一人暮らしに最低限必要な調理器具は?おすすめ調理器具もご紹介

ゆずまま

お店やネットショップには数多くの調理器具が並んでおり、どれを選べば良いのか悩みますよね。特に一人暮らしを始めたばかりの方などは、調理器具を必要最低限にしたいものの何を購入したら良いか混乱する方も多いでしょう。

実は、予めいくつかのポイントを確認すれば、スムーズに調理器具を購入することができます。

この記事では、一人暮らしに最低限必要な調理器具や、おすすめの調理器具を紹介します。

また、調理器具をそろえる前にすべきことや、調理器具の選び方も合わせて解説するので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい。

この記事のポイント
  • 一人暮らしの調理器具をそろえる前に、コンロやキッチンの広さの確認、どのくらい料理をするかなどを考える必要がある
  • 一人暮らしに最低限必要な調理器具を12種類ご紹介
  • 一人暮らしにおすすめの調理器具は極端に安いものを避け、材質や大きさを気にしながら選ぶと◎

一人暮らしの調理器具をそろえる前にするべきこと

黒い5つの調理器具

初めて一人暮らしをする方は、料理経験が少なく凝った料理を作るのが苦手な方が多いですよね。その場合、いきなり調理器具を購入すると失敗に繋がる可能性があります。

以下では、調理器具をそろえる前に確認すべきことを解説するので、ぜひチェックしてみて下さい。

一人暮らしの調理器具をそろえる前にするべきこと
  • コンロがIHかガスか確認する
  • キッチンの広さを確認する
  • どれくらい料理をしそうか考える

コンロがIHかガスか確認する

調理器具をそろえる前に、キッチンのコンロがIHなのかガスなのかを確認しておきましょう。

キッチンの熱源によって対応できない鍋やフライパンがあるので、予め確認することで失敗を防ぐことができます。

熱源がIHの場合、「IH対応」と表記された鍋やフライパンを使用しましょう。

ちなみに、IH対応と非対応の材質は以下の通りです。

IH対応 IH非対応
  • 鉄製
  • ステンレス製
  • ホーロー製
  • アルミ製
  • 銅製
  • 耐熱ガラス製
  • 土鍋

一方で熱源がガスの場合は、IH対応のものを含むほとんどの鍋やフライパンが使用できます。

ただし、IH対応の調理器具をガスコンロで使用した場合、熱が伝わりにくかったり劣化を早めるなどのデメリットがあります。

そのため、買いそろえる調理器具は、熱源に合ったものを選ぶのがおすすめです。

キッチンの広さを確認する

一人暮らし用の自宅キッチンは、極端に狭いものが多い傾向があります。

狭いキッチンに大きすぎる調理器具は、取り回しや収納に困り後悔のもとです。

そのため、キッチンの広さや収納量に合った調理器具を選ぶと良いでしょう。

例えば、鍋やフライパン、ボウルなどは重ねて収納できるもの、フライ返しやおたまなどは、吊るして収納するために取手に穴が空いているものなどがおすすめです。

キッチンの広さや使い勝手、収納量次第で、そろえるべき調理器具が変わってきます。買いそろえる前に、キッチン広さなどをしっかり確認しておきましょう。

どれくらい料理をしそうか考える

料理の頻度や何を作りたいかでも、そろえたい調理器具が変わってきます。

例えば、毎日自炊をする方であれば、鍋やフライパン、ボウルなど同じ調理器具が複数あっても問題ありません。

特に汁物を作る場合、鍋は最低2つあっても良いでしょう。

逆に、料理の頻度が少ない方や凝った料理を作らない方は、必要最低限の調理器具だけで事足ります。

自分がどれくらい料理をするのか、何を作りたいのかを予めイメージして、調理器具をそろえていきましょう。

一人暮らしに最低限必要な調理器具12種類

壁に並んだ調理器具

一人暮らしに最低限必要な調理器具には、どのようなものがあるのでしょうか。

フライパンや包丁などは何となく必要に感じる方が多いでしょうが、他にもそろえると便利なアイテムが沢山あります。

以下では、一人暮らしに最低限必要な調理器具を12種類を紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい。

一人暮らしに最低限必要な調理器具12種類
  • フライパン
  • 包丁
  • まな板
  • おたま
  • フライ返し
  • 菜箸
  • ザル
  • ボウル
  • ピーラー
  • 計量カップ
  • キッチンバサミ

フライパン

フライパンは使用頻度が高く、最低1つは持っておくと便利です。

中でも、直径20センチ前後の深めタイプがあると良いでしょう。

炒め物や焼き物、煮物などの幅広い調理に使用可能で、深めタイプは鍋代わりにもなります。レトルトご飯やカレーなどを温めたり、自炊をほとんどしない方にもおすすめです。

汁物の調理や、野菜や麺を茹でるなどの場合は、鍋があると便利です。

特に一人暮らしの場合は、お味噌汁が2回分作れる直径16センチほどの深型鍋がおすすめです。

また、ケトル代わりに湯沸かしとしても機能するので、白湯やゆで卵などを作る際も重宝します。

包丁

具材を切るのに欠かせない包丁は、肉・魚・野菜がマルチに切れる「三徳包丁」が1本あれば十分です。

刃渡りは15〜18センチくらいが扱いやすく、価格が切れ味に直結するので5千円前後のものを選びましょう。

まな板

包丁を使う場合、まな板は欠かせません。

特に、一人暮らしであれば安価なプラスチック製のまな板がおすすめです。

プラスチックは水捌けがよくすぐ乾き、殺菌が溜まりにくいなどの特徴があり、衛生的な状態を長く維持できます。

おたま

汁物をすくう際おたまは必須アイテムなので、1本は常備しておきましょう。

また、金属製は鍋やフライパンを傷つける可能性があるため、シリコンやナイロン樹脂製のおたまがおすすめです。

フライ返し

持っておくと便利なのがフライ返しです。

ホットケーキや目玉焼き、お好み焼きなどをひっくり返す際に重宝します。

簡易的な炒めヘラとしても代用可能で、1本持っておくと役立ちます。

菜箸

菜箸は、炒める・揚げる・煮るなどの様々な工程や、盛り付け、火の通りの確認にも使用可能な万能アイテムです。

食事用の箸を使うと先端がすぐ劣化するので、きちんと菜箸を用意しておきましょう。

特に、軽くて滑りにくい竹製の菜箸がおすすめです。

ザル

ザルは、野菜を洗う・茹でた麺の湯切りをするなどの工程で必要なアイテムです。

サイズ違いで複数あれば便利ですが、スペースが限られていたりほぼ自炊をしない方などは1つあれば十分です。

ボウル

切った野菜を一時置きしたり、様々な食材をあえる際などにボウルは便利なアイテムです。

ザル同様、サイズ違いがあれば便利ですが、最低1つあれば十分です。ザルと重ねられるよう大きさを合わせたり、ザルとセットになっているものを購入するのがおすすめです。

ピーラー

ピーラーは、野菜の皮を剥く、食材を薄く切る際に重宝します。

一人暮らしにおすすめのカレーやシチューを作る際は、調理の時短に繋がり非常に便利です。

包丁で代用も可能ですが、あるのとないのとでは雲泥の差なので、1つ持っておくと良いでしょう。

計量カップ

料理経験があまりない方は、調味料の量を正確に計れる計量カップは常備しておきたいアイテムです。

目分量で美味しく仕上がれば良いですが、料理に慣れていない方は大抵失敗することが多いです。

そのため、慣れるまでは軽量カップで味付けするのが安心です。

キッチンバサミ

キッチンバサミは、袋の開封や食材のカット、食卓での食材の切り分けなどに使われます。

包丁とまな板を使わずに済むので、洗い物が減って時短にもなります。

使用頻度は少ないですが、1つあると便利なアイテムです。

一人暮らしにおすすめの調理器具はどうやって選ぶ?

包丁×3

数ある調理器具の中から、自分に合った調理器具を一体どのように見つければ良いのでしょうか。

調理器具を選ぶ際はいくつかの基準があるので、それに沿って選ぶと失敗が少ないです。

以下では、一人暮らしにおすすめの調理器具の選び方を解説するので、ぜひチェックしてみて下さい。

一人暮らしにおすすめの調理器具
  • 極端に安いものは避ける
  • 材質で選ぶ
  • 大きさで選ぶ

極端に安いものは避ける

調理器具の値段は、100均などで買える安価なものから高価なものまで様々です。

あまり使わないからと安価なものでそろえると、劣化が早かったり使いにくいなどのデメリットがあります。

使いづらい調理器具は料理への意欲を低下させ、せっかく購入した調理器具を使わなくなることにも繋がります。

そのため、極端に安価な調理器具は避けるのが無難です。

逆に高価な調理器具は、一人暮らしを始めたばかりの段階ではおすすめしません。

ある程度料理に慣れてきたら、自分のこだわりの調理器具をそろえてみましょう。

材質で選ぶ

調理器具には様々な材質が使われており、それぞれ特徴が異なります。

例えば、鉄製は熱を通しやすく耐久性があり低価格ですが、お手入れを怠るとすぐにサビるなどの特徴があります。

逆にステンレスは、サビに強く焦げ付きにくいですが、油のりが悪いことや重さがあることがデメリットです。

また、おたまやヘラなどに使われるシリコンは、耐熱性が高く鍋やフライパンを傷つけにくい一方で、色移りがしやすく汚れが取れにくいデメリットがあります。

そのため、自分が重視するポイントを整理して材質で選ぶのがおすすめです。

大きさで選ぶ

調理器具には、様々なサイズや容量のものがあります。

キッチンの大きさや収納量に合わない調理器具は、使い勝手が悪く収納場所を無駄に取ってしまい後悔に繋がります。

そのため、キッチンの大きさに合った調理器具を選びましょう。

また、1食ごとに料理をする場合や、1度に多めに調理して作り置きする場合でも、選ぶべき調理器具が変わってきます。

食ごとに料理する場合は、コンパクトな鍋やフライパンを選び、作り置きが多い場合は大きな鍋やフライパンをそろえましょう。

一人暮らしにおすすめの調理器具3選!

包丁とまな板

ここまで、一人暮らしに最低限必要な調理器具や調理器具の選び方などを解説しました。

それでは、一人暮らしにおすすめの調理器具は、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

以下でいくつか紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい。

ニトリ 軽量着脱セット(TORERU2)

ニトリ 軽量着脱セット(TORERU2)

IH・ガス兼用の鍋・フライパンセットです。

一人暮らしにちょうど良い、サイズ違いのフライパン2つと深型鍋1つの展開で、それぞれ蓋も付いています。

取っ手の取り外しができることで、重ねてコンパクトに収納したり、洗浄の際も便利です。

商品名 ニトリ 軽量着脱セット(TORERU2)
セット内容(各1点)
  • 20cmガラスふた
  • 20cm鍋
  • 20cmフライパン
  • 26cmガラスふた
  • 26cmフライパン
  • 20cm一時保存用ふた
  • 専用着脱ハンドル
材質 鍋・フライパン
・表面加工:ふっ素樹脂塗膜加工
・材料の種類 本体:アルミニウム合金 はり底:ステンレス鋼
カラー シルバー
保証年数 1年
価格 5,990円(税込)
公式サイト ニトリ 軽量着脱セット(TORERU2)

貝印 関孫六 わたかけ 三徳包丁

貝印 関孫六 わたかけ 三徳包丁

スタンダードなサイズで使いやすい三徳包丁です。

世界的に有名な「貝印」が大衆向けに開発した商品で、初めて包丁を買う方にもおすすめです。

高品質な日本製の包丁を低価格で探している方にはぴったりです。

商品名 貝印 関孫六 わたかけ 三徳包丁
サイズ 約293×48×17mm
重量 約105g
材質 ステンレス
生産国 日本
価格 2,750円(税込)
公式サイト 貝印 関孫六 わたかけ 三徳包丁

ダイソー 水切りできるまな板

ダイソー 水切りできるまな板

ダイソーの人気商品で、手頃なまな板を探している方におすすめです。

軽くてコンパクトなので、収納場所を選ばず使い勝手も良好です。

下部には水切り用の穴が空いており、簡単に水切りもできます。

凝った料理をしない方、使う食材の種類が少ない方などには十分でしょう。

商品名 水切りできるまな板
サイズ 縦299mm×横200mm×厚さ2.6mm
材質 本体:ポリプロピレン
すべり止め部分:EVA樹脂
カラー 白・黒
生産国 中国
価格 110円(税込)
公式サイト ダイソー 水切りできるまな板

一人暮らしに最低限必要な調理器具|まとめ

この記事のポイント
  • 一人暮らしの調理器具をそろえる前に、コンロやキッチンの広さの確認、どのくらい料理をするかなどを考える必要がある
  • 一人暮らしに最低限必要な調理器具を12種類ご紹介
  • 一人暮らしにおすすめの調理器具は極端に安いものを避け、材質や大きさを気にしながら選ぶと◎

一人暮らしに最低限必要な調理器具や、おすすめの調理器具を解説しました。

調理器具をそろえる際は、まず自宅の熱源やキッチンの大きさなどを確認し、自分の料理の頻度やどのような料理を作りたいかなどを事前に整理しておきましょう。

それに合わせて、必要最低限の調理器具を購入するのがポイントです。

また、様々な金額や材質の調理器具があるので、自分に合ったちょうど良いものを選びましょう。金額に関しては使いやすさを重視して、安すぎないものを選ぶと失敗を防げます。

一人暮らしや料理経験がない方は、上記のポイントをチェックして後悔のないように調理器具を選びましょう!

執筆者
ゆずまま
ゆずまま
ゆずまま
主婦

1歳の女の子を育てる主婦です。人間の生活基盤となる衣食住に関しての情報収集や発信を得意としています。
また、家族が健康で元気に過ごせる食事作りを心がけ、料理のノウハウや食の知識を日々深めています。

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