イチゴを美味しく冷凍するには?正しい保存法やアレンジレシピもご紹介!

gaya

イチゴは誕生日ケーキなどお祝い事のタイミングでも見られる人気のフルーツです。

一方でイチゴは痛みやすい果物でもあり、買い過ぎたり熟したタイミングを見過ごして腐らせてしまうこともも多いのではないでしょうか。

イチゴを美味しく長持ちさせたいのであれば、適切に冷凍保存するのがおすすめです。

そこで今回はイチゴを冷凍する際の正しい方法やアレンジレシピなどを詳しくご紹介します。

この記事のポイント
  • イチゴの長期保存なら冷凍がおすすめ
  • 冷凍すればイチゴの栄養も失われにくい
  • 最長で1ヶ月の保存ができる
  • 冷凍する際は砂糖をまぶすとダメージが少ない
  • イチゴの鮮度や甘さは見た目で簡単に分かる
  • アレンジして食べるのもおすすめ

イチゴの長期保存なら冷凍がおすすめ!メリットは?

凍ったイチゴの山

痛みやすいイチゴを長期保存するのであれば、冷凍して保存するのがおすすめです。

冷凍保存には様々なメリットがあることをご存知でしょうか?

保存期間を伸ばすことができる

イチゴは冷凍することによって、美味しさをキープできる期間を大きく伸ばすことができます。

イチゴの保存期間を比較

  • 常温:1~2日程度
  • 冷蔵:1週間程度
  • 冷凍:1ヶ月程度

痛みやすいイチゴの常温保存は絶対NGで、低温の環境でないとすぐに雑菌が繁殖してしまいます。

一方で冷凍すれば最長で1ヶ月ほど日持ちさせることが可能で、冷蔵とは比べ物にならないレベルで美味しさを長持ちさせられるのです。

量や消費の多さで冷蔵と冷凍を使い分けてみてはいかがでしょうか。

イチゴの栄養をロスせずに済む

イチゴは水分の多い果物であり、常温や冷蔵ではどんどん乾燥が進んでしまいます。

イチゴの水分にはイチゴの栄養が含まれており、冷凍保存であれば栄養素の減少を抑えることが可能です。

イチゴには美肌効果のあるビタミンCや貧血に効果のある葉酸、目の健康を保つアントシアンなど様々な成分が含まれています。

果物の美味しさを堪能しながら健康にもなれるのが冷凍保存のメリットです。

加工しやすくなる

冷凍したイチゴを解凍すると、生のイチゴとは違った柔らかい食感を楽しむことができます。

これは解凍時に細胞の組織が崩れた影響によるもので、中の水分が簡単に出てきやすくなっているためです。

イチゴの食感が変わったことによって、スイーツやジャムに使う際の調理工程を短縮することができます。

半解凍の状態でそのままミキサーにかけても美味しく食べられるため、様々な食べ方が楽しめるのも魅力です。

イチゴを正しく冷凍保存・解凍するには?

パックに入ったイチゴ

様々なメリットがあるイチゴの冷凍保存ですが、実際はどのような手順で行うのが適しているのでしょうか。

冷凍の際に注意するポイントや正しい解凍方法などもまとめてご紹介します。

イチゴの冷凍保存方法

イチゴを冷凍保存する方法は非常に簡単で、簡単な3つのステップで美味しさを長持ちさせることができます。

イチゴの冷蔵保存方法

  1. イチゴを洗って水気を拭き取る
  2. ヘタを切ってからフリーザーバッグに入れる
  3. 空気を抜いて密閉し、冷凍庫に入れる

水分をしっかりと拭き取るのはもちろんですが、冷凍する前に傷んでいる部分を取り除くのも重要です。

また冷凍する際は冷凍庫の急速冷凍機能を使うのがおすすめで、イチゴにダメージを与えづらくすることができます。

金属トレーに乗せても冷凍時間を短縮できるため、お持ちの方はぜひお試しください。

冷凍時に砂糖をまぶすと◎

よりイチゴにダメージを与えず冷凍したいのであれば、表面に砂糖をまぶすのがおすすめです。

その最大のメリットは、冷凍することによって低下する甘みをカバーできる点にあります。

他にもイチゴ同士がくっついてしまうのを防げたり、冷凍庫の臭い移りから守ることが可能です。

目安としてはイチゴ1パックにつき大さじ2杯が目安となっています。

イチゴの解凍方法

冷凍したイチゴは完全に解凍しきってしまうと、水分が出てきてしまい食感が変わってしまうためおすすめできません。

基本的には半解凍の状態で食べるのがおすすめで、シャーベットのような食感を気軽に楽しむことができます。

加工して使う場合は完全に解凍しても問題ありませんが、出てきた水分は絶対に捨てないようにしましょう。

その水分にはイチゴの栄養素が豊富に含まれているため、調理に一緒に使うのがおすすめです。

冷凍に適したイチゴの選び方は?

山盛りのイチゴ

冷凍に適した健康なイチゴを選ぶためには、どのような基準で見分けるのが正しいのでしょうか。

美味しいイチゴを見分けるためのポイントをご紹介します。

ヘタで鮮度を見分ける

新鮮なイチゴを見分けるためには、ヘタを見分けるのが重要です。

ヘタが大きく反り返っているイチゴは収穫してから日が浅い、新鮮なイチゴになっています。

逆にヘタが下を向いていると鮮度を失ってしまっている証拠のため、買うのは避けた方が良さそうです。

ヘタの緑色が濃ければ濃いほど栄養満点のイチゴですので、買う際にぜひ注目してみてください。

赤さで熟しているかをチェック

イチゴ本体が赤いのはもちろん、ヘタまで赤くなっていると完熟している証拠です。

赤色が濃ければ濃いほど美味しくなっており、完熟に近いとつぶつぶの部分まで赤く染まります。

イチゴの甘味と赤さは比例しているといっても過言ではなく、深い赤みのイチゴはかなりの美味しさです。

逆に白いイチゴは未熟なもので、食べても甘みがそこまで強くありません。

形で糖分の量が分かる

イチゴは基本的に、大きい方が甘みが強くなっています。

また大きいだけではなく形も重要で、先端が平らになっていると甘みが強いようです。

イチゴは下向きに糖分が貯まるため、下向きの台形のような形の方がより甘みを感じることができます。

お買い求めの際は色だけではなく、イチゴの形にも注目して選んでみてください。

【4選】冷凍イチゴを使ったアレンジレシピ

イチゴとブルーベリーが盛られたヨーグルトグラノーラ

冷凍したイチゴにはそのままシャーベットのように食べる以外にも、簡単な調理でさらに美味しくすることができます。

イチゴ好きな方にとっては目が離せない内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

冷凍イチゴのジャム

冷凍イチゴを使うと簡単にジャムを作ることができます。

パンやヨーグルトに乗せて、日々の食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。

冷凍イチゴのジャム
【材料】(2~3人前)
冷凍イチゴ:250g
砂糖:130g
レモン果汁:大さじ1

手順①イチゴの下処理
煮る際にイチゴの粒をお好みの大きさに潰す
手順②材料をまとめて煮る
冷凍イチゴ、砂糖、レモン果汁を小鍋に入れ弱火で15分~20分ほど煮る
手順③容器に入れて完成
粗熱が取れるのを待って保存容器に移せば完成

また牛乳と混ぜてイチゴミルク風味にするのもおすすめで、より甘さを際立たせた味わいにすることができます。

イチゴを潰さずに保存すればコンポートのようにもできるため、ぜひこちらもお試しください。

冷凍イチゴのレアチーズゼリー

冷凍したイチゴを使った簡単なスイーツレシピがレアチーズゼリーです。

イチゴの甘さとチーズの濃厚な味わいのコラボをぜひお楽しみください。

冷凍イチゴのレアチーズゼリー
【材料】(2人前)
冷凍イチゴ:250g
クリームチーズ:100g
牛乳:50g
ハチミツ:50g
粉ゼラチン:6g

手順①イチゴの下処理
イチゴを解凍してペースト状にする
手順②粉ゼラチンの下処理
粉ゼラチンを水(大さじ2)でふやかし、レンジで溶かしておく
手順③材料を混ぜる
ボウルにクリームチーズ、牛乳、ハチミツを入れ、混ざったらゼラチンを加える
手順④イチゴを加えて冷やせば完成
そこにイチゴも加え、器で固めたら完成

生クリームを使っておらずイチゴの甘さを最大限活かしているため、ダイエット中にも食べられるスイーツとなっています。

牛乳は豆乳などに置き換えることができ、さらにヘルシーな仕上がりにすることも可能です。

冷凍イチゴのスムージー

夏にピッタリな冷凍イチゴのアレンジレシピが、スムージーです。

冷凍イチゴをたっぷり入れると贅沢な仕上がりになるためぜひお試しください。

冷凍イチゴのスムージー
【材料】(2人前)
冷凍イチゴ:100g
牛乳:150ml
砂糖:小さじ1
レモン汁:適量

手順①材料の下準備
冷凍イチゴと牛乳、砂糖とレモン汁をミキサーに入れ撹拌する
手順②器に持って完成
材料が目立たないほど混ざったら器に移して完成

レモン汁を増やすと、甘いだけではなくより爽やかな味わいになります。

また高級感を出すアレンジとして、仕上げに細かく切ったイチゴを乗せるのもおすすめです。

冷凍イチゴのフルーツ酢

フルーツ酢は生活習慣病予防で注目されており、血圧の低下や血糖値の上昇を抑えるといった効果で知られています。

冷凍イチゴを加えることで爽やかな味わいになっているため、フルーツ酢が苦手な方でも飲みやすくなっています。

冷凍イチゴのフルーツ酢
【材料】(2人前)
冷凍イチゴ:100g
砂糖:100g
リンゴ酢:100ml

手順①材料を混ぜる
密封できる瓶にリンゴ酢と砂糖を入れ、よく混ぜる
手順②イチゴを混ぜて漬ける
そこへ冷凍イチゴを入れ、密閉して漬ける
手順③1週間漬ければ完成
1週間漬けてイチゴを取り除けば完成

取り除いたイチゴはヨーグルトなどに乗せても美味しいです。

またこちらは水や炭酸水、牛乳と1:4で割って飲むと美味しく飲むことができます。

まとめ|イチゴを美味しく冷凍する方法

この記事のポイント
  • イチゴの長期保存なら冷凍がおすすめ
  • 冷凍すればイチゴの栄養も失われにくい
  • 最長で1ヶ月の保存ができる
  • 冷凍する際は砂糖をまぶすとダメージが少ない
  • イチゴの鮮度や甘さは見た目で簡単に分かる
  • アレンジして食べるのもおすすめ

人気の果物であるイチゴは、簡単な手順で冷凍するだけで1ヶ月も保存することができます。

日持ちするようになる以外にも様々なメリットがあり、特にジャムなどに加工しやすくなるのは魅力です。

また冷凍に適した美味しいイチゴは見た目で簡単に見分けることができます。

甘さがたっぷりなイチゴを正しく保存して、ぜひ様々な食べ方をお試しください。

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