドーナツといえば「ミスタードーナツ」が全国展開しており、広く知られているかと思いますが、アメリカではミスタードーナツよりも「ダンキンドーナツ」が有名です。
実際日本でもミスタードーナツよりも先にダンキンドーナツがオープンしていますが、現在は撤退し、ドーナツのチェーン店といえばミスタードーナツとなりました。
その後2000年代後半にアメリカの「クリスピークリームドーナツ」が初出店し、アメリカらしいカラフルなデコレーションが人気となり、ドーナツブームが巻き起こったのです。
現在ドーナツはブーム再来と言われるほどドーナツ専門店が続々とオープンしています。
1971年に日本に初上陸したのがミスタードーナツです。
日本にとどまらずアジア圏を中心に2,700店舗展開している大きなチェーン店で、誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
ミスタードーナツは元々アメリカの最大ドーナツチェーン店のダンキンドーナツから独立開業した兄弟会社でした。
現在、アメリカのミスタードーナツはダンキンドーナツへ吸収され、現在はイリノイ州に1店舗残すのみとなっています。
日本だけではなくアジア圏で圧倒的な知名度と人気を誇るドーナツチェーンのミスタードーナツですが、運営会社のダスキンは元々ミスタードーナツが独立する前のチェーン店「ダンキンドーナツ」と名前が似ているからという理由でフランチャイズ契約を結んだそうです。
当時のアメリカのミスタードーナツはフランチャイズといえど全くシステム化されておらず、ダスキンは日本独自でシステムを構築、更に好感度が高い芸能人をCMに起用したり、ドーナツを買うごとにもらえる景品キャンペーンが人気となり、人々の間で「ミスタードーナツ」が定着していきました。
ミスタードーナツの商品ラインナップはイーストドーナツ、ケーキドーナツ、フレンチドーナツ、チュロス等幅広い種類のドーナツが取り揃えられています。
王道のオールドファッションやフランスのベニエを思わせるイーストドーナツの中にクリームが入った「エンゼルクリーム」等の他、2003年には大人気シリーズとなる「ポン・デ・リング」が発売され瞬く間に人気商品となりました。
そのほかミスタードーナツではラーメンや肉まんなどの飲茶シリーズを販売していたりとスイーツだけではなく食事のラインナップも充実しています。
ダンキンドーナツは全米No.1のチェーン店で、過去日本でもチェーン展開していたドーナツのチェーン店では最大規模を誇る会社です。
日本での初出店はミスタードーナツより早く1970年で、銀座店をオープンしましたが、その後1998年に運営会社がドーナツ事業から撤退することになり、ダンキンドーナツの日本店は米軍基地内の店舗を残し閉店しました。
日本から撤退してしまったダンキンドーナツですが、本家のアメリカでは圧倒的知名度を誇るドーナツチェーン店で全世界に8000店舗を展開する巨大企業です。
おやつやスイーツとしての認識が定着している日本に対してアメリカは朝食にもドーナツを食べます。
よく海外ドラマや洋画で朝食にコーヒーとドーナツを食べるシーンが出てきますが、その需要にこたえるため早朝からの営業に加え、ベーグルやマフィン、サンドイッチといった朝食系のメニューも充実しているようです。
ダンキンドーナツでは日本でもお馴染みのオールドファッションやフレンチクルーラーの他、たっぷりのグレーズドがかかった物やチョコレートがコーティングされたものまで沢山の種類が売られています。
1個ずつの販売ももちろんですが、1ダース(12個入り)で買えるのもなんだかアメリカっぽいですよね。
もちろんフランスのベニエの様にイーストドーナツの中にクリームが入ったドーナツもあり、甘党の方におすすめだそうです。
2006年に日本初出店し、一大ドーナツブームを巻き起こしたのがクリスピー・クリーム・ドーナツです。
それまでの日本にはあまりなかったピンクや黄色のグレーズドやドーナツに加え、顔が書いてあるものもあり、ポップなドーナツが人気となり毎日店の前には長蛇の列ができていました。
ミスタードーナツと比べるとお値段は少し高めの設定でしたが、ふんわり食感と温かいドーナツという新感覚に人気になるのも納得のドーナツでした。
行列に並んでいる間に試食として1つ配ってくれたのも嬉しいサービスでしたね。
クリスピー・クリーム・ドーナツは1937年にアメリカで開業したドーナツとコーヒーの専門店で、現在は31ヵ国1,600店舗、日本では58店舗展開している企業です。
1個200円とミスタードーナツやコンビニで買えるドーナツと比べると少々高い値段設定ではあるものの、毎日粉から作る新鮮な生地はドーナツをふわふわに仕上げ、更に1つ1つ手で書かれるデコレーションはSNSが定着した現在にピッタリです。
クリーム・クリスピー・ドーナツの人気ドーナツといえば「オリジナル・グレーズド」です。
ふわふわの生地は出来立てを食べるのが一番だそうですが、電子レンジで8秒温めると出来立てに近い美味しさを体験できますよ。
そしてなんといっても見た目にもかわいいデコレーションが施された期間限定のドーナツも人気です。
今回はドーナツの種類と歴史についてご紹介しました。
ドーナツは身近な存在ですが、その歴史は意外と古く、なぜ穴が開いているのかなどいまだに解明されていない疑問のたくさんあり、不思議なスイーツですよね。
ドーナツは生地の種類だけでもイーストドーナツ、ケーキドーナツ、フレンチドーナツの大きく3つに分けられており、更に生地の硬さ、形状で細かく分かれています。
世界各地に郷土料理として様々な形のドーナツがあることから人々に愛されている味ということがわかりますね。
皆さんも人気ドーナツからオーソドックスなドーナツまで堪能してみてはいかがでしょうか。
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