お餅の焼き方を調理器具別で解説!冷凍保存の方法やアレンジレシピもご紹介
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スーパー等で1年中手軽に購入でき、種もなく皮を剥くだけで食べられるオレンジは子どもだけではなく様々な年代の方に親しまれている果物です。
皮を剥いた時の爽やかな香りが印象的なオレンジはそのまま食べるだけではなく、ジュースやゼリーに加工したり、皮もオレンジピールとしてスイーツや漢方に重宝されていますが、実はとても簡単に冷凍できる事をご存じでしょうか。
今回はオレンジの冷凍方法と解凍の仕方、レシピをご紹介します。
もくじ
スーパーの冷凍品コーナーへ行くとイチゴやブルーベリー等の冷凍フルーツが並んでいますが、オレンジの冷凍は中々見かけることはありませんよね。
最近はSNSを中心に、フルーツを冷凍しアイスの代わりに食べると糖質が抑えられ、ダイエットや子供の食育に良いと話題になっています。
オレンジはそのままでも食べやすいフルーツの1つですが冷凍することで更に食べ方のバリエーションが増えますよ。
現在売られているオレンジはほとんどがオーストラリアとアメリカからの輸入品です。
輸入品のオレンジには多くの場合、防腐を目的として防カビ剤がかけられている為日持ちが良く、丸ごとの場合だと常温保存でも1~2週間程度保存が可能です。
オレンジの保存の最大の敵は乾燥なので、乾燥を防ぐ為に新聞紙等に包んで風通しの良い冷暗所に置くといいでしょう。
また、常温ではなく冷蔵庫で保存すると更に日持ちがUPします。
冷蔵保存の場合はオレンジをビニール袋などに入れ冷蔵庫の風から守ってあげましょう。
オレンジが大量に手に入った時など、一度に消費しきれない場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存だと1か月程度は保存が可能です。
ただしオレンジを1つ丸ごと冷凍してしまうと皮が剥きづらくなってしまいます。
オレンジを冷凍する場合は薄皮を剥いて1房ごとバラバラにしたり、果汁を絞ってジュースの状態で冷凍したりとひと手間加えると良いでしょう。
そうすることでいつでもフレッシュな状態の美味しいオレンジを味わうことができますよ。
オレンジを冷凍する場合には、面倒でも薄皮も取り1房ごとに切り離した状態で冷凍するのがおすすめです。
更に凍結までの時間を短縮する為に、金属製のバットに並べ凍らせたものをジッパー付の袋に入れ保存するのがいいでしょう。
1房ごとにバラバラにするのが面倒な方は果汁を絞って冷凍するのもおすすめです。
いつでも好きな時に冷たい果汁100%のオレンジジュースを楽しむことができますよ。
中々スーパー等では見かけることはありませんが、もし国産の無農薬オレンジが手に入った場合は皮が付いたまま薄く輪切りにして冷凍することもできます。
今回は1房ごとに切り分ける簡単な方法をご紹介します。
まずはオレンジのヘタとその反対側の部分を切り落とします。
調理業界ではよくこのヘタの部分を「頭」、ヘタの反対部分を「おしり」と呼びます。
ポイントは両方ともオレンジの果肉が見えるところまでしっかりと切り落とすことです。
オレンジのヘタの部分は白いふわふわした中果皮が多く、少し切り落としただけでは果肉部分まで見えません。
1房ごとに切り分けるときに邪魔になってしまいますので、ここで気前よく切り落としてしまいましょう。
頭とお尻を切り落としたら、切り落とした面が上になるようにまな板に置きます。
包丁の切っ先を使いオレンジの皮を削ぐように切り離します。
オレンジをぐるりと回しながら一周させ皮を取り除きます。
ここでのポイントはオレンジのカーブに沿って包丁を前後に小刻みに動かしながら皮を切り離して行くことです。
皮の部分に少し実がついてしまっても気にせずしっかりと薄皮まで取ってしまいましょう。
オレンジの皮が剥けたら今度は手でボールを握るようにオレンジを持ち、細い白い線の様に見えている薄皮の横に包丁を入れ、果肉に沿ってV字に切り込みを入れて行きます。
あまり強く握ると果汁が出てきますので優しく持つようにしましょう。
1房ごとに切り離せたらいよいよ冷凍です。
そのまま密閉できるジッパー付の袋にいれて冷凍してもいいですが、オレンジの果肉も果汁も全部一緒に袋に入れてしまい1つの塊のような状態になってはせっかくきれいに切り離した手間が台無しです。
そこで金属製のバットなどに並べ、凍った後に袋に入れたり、オレンジを重ならないようにラップに並べ、ラップごと袋に入れ冷凍すると良いでしょう。
この方法で冷凍すると1つ1つがバラバラになり必要分だけ取り出すことができますよ。
ラップで包んだ場合にも金属製のバットの上に置いて冷凍すれば急速冷凍にもなりおすすめです。
フルーツは冷凍すると酸味や甘みを感じられなくなったり解凍の過程で水分が抜けてしまい食感が悪くなる為、水分が多いフルーツや味が薄いフルーツは冷凍するには不向きと言われています。
オレンジは果汁がたっぷりで水分含有量も多いですが、味が濃厚な為冷凍保存に向いています。
ここではオレンジを冷凍する際の注意点を説明します。
まずは新鮮なオレンジを使用することです。
長期間置かれていたオレンジは水分が抜けパサパサになってしまいます。
一度水分が抜けてしまったパサパサのオレンジは復活することはできません。
そこで冷凍保存するオレンジも新鮮でみずみずしい物を選びましょう。
そしてオレンジにも他のフルーツ同様旬があります。
旬の時の方が美味しく栄養価も高いのでできるだけ旬の物を使うといいでしょう。
バレンシアオレンジとネーブルの旬は以下のとおりです。
世界中から輸入しているので年中旬のオレンジが楽しめますね。
バレンシアオレンジの産地 | 旬の時期 | ネーブルの産地 | 旬の時期 |
---|---|---|---|
カルフォルニア産 | 4~8月 | カルフォルニア産 | 2~7月 |
南アフリカ産 | 9~10月 | オーストラリア産 | 8~12月 |
オーストラリア産 | 11~2月 | 日本産 | 12~3月 |
参考:果物情報サイト果物ナビ
オレンジを冷凍する際は皮を剥いてからの方が良いでしょう。
子供のころ給食などで冷凍みかんを食べたことがある方は多いかもしれません。
冷凍みかんは皮のままでも冷凍可能なのに、なぜオレンジは皮を剥くのと不思議に思うかもしれませんが、みかんサイズでも冷凍したものの皮を剥こうとすると解凍に30~40分程かかります。
オレンジはみかんよりも大きい為、皮が剥けるようになるには更に時間がかかります。
皮を剥いて冷凍すると食べたい時、使用したい時、冷凍庫から出してすぐに使えるので便利です。
さて、ここまではオレンジの冷凍方法についてご説明しましたが、オレンジを解凍するときのポイントはあるのでしょうか。
オレンジの解凍方法をご説明します。
オレンジは他の冷凍フルーツ同様、冷凍状態でもそのまま食べることが可能です。
暑い夏などに冷凍庫から1つ取り出してポンと口に入れるだけでひんやり涼を感じることができます。
アイス感覚で食べられますが、アイスよりも低糖質の為、糖質が気になる方やお子様にもばっちりですね。
更に、半解凍にしてヨーグルトの上に乗せたら冷凍オレンジのシャリシャリ感とフレッシュな爽やさが口いっぱいに広がり、朝食やおやつにピッタリです。
また、冷凍や半解凍の状態で牛乳や豆乳と一緒にミキサーにかけるとあっという間に簡単スムージーになりますし、炭酸飲料や紅茶に入れるだけでフレーバーソーダやフレーバーティー、サングリア等のおしゃれドリンクが簡単にできます。
冷凍したフルーツを完全に解凍してしまうととぶよぶよとして食感が悪くなってしまいますが、加熱する料理には向いています。
冷凍したオレンジに砂糖をまぶしてさっと煮詰めると簡単にオレンジソースの出来上がりです。
クレープやパンケーキにかけるだけでおしゃれ度急上昇、自宅で簡単にカフェ風スイーツが作れちゃいます。
更にフランスには「鴨のオレンジソース」という伝統的な料理があるくらいオレンジとお肉の相性はばっちりで、鶏肉や豚肉と一緒に煮込めばオレンジソースとしておしゃれな料理にも使えます。
冷凍したオレンジを解凍する際は、冷蔵庫での解凍か冷凍のまま使用することをおすすめします。
室温での常温解凍はフルーツの劣化を招くほか食中毒菌が増殖する可能性がありますので、冷蔵庫での解凍もしくは冷凍のまま喫食、調理するようにしましょう。
冷凍したオレンジを使ったおすすめレシピをご紹介します。
そのまま食べても美味しい冷凍オレンジは実は意外とお菓子作りや料理にも使えて便利なんですよ。
冷凍のオレンジと解凍した際に出た果汁をドレッシングに使ったサラダです。
必要なもの(2人分)
にんじん:1本
オレンジスライス:1枚
■ドレッシング
オレンジの絞り汁:スライス2枚分
オリーブオイル:大さじ1
酢:大さじ1
塩:小さじ1/4
あらびき黒こしょう
パセリみじん切り
オレンジとの相性ばっちりの鶏肉を使った洋風の煮込み料理です。
必要なもの(2人分)
鶏もも肉:1枚
玉ねぎ:1/2個
しめじ:1/2パック
オレンジ:1個
☆オレンジジュース:200cc
☆コンソメ:大さじ1
☆塩:小さじ1/2
☆こしょう:少々
塩こしょう:適量
オリーブオイル:大さじ2
パセリ:お好みで
パンケーキ・クラッカーやチーズ・お菓子にピッタリです。
必要なもの(10cmココット1つ分)
オレンジ:2個(100g)
A:有塩バター:25g
A:ラカントまたはお好みの砂糖:50g
卵(M):2個
今回はオレンジの冷凍方法と解凍方法についてご紹介しました。
オレンジは年中手に入る身近なフルーツであり、日持ちもしますが、大量に手に入った場合は美味しく食べる為にも、冷凍保存がおすすめです。
冷凍する際にはひと手間必要ですが、このひと手間を加えることでいつでも必要な分だけ使うことができ便利です。
オレンジは冷凍のままでも食べられスムージーやヨーグルトの相性抜群ですが、完全に解凍してしまうと食感が損なわれてしまう為、料理やスイーツ作りに使うといいでしょう。
オレンジの冷凍保存方法のポイントを抑えて美味しいオレンジを堪能しましょう。
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